湯山重行さんの本についてです タイニーハウスを建てるにあたりネットだけでなく いくつかの書籍も購入して読みました そのうちの3冊についての お話です
東北のとある街の小さな土地に 小さなおうち(タイニーハウス)を建てました 引っ越してこのおうちに住むまでは まだ少し時間があります ただ今 日々準備をしています
このブログでは その過程や 背景となった考え方や 出来事などを 綴っています
小田原
東北に 小さなおうち(タイニーハウス)が建てるまで 住みたいところのイメージから場所 土地の相場 うちを建てるときに依頼するところ 何もかもはじめてのことでした
港の近くで 城下町 歴史が感じられて 水と食べ物が美味しくて 山並みが遠景に眺められるような街 はじめはざっとこんな感じでした
小田原あたりが いいんじゃないかと 考えていたこともありました 新幹線も停車するし 条件にあっているし
どこに相談すればいいの〜
住みたい住居のイメージは 現在のロフト付きのアパートの間取りが 大変気に入っていたので 同様の広さとスペックがよいと思っていました
では こんな家を建てて下さい って どこにお願いしたらよいのか
今まで 持ち家を欲しいと思ったことがなかったので そこから始めました
住専メーカーさん 工務店さん 建築家さん 不動産屋さん?
500万円で建ちます か?
アトリエシゲ代表の湯山重行さん この方の 「500万円で家を建てる!」(2012年 飛鳥新社) 「60歳で家を建てる」(2016年 毎日新聞出版)「60歳からの家−人生100年時代の」(2020年 エクスナレッジ) 3冊を読みました
身の丈にあった必要十分な家とは? 60歳になって本当に自分が住みたいと思える家とは? もっとポジティブに人生を楽しむには? とゆー問いかけが 湯山氏の「60歳で家を建てる」の冒頭で投げかけられます
プロフィールを見ると 神奈川出身の1964年生まれ 小田原市にアトリエシゲ一級建築士事務所をかまえられています わたしと同世代 そして小田原です
シンプルなフラットハウス(平屋)を「60ハウス」と名づけて「身の丈サイズの家で 第2の人生をもっと面白く もっと快適に歩んでゆこう」と提案されています
2012年の「500万円で家を建てる!」は10年後の2022年では ウッドショックや コロナ禍 人手不足による人件費の上昇 ウクライナ危機の物価高 燃料費の高騰などで 500万円という数字は 現実的ではなくなりました
ニアミス
小田原は 関東圏として首都圏 東京の一極集中の弊害から逃れるには十分な距離を保つことはできません 街への利便性のある土地の相場はまだ高めです
酒匂川(さかわがわ)の氾濫リスクは 実際に近年豪雨による氾濫のニュースが 金目川 相模川 と並んで報道されました
また 小田原に近い熱海市の高台に盛土された地域の土砂災害の事件もありました
これらは いずれも 東北に移住することを決意した後に 起こった出来事でした
もしかしたら 小田原で暮らすという選択も していたかも知れず ニアミスだったのかな〜 と思いました
「60歳で家を建てる」
あらためて 湯山氏の「60歳で家を建てる」を読み返して 氏の提案は60歳という定年を目前にした わたしたちの目線に大変近いものがあります
「子供が巣立てば もう大きな家はいらない」
「1000万円あるなら いっそのこと建てる」
「ローコストでありながら 安っぽさを感じさせない 少し洒落た家」
「生き方を変えるチャンス」
「家を負の資産にしない」
そして 愛車はローバーミニからの遍歴で現在は2012年製フィアット500だそうです
また 親の代からの家の性能に比べると 「現在の住宅は 建築基準法の度重なる改正で十分堅牢になっている」ということです
相容れないもの
提案される「60(ロクマル)ハウス」とは 平屋であること(☜天井は高く吹き抜けにしてロフト) 夫婦ふたりでも個室は必要(☜個室はいらない) 面積は70平米前後(☜広すぎ30平米=10坪程度で十分)
上記は 湯山氏の「60ハウス」のスペック上での提案ですが 選択の問題程度にとらえて ☜で突っ込んでみました
しかし 湯山重明さんの著書3冊には 小さい家を経済的な負担を少なくして新築で建てることを 考えている人には 大変参考になる情報がたくさんありました
今回は 以上です
ノボルでした
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