ノボルの視点 小さいおうち(タイニーハウス)で暮らす(第129回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

「利益」か「無私」かについて お話しします 

6月連載 矢野 龍さんの「私の履歴書」第22回からです

東北のとある街の小さな土地に 小さなおうち(タイニーハウス)を建てました 引っ越してこのおうちに住むまでは まだ少し時間があります ただ今 日々準備をしています

このブログでは その過程や 背景となった考え方や 出来事などを 綴っています

利益を上げること

この会社の君の役割って何ですか

人事権を持つ方や 採用担当者の方から よく問われた質問でした

「それは 会社に利益をもたらすこと です」

担当者は 大きくうなずきます 唯一の最適解だからでした

「社会に貢献できること」とか「お客様のことをいつも考えられる社員になる」「自分を成長させるために 働いています」

そーゆー答えが求められていませんでした

本当にそーなのかな〜 このタイミングでこー回答する 知恵だけはつきました

住友精神

日本経済新聞 2022年6月の「私の履歴書」は 住友林業最高顧問の矢野 龍さん です とゆーことは 以前にも お話ししましたね

この連載の第22回の見出しが 目に刺さったので ちぎって持ち歩きました

「住友精神 無私の姿勢 役員に徹底『自利利他公私一如』を浸透」とありました

住友の家祖や先達の事業精神は 事業は自分の利益のためだけではなく天下国家 国民のためになるものでなければいけない

「公」と「私」はひとつのものだ という教え「自利利他公私一如」の精神である ということだそうです

利益は後から

エピソードに アジアから原木を安く仕入れて製材し 北米で高く売って利ざやを取るという事業の事案が上がってきた時 矢野さんは即座に却下したそうです

理由は そんな事業の行き着く先は できるだけ買いたたいてできるだけ高く売るという程度で 社会の役に立つことを第一に問う事業精神に合致しない からとゆーことでした

利益は社会の役に立った証しである 利益は後からついてくる とゆーことです

株主総会のあとの取締役会で毎年「私利私欲 私情私心を捨てて 無私で経営にあたって下さい」と お話しされたそうです

私利私欲

私利も私欲も捨てきれないものです 

普通に生活を送っていても 収入がもっと増えればとか 会社が儲かって給料がもっと上がれば良いなど 株主だって利益を上げてもっと還元しろって 圧力をかけるでしょう

でも 前回のBASHAR✖️Naokimanの「宇宙の法則」を思い出すと

「すべてはすでにある」し「ひとつのものはすべてであり すべてのものはひとつである」 「与えるから受け取れる」 ということでした

矢野さんの経営の精神をレベル高く保ってきた姿勢は 「宇宙の法則」にかなっていると 思えました

そーいえば「夢をかなえるゾウ」(文響社 水野 浩也 箸)のガネーシャも 同じことをいっていたな と思い出しました

今回は以上です

ノボルでした

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