ノボルの視点 小さいおうち(タイニーハウス)で暮らす(第179回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

シリーズ「60ハウスvs小さいおうち(タイニーハウス)」(その29) 湯山重行さんの「60歳で家を建てる」の後半になります 第6章「実際に建てるには」です

わたしたちは東北のとある街の小さな土地に 小さなおうち(タイニーハウス)を建てました 2022年も8月に入りました 今月はいよいよ引っ越しです ただ今絶賛準備中!です

そして今回は 建てるなら誰と? です

建てるなら誰と?

家を建てるならどこに依頼するか? とゆーお話です

ハウスメーカー パワービルダー 工務店 建築家 といった選択があるそーです

住宅展示場で自社の商品を展示して販売する 全国展開の住宅建設会社を ハウスメーカーといいます 会社の規模が大きく 宣伝費など経費もかかり利益率が低いので コンパクトでローコストな住宅は得意ではないらしいです

パワービルダーはハウスメーカーの地方版で 県や地方単位を対象に建て売り住宅を大量に提供しています ローコストによる販売力で業績が伸びているといいます 商品のバリエーションも多く 検討してみる価値はあると湯山氏はいいます

工務店は地元の大工さんが他の専門業者を束ねて 建築一式を請け負います 最近では発注と監理に特化した事業形態が増えているそうです 地域密着型なのでその土地特有の住宅事情に応じた相談ができるといいます

建築家は建築士事務所を主宰し デザインから居住性コスト管理までトータルで提案し 大型の公共施設から一般住宅まで 得意とする分野はさまざまで 一般住宅の依頼なら コンパクトな家やコストダウンに対するノウハウが多い 住宅専門の建築家がおすすめとゆーことです

60ハウスを建てるなら誰に頼むか

湯山氏は個人的には 工務店に依頼するのが経済的で かつ全国で対応できるので現実的な選択だといいます ネットで検索して 2社 3社訪問してみるといいそーです

60ハウスを基本に 施主のこだわりで各種オプションを加えて建てる場合は 依頼先は建築家がよいそーです アイデアが豊富でユニークな提案をしてもらえるといいます

しかし ハウスメーカー パワービルダーでもローコストで対応してくれる会社もあり 工務店に依頼するより安く済む場合もあるから ダメもとで相談してみてもよいのではといいます

⇦ そー 建築業界でお仕事をしている方なら常識なことも 初めてのことや部外者には知らないことがたくさんあります うちを建てるのにどこに話を持って行けばよいのかということが わかりませんでした

運よく 住居としての「タイニーハウス」を手掛けていた建築士のY Tさんの事務所に出会えたので スムーズにことを運ぶことができましたが 初めに住専メーカーに足を運んでいたらどーなっていたでしょうか

相性の良い建築家を探す

建築家の方に家を建ててもらうとすると 最低1年間のおつき合いになります 何回か会って話をし 会話のキャッチボールができる相手か見極めるべきだと 湯山氏はいいます

施主と建築士が一緒に家づくりを楽しむと 住み始めてからの心地よさが違うそーです

建築家を探すには まずインターネットで建てる場所(市町村)と一緒に「建築家」や「建築事務所」などと入力し検索します 現場に近い方が打ち合わせや現場管理がやりやすくなるのでよいといいます

遠くても車で1時間程度の距離でないと 綿密なコミュニケーションが取りづらいそーです 家を施工する工務店などの施工者も同様とゆーことです

さらに検索を続けると「住宅」「平屋」と絞り込んで 数件をリストアップし そのうち3社ほどを訪問してみるとよいと 湯山氏はいいます

主宰者の建築家が自分と年齢が近いと 施主本人の状況や課題に親身になって考えてくれるのでは とも述べられています

逆に 著名な建築家だと 本人は大学の講師や大きなプロジェクトともに業務を抱えており 個人案件は助手や弟子に丸投げしてしまう場合もあるそうで 要確認とのことです

また 建築家とユーザーをマッチングさせるWebサービスもあり 施工事例に興味を持った建築家にコンタクトが取れたり 相談に回答してくれたりするサービス内容だそーです

⇦ わたしたちの小さいおうち(タイニーハウス)の依頼を受けてくださったY Tさんも まずネットで見つけ 「問い合わせ」と「訪問予約」から お付き合いが始まりました

Y Tさんとは 年齢はひと世代ほど離れていましたが 住宅専門でご夫婦で事務所をやっておられ 家庭的な雰囲気が案件の話をしてくれました

また 現場は隣県で少し遠かったのですが 工務店は車で1時間ほどで通えるところにあるとのことで その点は良かったと思います

余談ですが Y Tさんに出会う前に 渋谷にある建築家A先生を訪ねたことがありましたが そちらは 前述の湯山氏が例に挙げられたような すこし著名な方でして あまりお話が噛み合わず 少しがっかりしたとゆー経験もあります

次回 建築家と上手に付き合うには とゆー内容からです

ノボルでした

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