シリーズ「60ハウスvs小さいおうち(タイニーハウス)」(その31) 湯山重行さんの「60歳で家を建てる」の後半になります 第6章「実際に建てるには」です
わたしたちは東北のとある街の小さな土地に 小さなおうち(タイニーハウス)を建てました 2022年も8月に入りました 今月はいよいよ引っ越しです ただ今絶賛準備中!です
そして今回は 計画から建つまでの流れ《建築家に依頼する場合》(続き) です
前回は 流れの一番はじめ 1 お見合い とゆーことで 施主と建築家が初めて出会うところのお話でした
2 設計委託契約
何度か面談を繰り返して 相談者(施主)はこの建築士に依頼をすると決まったら 委託契約を結びます
この契約書には 建築家が行う仕事の内容 設計期間や実施期間 業務の報酬 報酬の支払い方法などが示されて 相談者はこの日から建築家のクライアントの立場になります
⇦ わたしたちの場合 東京−東北とゆー遠距離とゆーこともあり 湯山氏の例の通りの順番と違い 便宜上前後したり 同時にまとめておこなったりしました
3 調査
建築士が設計をスタートさせるに至って まずおこなうのが土地の調査とゆーことです
現地に行って 街並みや周りの建物 敷地と道路の隣接状況や隣地との高低差 地盤 風向き 日当たり 電柱の位置 ガス 水道メーター 排水の位置などを調査します
法令上の諸条件の調査は 住宅が建てられる区域かどうか 敷地に対してどのくらいの規模の建築が可能か 道路からの高さの規定 敷地の北側に対する規制はどうか 防火地域かなどを抜かりなく調査するそーです
⇦ わたしたちの小さいおうち(タイニーハウス)を建ててくれたY Tさんは 現地に赴くにあたって こ東北の小さな土地を売ってくれた 大手住専メーカーの不動産部門のB氏とアポイントメントをとって 実際に会って土地のことを聞いてくださったそーです
そのあと 建築確認申請(項目6でお話しします)に必要な確認事項を 市庁舎等に出向きされたとのことです 細かい内容は知りませんが 不動産屋さんが提供した土地の重要事項説明書も手元に 種々参考にされたようでした
4 基本設計
基本設計とは間取りと外観のプロポーションを決めるまでのステップのことだそーです
クライアントの住まいに対する考え方や要望を聞いたうえで住まい方に考えを巡らせます
外構も含め 敷地にどー配置するか 近隣との関わり方 家事動線 風の流れ 日差しの入り方 平面計画 空間構成 規模 構造 コスト 建築材料の耐久性や質感 設備計画 その他 総合的に検討を繰り返し予算とのバランスを考えて内外のデザインを立案します
なかなか図面だけでは伝わらないことも多々あるので 週1〜2回の打ち合わせの最中にも手描きのスケッチを多用するとのことです
5 実施設計
基本設計のあとデザインと技術の両面で細部の検討をし 実施設計にまとめるそーです
カーテンや照明器具 外構など 工事に含まれる項目や工事の範囲等も明記し詳細図を作成し 業務において時間がかかるハードな作業だと湯山氏は述べます
⇦ 上記4と5の項目は わたしたちが小さいおうち(タイニーハウス)を建てる時の最初のY Tさんとの打ち合わせ(2021年9月)で4〜5時間ほどかけ 1回で済ませました あとは 翌年1月の地鎮祭までラインや郵送でのやりとりでした
6 建築確認申請
家を建てる際には建築確認申請を提出し 建築主事や民間確認機関から確認済証の交付を受けなければいけません
クライアントから委任された建築家が代理人となり 必要な書類と図面を揃えて件の機関に提出して確認済証を受ける とゆーことです
⇦ YTさんとの最初の打ち合わせを済ましたあと 確認済証が発行されるまで1〜2ヶ月ほどかかりました 土地の決済はその後におこなうことになっていました 万が一のことを考慮して 不動産業者とYTさん わたしの三者で合意の上のことでした
今回は以上です
ノボルでした
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