ノボルの視点ブログ 東北の空から(第290回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

東北のとある街の小さな土地に 小さなおうち(タイニーハウス)を建てました 

この街で職に就くこともできました ブログのタイトルを新たに「ノボルの視点 東北の空から」にしました いつも夜明けの空がキレイなので思いつきました

今回は 「教育水準と認知症について」です

認知症の抑制

2022年12月11日(日)付 日本経済新聞のサイエンス面での記事です

科学の絶景とゆーページで「教育水準向上で認知症抑制 学びに価値 社会で備え」の見出しで 20代までの学習期間や生涯を通して学ぶ意欲 すなわち高い教育水準が認知症の発病を抑える要因のひとつです と訴えています

え と思って読み始めました

推計によると2043年時点で65歳の人が残りの人生で認知症を伴う期間がどれだけを占めるか

大学卒業以上の男性は1.4% 高校卒は7.7% 高卒未満は25.6 女性は大卒以上が15.4% 高卒が14.8% 高卒未満が24.6%

学びの機会が増えると認知症と向き合う期間が短くなる とゆー報告でした

人口の増加と高齢化

米ランド研究所 ピーター フドミエット氏らによる 11月に発表した最新の研究成果では 人口の増加と高齢化で認知症の人が身近な存在になるが 人々が認知症になりやすくなるわけではないとのことです

むしろ先進国では真の有病率は下がってきている といいます

米国においての理由は 男女とも大卒者が増えていて 教育水準の向上が重要な役割を果たしたようであると同氏は述べています

学習期間の長さ

認知症だけでなく 思春期を含む年代の学習期間の長さは 高血圧や鬱なども共に危険因子として相関があることが 何年も前から論文で指摘されていたそーです

認知症の多くはゴミとなるタンパク質が脳の神経を傷めるのが原因とされていて 「脳の神経が成熟する時期の教育」や「キャンパスで培った人脈を通じた生活体験や仕事 健康意識の高まり」などが脳を強くしていくと記事は述べています

認知症の発症リスク チェックリスト

九州大学の二宮利治教授らが作成した 10年後の発症確率を探るチェック表では スコアの合計が3で発症確率10% 6で20%超 9で40%超 と予測します

それぞれの項目のスコアは 年齢が70〜84歳の間に2〜5まで増加し 85歳以上では7 

女性であることで1 教育年数9年以下だと1 高血圧は1 糖尿病は2 肥満度(BMI 18.5未満)1 脳卒中歴は2 現在の喫煙習慣1 日中の低活動が2 となっているそうです

これによると 9年以下の教育歴であっても 適切な糖尿病の予防によってリスクは低下し 逆に教育歴が長くとも喫煙習慣や高血圧でリスクは高まってしまうとゆーことだそーです

英国の研究では

英国で1000人以上を60年にわたって変化を追った研究では

幼少期の認知能力が低いと高齢期の認知能力が下がると見なされても 中年期の教育や働き方 余暇活動で相殺できる可能性がある とゆーことが発見されています(英ユニバーシティ カレッジ ロンドンの担当者)

最新の研究では 認知症を防ぐには健康管理だけでは足りず 常に脳への刺激を与える学習体験などが必要な条件となるようです

先般 保育士の資格試験を受験してきしたが 資格を取得したからすぐにそれを生かした仕事につくわけではありません

何か時間の無駄なことを一生懸命していたのかと 考えてしまうこともありました

しかし 定年間近なこの年になっても 自ら進んで勉強した時間は 脳に良い刺激を与えていたのかもしれませんね

とDHAが添加されている「ちくわ」を食べながらいろいろと考えるのでした

今回は以上です

ノボルでした

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