シリーズ「60ハウスvs小さいおうち(タイニーハウス)」(その20)
湯山重行さんの「60歳で家を建てる」の第4章から オープン外構とクローズド外構です
わたしたちは東北のとある街の小さな土地に 小さなおうち(タイニーハウス)を建てました 引っ越してこのおうちに住むまでは まだ少し時間があります ただ今 日々準備をしています
建築家の湯山重明さんと同世代のわたしが考えたことに どこか共通した点があるのではと 氏の本をテキストに 小さいおうち(タイニーハウス)を検証しています
防犯のために
「防犯のためには家に死角を作らない方がほうがよい」
外構を低い垣根やメッシュ状のフェンスにすることで道路から家の中の様子が分かりやすくなり 泥棒が入りにくくなるとゆー理由からだそーです
道路側の境界にはフェンスさえ造らず 庭や駐車場が道路と一体になっている住宅 コストも節約できるので 一石二鳥
これを「オープン外構」とゆーそーです
オープン外構のデメリット
最近の住宅は 雨戸やシャッターがなく サッシ窓自体が堅牢で防災 防犯にも有効なので カーテンを閉めるだけでよろしい
しかし カーテンの質によっては 外から家の中が丸見えになってしまう 昼間でもカーテンをしていないといけないので 庭を眺めることもできない
防犯対策のために 日々のプライバシーの確保が難しくなってしまう また外敵がいたとき直接アタック(ママ)されてしまうのは問題です
クローズド外構
上記の「オープン外構」とは逆に 建物周辺を高さのある門塀で隠す「クローズド外構」とゆーのがあるそーです
コストがかかるがプライバシーが保てます
湯山氏は「60歳で家を建てる」の60ハウスでは 「セミクローズド外構」をおすすめされています
テレビドアホン付きの門塀を設ける代わりに 生垣を目の高さにする
訪問者には少し離れた門の辺りで待ってもらい 声と映像で確認し 必要な人のみプライベート空間に入ってもらうようにする とよい とゆーことです
小さいおうち(タイニーハウス)でも 設計の時にそのよーなことを 考えました
前面道路から少し入った 玄関扉までのアプローチの端に支柱を立てて インターホンを取り付ける
そーすることで 訪問者がお客さんか営業の方か 確認するゆとりができるからいいね
しかし 施工 設置をするためにには 建物から配線配管の必要があるから 余分にコストがかかりますよ とゆーことで やめたのでした
外構を安価に済ませる
外構をいちばん安く済ませるには
隣地境界はブロック1段積みにアルミネットフェンス(高さ600mm前後)を設置 駐車場はコンクリート打ちのみ 玄関までのアプローチは コンクリート製の「平板」を飛び石にして置く
庭には土を残しておいて 庭以外の家の周囲には砕石を巻いておく この砕石を撒くコストは 数万円から十数万円だそーです
砕石は踏むとジャリジャリと音がするから 防犯効果があるそーです また撒く前に防草シートを敷くと雑草防止になるとゆーことです
また 米軍ハウスだと 門から玄関までのアプローチにレンガやコンクリートの板を敷いただけで残りは芝生とゆーことも多く 芝の手入れに手間がいるけど さらに安上がりに済むそーです
いまなら ネット経由で外構工事一式を請け負ってくれる 業者さんも格安で探すこともできるといいます(2016年現在)
手がかからない外構
究極の手間のかからない外構は コンクリート打ってしまうことです 掃除やメンテナンスが楽だし 車椅子やカートも楽に押せて 玄関にスロープと手すりをつければ バリアフリーになります とのことです
しかし コンクリートは日中の熱を夜間に放熱するから 夏は不快だし コストも高いうえ 景観に潤い(ママ)がない とゆーデメリットもあります
また 靴音がしにくいので 防犯強化のためには カメラやセンサーライトなど セキュリティーの配慮が必要です とのことです
コンクリートの代わりに 敷地の一部に「草の生えない固まる土」とゆーのもあるよ と紹介されています 透過性があるので 地中の水分の気化熱で外気温を下げる効果も期待でき 環境の負荷の少ない素材でもあるそーです
ただし コストはかかります 1袋18,000円前後(2016年現在)で 畳6畳分の広さに約23袋必要な計算で 41万円ほどかかります
DIYで外構を
東北の小さいおうち(タイニーハウス)では とりあえず外構はDIYでやっていきたいと考えています
いよいよ今月(2022年8月)の半ば過ぎには お引っ越しですから その後少しずつ 作業に取り掛かります
湯山重行さん「60歳で家を建てる」第4章 外構についての項 大変参考になると思いました
今回は以上です
ノボルでした
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