ついの住処-ノボルの視点 わたしたちが小さいおうち(タイニーハウス)に住むまで(第92回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

わたしたち夫婦は 東北のとある街に小さな土地を見つけ 小さなおうち(タイニーハウス)を建て 「ついの住処」の準備をしています

このブログでは その過程や 背景となった考え方や 出来事などを 綴っていきます

興味のある方は このページに遊びにきてくださいね

今回は 「移動の面白さについて」です

二本足で

自分の足で 1日でどれくらい移動できるか

季節は思い出せませんが 暑くも寒くもない気候でした 70kmを自分の足で走ったことがあります 100キロマラソンに挑戦したくて 試しに東京都内の自宅から小田原を目指し 国道1号線をジョギングしました 

途中力尽きて(お腹が空いて)大磯あたりで リタイアしましたが その時の距離が約70kmでした あと10kmほどで小田原市に入れるところでした

この日は 深夜2時ごろに身支度をして自宅を出発し 日本橋から国道1号線を神奈川県に向けて走りました 大磯付近で17時ごろでした まだ日暮れ前でJR大磯の駅から東京まで戻りました

この時にわかったのは 道に迷わなければ その日のうちに 小田原までは行けるだろうという手応えでした 国道1号線が二本足で移動するためにつながっているわけでは ないということも知りました

HONDA Super Cub 70

HONDA Super Cub 70 という排気量70ccのバイクを持っていたことがあります 高速道路は走ることができないので 長距離を移動するときも一般道を走行しなければいけません

息子が京都で大学生だった時に 夏休み時期にツーリングでSuper Cub 70に乗って京都まで遊びに行ってきたことがありました 

宿泊施設は激安の ライダーハウスボーダー 京都市上京区櫛笥町714(上京区日暮椹木町上る 田中米穀店 2輪1泊1,400円)で 3泊しました

この時のルートは 東京新宿から20号線で大垂水峠を越えて 神奈川県 山梨県を抜け長野県塩尻市 そして国道19号線をちょこっとだけ北上して 松本市に入りました

国道158号線で 岐阜県の高山市に抜ける峠道を 上高地に向かう観光バスや 野生のお猿さんたちと出合いながら トコトコ走りました

その後 郡上八幡方面に南下 国道156号線沿いの 道の駅「清流の里しろとり」で野宿しました 夜半から雨が降り出し 翌朝は郡上八幡を雨の中 お城を見上げながら通過し朝7時ごろに岐阜駅前でした

関ヶ原をこえ 滋賀県に入り米原 彦根と 琵琶湖を右に見ながら 国道8号線を南下 栗東市で国道1号線と合流し お昼過ぎに京都市内に到着しました 

ライダーハウスボーダー

京都滞在中は ライダーハウスボーダーにおせわになりました

ここは 田中米穀店というお米やさんの裏にある 平屋の8畳と6畳ぐらいの畳敷の和室を 雑魚寝用に解放した 宿泊施設?です

店のご主人が おひとりで運営をしておられます 

ガンを患って 若くして他界された バイク乗りだった息子さんの意思を継いで 2輪車(バイクでも自転車でも)の旅人のための ライダーハウスとして 続けてらっしゃるそうです

わたしはここを拠点として Super Cub 70をとめたまま 京都市内を 徒歩で移動しました 京都の街は坂もなく平らで 歩くのに楽な街です

息子のところに行って 食事をしたり 銀閣寺を拝観したり 百万遍の古本屋をのぞいたり ぶらぶらし 夕方は近くの銭湯で汗を洗い流したりしました

早朝発つ

旅路での出発は 早いに限ります

早朝4時 帰京時は 京都市街から草津を経由し 国道1号線をひたすら走りました 忍者の里甲賀を抜け 三重県に入ると亀山市 四日市市 そのては桑名の焼き蛤 揖斐川 木曽川を渡れば 愛知県です 名古屋市 岡崎市 豊橋市 その先は浜名湖 静岡県です

静岡県は 東西に長く 時々バイパスが 自動車専用道路になって 排気量125cc未満の車両は 通行禁止になるので 旧国道(県道に格下げされている)を探して 迂回しなければいけません 

朝早かったので 途中眠くなって 沿道のコンビニの駐車場で 仮眠を取ったり(ただの居眠り)して休憩しました

完走!所要時間17時間

焼津市 静岡市 富士市 沼津市に入ったとき まだおやつドキドキ 箱根を超えます

箱根を越えたら神奈川県小田原市です 何度か走ったことのある神奈川県の国道1号線 横浜市 川崎市 多摩川を渡って 東京都大田区に入りました 品川区から港区 東京タワーを正面に見て やっと東京に戻ってきました 

19時です 京都−東京を下道17時間 無事自宅に到着しました!

国道1号線は 原付バイクもつなげて走ることはできません とゆーことがわかりました

でも 下道の旅はなかなか面白いです

ノボルでした

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