わたしたち夫婦は 東北のとある街の小さな土地に 小さなおうち(タイニーハウス)を建てました 引っ越してこのおうちに住むまでは まだ少し時間がありますが 彼の地で暮らすことを念頭に 日々準備をしています
このブログでは その過程や 背景となった考え方や 出来事などを 綴っていきます
興味のある方は このページに遊びにきてくださいね
今回は 「どくだみ茶をつくる」です
独特のにおい
「どくだみ」 なんという名前でしょう
学校で勤務していた時 アトピー性の皮膚炎でなやむ2年生の女子生徒が 教えてくれました
学校の敷地の あまり日当たりが良くない 校舎と塀に挟まれた通路のようなところで ハート型の葉っぱと白い4枚の花が咲いている植物が自生していました
通るときに 触れると 独特のにおいがあたりにただよいました
その子は お母さんが お茶にして家庭で飲んでいる という話でした
植物に疎いわたしは 初めて「どくだみ」という草花を知りました
そしてその植物はなんでもない さして条件が良いとはいえない 日当たりの良くない壁際の湿っぽいところで 5月ぐらいに至る所で見ることができる ということもわかりました
十薬
過去に勤めていた飼料専門メーカーで そこの女子社員がニキビに悩んでいて 同僚から「どくだみ茶」を勧められていたのを 思い出しました
「どくだみ」とは なんて聞こえのよくないものだろう とその時は思っただけで 姿形までは知ろうとは思いませんでした
しかし 数年後 前述のようなことで少し調べてみました
昔から「民間治療薬」として重宝されていて 多くの効能を持つことから「十薬」とも「十役」ともいわれる 別名を持っている とゆーことでした
お茶を作ってみよう
学校の授業の一環で 身近にある生き物として どくだみを取り上げ どくだみ茶を作りました
今年 2022年初夏 自宅の近所でも どくだみの花が咲き始めました また どくだみ茶を作ってみようと 思いました
この前の 尿管結石で辛い思いをしたので なるべく水分を多めに摂取するように 心がけていますが この際 デトックス効果を期待して どくだみ茶はどーかと
さすがに住宅街とはいえ 道ばたのは 排ガスや 犬のうんちなどがあったらイヤなので 知り合いの庭に生えているのを 少し刈らせてもらうことにしました
お茶にする
とりあえず 工作バサミで 長さ50cmぐらいで 適当に切ったのを 45Lのゴミ袋に半分ほど詰めて持ち帰りました
自宅のロフトに ゴミ袋を開いてその上に新聞紙を広げて どくだみを 均等に並べました あの特有のにおいが 立ち込めます 本当は屋外で作業をすればよいのですが 我が家にはベランダがなく さすがに共有スペースでは においを漂わせることはできません
このにおいには 虫除け効果もあるということで 我慢して 半日放置しました
そのあと 少し萎れた状態のどくだみを 適当にひとつかみずつ束ねて麻ひもで根本を縛ります 12〜13たばほどできたので あとはごめんね といって処分しました 作業スペースの関係です
リビングの南側の窓のカーテンレールにぶら下げて干しました 数えると14たばありました
1週間 室内で干したので 触ってみるとパリパリした感触です
すべて乾燥できたようです 広げた新聞紙に並べて しばってある麻ひもを解きながら 工作バサミで2〜3cmほどの長さに切りました 花もいっしょに除かずに切りました
もうにおいはしません
プラスチックの容器2個に収まりました 乾燥させたとはいえ 室内干しです きざみ海苔の袋に入っていた乾燥剤をひとつずつ入れました
どくだみ茶を飲む
どくだみ茶を飲むときは 鍋に適量(正確な量は分かりません)入れて 水から煮出します
沸騰したら 弱火にしてタイマーで15〜20分煮出します
煮出し終わったら ザルでこして 冷蔵庫で保管できる耐熱のプラスチック容器(麦茶などを冷やすアレ)に移し 冷めたら冷蔵庫に入れます
その前に まだ熱いどくだみ茶を マグカップで一杯
色は煮出した麦茶より 少し色が薄いくらい 味はそれほど濃くありません まろやかな風味でクセもありません
冷蔵庫保管で作り置いて 大体1日で飲み切ります
ちなみにツマは キミわるがって飲みません わたしだけです
というわけで 今回は久しぶりに どくだみ茶を作ってみました でした
小さいおうち(タイニーハウス)の庭で
東北に建てた わたしたちの小さいおうち(タイニーハウス)には 小さな庭があります
どくだみは自生していませんが どこかから苗をもらってきて 移植してみようかなと 考えがふくらみます
ツマは反対するかもしれませんが
ノボルでした
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