ついの住処-ノボルの視点 わたしたちが小さいおうち(タイニーハウス)に住むまで(第84回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

わたしたち夫婦は 東北のとある街に小さな土地を見つけ 小さなおうち(タイニーハウス)を建て 「ついの住処」の準備をしています

このブログでは その過程や 背景となった考え方や 出来事などを 綴っていきます

興味のある方は このページに遊びにきてくださいね

今回は「第3の場所」です

日経新聞2022年5月7日(土)の記事から

「車の中で自分らしく憩う 職場 家以外で緩く交流 (私の住まい④)」として ウェブクリエーターの柳みゆきさんが 軽バンを購入して 旅をしながら生活する「バンライフ」を2021年から 始めたと 紹介されていました

元は観光プロモーションの社員だった柳さんが コロナ禍で仕事が激減したため 以前から興味のあったバンライフに転向しました 車中は職場でも家庭でもない居場所 「第3の場所」と位置付けられます との論旨です

第3の場所

アメリカの社会学者 レイ オルデンバーグが 1990年前後 家庭(第1の場所)や職場(第2の場所)を行き来するだけでは得られない人と人とのつながりを得られる場所として「第3の場所」を提唱した と 記事では解説しています

コロナ前は 人々にとって「第3の場所」は 飲食店やスポーツジムなどでしたが コロナ禍はこれらの場所を直撃し コロナ前に第3の場所があったとする人は東京都内で約43%だったが コロナ後では約28%に減少した(岡山大など 21年1月)とのことです

わたしたち夫婦も 週末の外食で定番にしていた イタリアンカフェや 帰宅まえに憩う目的で立ち寄っていた 近所のスタバが 閉店が早まったので つまらない想いを抱いていました

「第3の場所」としてのクルマ

かって クルマとバイクが趣味だったので 車中が「第3の場所」となりうると いわれても そんなの今さら と つっこみたくなるのを こらえて

うーん クルマで遠くへ出掛けていたのも バイクでツーリングして 野宿が楽しかったのも 「第3の場所」を求めていたからなのか

2021年 某メーカーの軽バンの新車が 販売目標の8倍も売れ キャンピングカーの累積保有台数は13万台をこえ 販売総額は約635億円に達して 過去最高になったそうです

アウトドア雑誌の「BE -PAL」(小学館)でも ここ数年 いったい何回 SUVやキャンピングカー 車中泊の特集を するんかい(韻)と クルマ 車 くるまでしたね

ロード ゴーイング

「ロード ゴーイング ムービー」について アメリカ映画のお話を 少し前にしました 

以前より 日本は 国土の面積こそ USAとは比べものにならないけれど 邦画も「ロード ゴーイング ムービー」を作ったら いいのにと 思っていました

TV番組では「水曜どうでしょう」や「出川哲朗の充電させてもらえませんか」「路線バス乗り継ぎ旅」「鶴瓶の家族に乾杯」などがあって なかなか 旅情ゆたかで うちにいながら旅に出た気分を味わえます

YouTubeで「車中泊」を検索すると 多くYouTuberが 日本一周をしたり 軽トラに自作のキャビンをのせて「極寒の車中泊」を楽しんだりするのを 見つけることができます まさに老若男女です

わたしたちといえば

わたしたち夫婦は 東北のある地方都市の片すみに 小さな土地を購入し 小さなおうち(タイニーハウス)を立てようとしています

今月中にも 小さいおうち(タイニーハウス)は完成するのですが 鍵の引き渡しが終わった後 すぐに転居をしないで 我が家の軽自動車(スズキのアルト君)で 日本を回ってみようと計画しています

何箇所か観光地もいきたい候補に入れています 東北に引っ越したら わたしの実家があった関西地方は かなり遠く離れてしまいます 地元の親戚で 挨拶をしておきたい方もいます しばらく疎遠になっていた知人も訪ねてみたいです

快適な道の駅があればそこで なければ 高速道路のSAで 車中泊を 温泉にも入ってみたいです 時間があるので できるだけ下道をのんびりいくつもりです

ブログは更新したいので 500W程度のポータブル電源を積むつもりでいますが あまり大げさに荷物は 積まないつもりでいます

乗用車タイプの軽自動車なので 車中泊には 工夫がいると思います 少しずつ準備をして 8月下旬か9月上旬あたりに出発したいと思っています

この場合は わたしたちのアルト君は「第3の場所」というのでしょうかねえ

今回は ここまで

ノボルでした

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