東北の一地方都市の 小さい土地
小さいおうち(タイニーハウス)を建てて わたしたち夫婦の 「ついの住処」にする
そのおうちの 基礎工事が始まりました
時々 YTさんが現場でとった写真を送ってくださいます
工程予定の通り 工事が行われているかを 知らせてくれるのです
このブログでは どのようにして このおうち(タイニーハウス)を建てるに至ったかを 綴っていきます
タイニーハウスに興味のある方は ぜひ こちらのブログをお訪ねください
「問い合わせフォーム」を作りました ご質問などありましたら ヘッダーの「問い合わせ」をクリックしてください
では 前回からの 続きです
(以下 要編集)
C案について
B案で決めようと 思っていました
ロフトの占有面積が リビングの面積より大きいことに加えて A案 B案とも 屋根の形が片流れなのが シンプルでよいと思いつつ
持参した 工作模型3号を三角屋根で 提示したのに 片流れか〜
と 内心想うところもありました
C案は切妻屋根の変形タイプでした
三角屋根の屋根裏部分の傾斜を緩くとり 2段に折れ曲がる屋根を持つ 小さなお家でした 形自体にデザインがありました
立面図では ロフトだった空間が 2Fと表示が変わり 人がひとり直立している絵になっていました
小さなお家(タイニーハウス)が 平屋から2階建てになりました
それ以外の間取りは B案と変わりません
「C案でお願いします」ツマが いいました
「うちとしても こちらの方が 建てる意欲が わきます」とYTさん
地方で さまざまな世代の人が タイニーハウスを建てるようになることを 広めていきたいと考えるYTさんたちは わたしたちのお家が デザインのある小さなお家(タイニーハウス)であることが 小さくとも質の高い居住空間を演出できる と考えているようでした
すこし見積額はUPしましたが 許容範囲内でした
希望に沿ったものができそうかな
(その4)であげた「ミニマリストを志して」というわたしたちが 小さいおうち(タイニーハウス)に求める わがままな条件を もう一度 みてみます
- リビングの天井が高いこと(3メートル以上)→4.4メートルあります
- 採光のため 高いところに窓がある→2階に天窓(スカイライト)とドーマーがひとつ
- カーテンは使用しない 曇りガラスを用いる→防火仕様網入りですが曇りガラスです
- ペンダント式照明は使わない→埋め込み式のダウンライトと間接照明
- テレビは壁掛け式にする→東側壁に壁掛けの表記があります
- リビングの床はフローリングにする→無垢フローリング(マツだそうです)
- 風呂とトイレは別→お風呂は1坪タイプになります(現住居は0.75坪)
- 風呂とトイレにそれぞれ窓があること→立ち上がっても外に人影が映らない高さです
- 浴室乾燥ができること→今は それが普通だそうです
- 個室は必要ない→2階ができたので個室がなくても居住空間は広くなりました
- 必要最小限のキッチン→ただし収納には扉を付けてもらいます
- コンロはIHのものが一口でよい→コンセントコード式のポータブルタイプを設置
- 食事はキッチンカウンターでおこなえるようにする→現住居のものを持っていきます
- 寝室にできるロフトがあること→2階になりました 前述のとおり
- ロフトの天井部分に天窓(スカイライト)を設ける→天窓はコスト高になりますが
- ロフトへの昇降は階段であること→階段下を有効活用しトイレになります
- 収納は衣類全部が入って 扉があること→コート類がかけられる高さです
C案を選択して いくつもの条件が満たされた わたしたちの小さなおうち(タイニーハウス)の設計図が出来上がりました
実際は すべての条件を 埋めるにあたっては 細かな仕様や 最初に伝えきれていなかった部分の 確認のやりとりを ラインや ライン電話でやりとりをしたり ショールームで直接打ち合わせをおこなったり していますが
C案が優れていたのか 条件の提示が 具体的だったからなのか コンセプトに大きなズレはなく 話が進んでいきました
土地の引き渡し
売買契約を結んだ土地の 引き渡しは 設計した施工事務所が その土地に設計どおりの建物を建てることができるのかの 建築許可申請をおこなって 行政機関が許可の確認済証を発行するのを待ってから おこなった方がよいという
仲介不動産会社と 設計事務所(YTさん)双方の意見でした
万一のトラブルを避けるためだそうです
引き渡しは 11月末に おこなわれました
不動産会社の事務所で 売主の方に 土地代金の残額と
土地の所有名義変更のために同席していた 司法書士の先生に 手数料を支払い
不動産会社に 仲介手数料を振り込む手続き(現金を扱わないとのこと)をし
引き渡しは 完了しました
YTさんに ラインで土地の引き渡しが完了したことを 報告しました
いよいよ 年明けに 地鎮祭です
今回は ここまで
次回は タイニーハウスの定義について 考えていることを お話ししたいと思います
ノボルでした
コメント