ノボルの視点 小さいおうち(タイニーハウス)で暮らす(第182回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

シリーズ「60ハウスvs小さいおうち(タイニーハウス)」(その32) 湯山重行さんの「60歳で家を建てる」の後半になります 第6章「実際に建てるには」です

わたしたちは東北のとある街の小さな土地に 小さなおうち(タイニーハウス)を建てました 2022年も8月に入りました 今月はいよいよ引っ越しです ただ今絶賛準備中!です

そして今回は 計画から建つまでの流れ《建築家に依頼する場合》 項目7 「工事見積もり依頼」からです

7 工事見積もり依頼

施工者を選定します 

設計図書 見積要項書 現場説明書などを示して見積もりを取ります

候補となる施工者は建築家とクライアントが話し合い決めるが 建築家がリードし選定し クライアントが承認する場合が多いとのことです

8 見積書のチェック

施工者による見積もり内訳明細書が 当方の条件どおりか 工事費見積もりの仕様や数量 単価をチェックします

建築は工業生産品ではなく 多くの職人の手で作り上げるもの 必ずしも金額が一番安いことが絶対条件ではありません

設計の意図を理解し 情熱を持って なおかつ適切な金額で施工する業者を選ぶことが大切です と湯山氏は述べています

9 工事請負契約

施工者が決まると 相互の権利と義務を明確にするために 着工前に工事請負契約を結びます 

契約に先立って 相手を十分知ること 工期の確認 支払い条件の確認 火災保険の確認などがポイントだそーです

発注者(クライアント)と受注者(施工者)の契約の調印には 建築家も立ち会いアドバイスをおこなうといいます

⇦ 以上項目7〜9までは 東北に小さいおうち(タイニーハウス)を東北在住のYTさん事務所に依頼したわたしたちの場合 全てYTさんのところで手続き 手配を行なっていたようです 

どの部分が省略され どの分野がYTさんの業務の範囲なのかは わたしたちはわかりませんでしたし 知らなくてもよいと思いました

着工以前の内装 外装 調度品に至るまでの打ち合わせ時に すでに 鍵の引き渡しまでのスケジュールの初期の案が渡されていました

10 現場での監理業務

施工図のほかに各種検査 仕上げ材料や色彩計画の確認 工事費支払い審査などの多くの業務について クライアント 設計者 施工者の三者で定期的に打ち合わせをおこなうそーです

⇦ 同じ東北といえども現場はYTさんの事務所の隣県にありクルマで2時間はかかります 現場の監理 監督に出向くのは それが仕事とはいえ 大変だったと思います

しかしYTさんからは その都度ラインで写真や図面が添付されたラインメッセージを送ってくださり 東京に住むわたしたちにも 現場の状況がよくわかるよう 配慮してくださいました

便利な世の中です

11 工事完成 引き渡し

外構工事 植栽工事 設備工事などを経て工事終了です

施工者自身の検査後 建築家は設計図どおりにできているか 建築物内外を詳しくチェックします

その後 完成した建築物が建築基準法 消防法など諸法令上の基準に合致しているかを確認するための 役所の完了検査を受け 検査済証が発行されて 晴れて引き渡しになります

⇦ 東北のわたしたちの小さいおうち(タイニーハウス)の場合 上記 完了検査と同時に登記上の建物であるかどうかもYTさんに委任とゆー形で 役所の立ち入りがあったそーです

また 完成から引き渡しの間に YTさんからの依頼で2週間にわたる「完成見学会」に同意していたのと 東京から東北に出向くこちらの事情などもあり 約1ヶ月先のびの引き渡しになりました

YTさんとのお付き合いは ほぼ11ヶ月でしたが 施主側のわたしたちにとって初めてのこと 短かったような長かったような 楽しくもあり待ち遠しくもあった 鍵の引き渡しでした

鍵の引き渡し時に 上記「完了検査済み」の書類や諸々の「おうちのトリセツ」も受け取りました

今回は以上です

ノボルでした

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