わたしたち夫婦は 東北のとある街に小さな土地を見つけ 小さなおうち(タイニーハウス)を建て 「ついの住処」の準備をしています
このブログでは その過程や 背景となった考え方や 出来事などを 綴っていきます
興味のある方は このページに遊びにきてくださいね
今回は「ロボットについて考えた」(続き)です
作品No.25
今回のアイキャッチ画像は 作品No.25kanochi(2022年 k noboru ふき絵)です 抽象画のようですが 作者にたずねたら 作品の意図 意味 背景を 説明することが できると ゆいます
とゆーのは ジョーダンで わたしが施設で 工作のサンプルを ふき絵で描いてみたものです
さて AIには 同じような作品を 創作できるのでしょうか
エクス マキナ
つい最近「エクス マキナ(ex machina)」という映画を Netflixで観ました 2015年のイギリス映画です その年度の第88回アカデミー賞 視覚効果賞受賞作品です
主人公のケイレブ(ドーナル グリーソン)は AIのエヴァ(アリシア ヴィキャンデル)「チューリングテスト(機械が「人間的」かどうかを判定するためのテスト)」のために 勤務先の世界最大の検索エンジンの社長の別荘に 招かれる
果たして エヴァは 最も人間的なAIであると 評価されることができるかという設定なのですが ケイレブはエヴァに恋してしまいます
現在では「ロボット3原則」を用いて AIをプログラムすると エラーが出て動作しない というのが常識らしく AIはひともだますし 目的のために殺人もしてしまう そんなサスペンス映画でした
舞台は ほとんどが別荘内で 演じられ大がかりなアクションもありません 「チューリングテスト」を介して エヴァ ケイレブ 社長との 会話が重要になってきます もしかしたら 演劇でも実現可能なドラマだと思いました
エヴァ役のアリシア ヴィキャンデルは「ジェイソン ボーン」(2016年 アメリカ映画 ポール グリーングラス監督)で CIAの若きエージェントを演じていた女優です
Netflixでは 「エクス マキナ」は5月15日までの 限定配信だそうです
人間型ロボット
ロボットは 人間型が 愛嬌があってかわいいと思います 百歩ゆずって R2-D2のような自立歩行型 でもかまいません もちろん相棒の C -3PO も良いですが
デボラ インストール作の「ロボット イン ザ ガーデン」(2016年 小学館)に出てくる 自立型ロボット タング も かわいいキャラです 演劇にもなっているみたいですね
サイレントランニング
前回(第66回)のアイキャッチ画像は SF映画「サイレント ランニング」(1972年アメリカ映画 日本公開は1986年) に出てくるロボットです ドローンと呼ばれていますが 空は飛びません タックタックと2本足で歩きます
緑がなくなってしまった地球 人類存続のために 自然環境を模したドームが備わった宇宙船で 野菜など緑を栽培しています 乗務員の作業を補助するためのロボットです
植物への水やりは 全面から伸びる1本のアームで ジョウロをもって おこないます スタッフとチェスをやったりする 頭脳を持っています
あるとき この宇宙船の破壊命令が くだされます 乗組員は従わず 自爆します 残されたロボットは 植物の世話を託されて 無人の宇宙船で旅を続けます
このロボット 劇中では 3体あって カルトなSF映画ファンでは フィギアが売買されているらしいです 子どもの工作のようなデザインですが タックタック歩く姿が かわいくて 主人公をくってしまっている ロボットでした」
ロボコン
ロボコンというロボットキャラもありました 『がんばれ!!ロボコン』という1975年ごろの 子ども向け特撮テレビドラマでした 原作は石森章太郎さんです
ロボット学校に通う生徒という設定で いつも失敗ばかりしていて 0点キャラでしたが 赤い丸っこい頭と胴体に じゃばら状の手足が伸びているという 愛嬌のある人型ロボットでした 一応 手足が引っ込んで車輪が出て 走行モードに変身することもできました
わたしが小学生頃の放映でしたので 毎週観ていた記憶があります
ロボコップ
「ロボコップ」(1987年 ポール バーホーベン監督)「ロボット3原則」のところで お話しすべきでしたが 抜けていました
ロボコップ 厳密にはサイボーグですが 開発したオムニ社 に行動がプログラムされています 警官を攻撃しないなど いくつかの人道的な制御プラグラムが 書き込まれているらしいのですが 実は上位の命令に オムニ社の幹部の命令には絶対服従という内容がプログラムされていて・・・
AIが描く抽象画とは
前述の「エクス マキネ」で ポロックの抽象画を前に エヴァはこのような絵は 描けない というくだりがありました
映画の中で 開発した社長によると「自由意志はプログラムできないから」ということでしたが
現実は AIに抽象画のようなものを 描かせている 記事を読んだことがあります あれは なんだったのでしょうか
給仕ロボット
先週の 民放の朝のニュースショーで 給仕ロボットが実用化したという報道がありました 顔の部分はモニターで ニコニコ顔が映し出されて 厨房で渡された料理をトレイに乗せて 運んできます
うまくお客さんのテーブルに 料理を置くためには 肘をグーっとサイドに張り出した状態から ズーっと腕を前に伸ばさないといけませんでした これがひとならば 肩の関節が回転するから 腕が曲がった状態でも 肘を張り出さなくてすみます
動きを ひと並みにするためには 複雑な肩の関節と筋肉の伸び縮みを再現する 必要があるということですね ひとってやはり すごいですねー
東北の小さいおうち(タイニーハウス)に住んで 30年以内に はたして宅配荷物を ロボットが届けてくれるのか はたまた おうちの中で ロボットがいっしょに暮らしていたりするのか
振り返ってみて フィクションの世界では こんなにユニークな ロボットたちであふれているのに 現実には まだロボコン(ロボットコンテストではありません)すら やってきていません
今回は以上です
ノボルでした
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