ついの住処-ノボルの視点 わたしたちが小さいおうち(タイニーハウス)に住むまで(第23回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

わたしたち夫婦は 東北のとある街に小さな土地を見つけ 小さなおうち(タイニーハウス)を建てます 「ついの住処」として 穏やかに暮らしていく準備をしています

このブログでは その過程や 背景となった考え方や 出来事などを 綴っていきます

興味のある方は このページに遊びにきてくださいね

今回は 健康管理について お話しします

16時間ダイエット

「16時間ダイエット」というのを ご存じでしょうか

飽食の時代と言われて 久しいのですが わたしたちは 自分達の内臓を 休ます間も無く 働かせています 

その結果 栄養の摂取のみならず 消化を司る分泌機能などの 負担も重くなっているそうです 常に 消化のみに専念させられているシステムも 実はその他 免疫物質を体内で生成したり 過度な運動で傷ついた細胞の修復に動いたりする 役割が疎かになっている

ですから 1日のうち16時間を 消化活動を休ませたり 他の仕事をする余裕を与えたり する時間にして 免疫機能の仕組みを 強くしましょう

また 16時間食物の摂取がない場合 胃腸が全く空になる状態が 生じるため 体内で自分の余分と判断される組織の 自喰い(オートファジー)が始まり これが 体重減少にもつながり また 新陳代謝も促進する

というわけで ツマがどっかから この情報を見つけてきて 夫婦で実践しています 開始が昨年の1月から現在まで続いています 

効果は 身長165cmのわたしの場合 開始時 64kgあった体重が 夏前に60kgを切ってから 現在に至るまで 60kgを超えたことはありません

体脂肪率は タニタの体重計で測定して 誤差も大きいのですが 開始時の15%が現在は 9.5%ぐらいです

年齢とともに 基礎代謝が下がり 普通の運動では 体重のコントロールが 難しくなっていましたが このダイエットに出会って 体重も 考えていた以上に 減少し維持することができ 今までの食生活に関する考え方に 変化が起きました

「世にも美しいダイエット」のこと

「世にも美しいダイエット」という 宮本美智子さん(1997年にお亡くなりになられています)が書かれた本を読んで 内容にいたく納得して実践したこともありました 1994年ごろのことです これも ツマが見つけてきて 夫婦で実践し 一定の効果があったので 実家に一冊余分に買って 送ったこともありました

どういう内容かというと

現在よく取り上げられる 炭水化物や糖質を制限するダイエットの はしりのようでした

「お米やアルコールを含むいっさいの糖分をさけて 青菜と油脂をたっぷり摂る」という手法でした

人類はまだ進化の過程で 定住生活で手に入れた 穀類を消化器官は充分に 体内で処理し切れる能力を得ておらず ひとが糖質を欲するのは タンパク質(動物性)を分解して得られるアミノ酸の旨味(甘く感じる)の代用にすぎない

という考え方でした

実践したのは 日常の食事から お米やお菓子 嗜好品のアイスクリームなどをやめて エネルギーはバターなどの油脂類から取って 小松菜など青菜を多量に摂取して しかし塩分は 岩塩 ミネラル塩なら気にせず 使用してよく 炭水化物はかろうじて バゲット類(フランスパン)とオリーブオイルと塩のみで味付けしたものを 少量 という具合でした

効果はありました しかし 限られた食材を 常に揃えておくというのが 煩わしく自然消滅しました

空腹時間を16時間設けるという習慣

「世にも美しいダイエット」以降 ダイエット(=食事制限)はしたことはありませんでしたが 年齢が上がるとともに 会社で受ける健康診断の項目に D判定やE判定がつくようになってきて 何か生活習慣を 改善していかなければいけないと 話をしていた時に出会ったのが 冒頭の「16時間ダイエット」でした

食事の時に 食べるものを制限しなくて良い というのは 大変楽な気がします

ただし 16時間を どこで作るか という問題があります 

生活のリズムを考えたら 毎日同じ時間帯に食事をして 最後の食事から16時間あけることができれば 良いわけです 会社勤めをしていても 毎日の就社時間と 退社時間がほぼ同じならば 調整がしやすいわけです

わたしは 今会社員ですので 食習慣的に 夜 自宅に帰ってきてからの 食事が楽しみです 量的にも 摂る種類的にも 夜の方が多くなります

こんな感じです 勤めのある日(土日祝日の休みが決まっていないシフト制)は 10時から19時半 の勤務です 昼休みが大体12時から13時の1時間 残業はしても1時間を超えることはなく ほぼ定時で退勤しています 

5時前に起床し 朝自宅を出るのが8時半 夜うちに帰るのが 20時40分ごろです(乗ることができる電車で 帰宅時間が遅くなる場合があります)

帰宅してから すぐに晩ごはんを食べて 22時までに食事を終えたとすると 16時間後は 翌日の14時です ですから 朝ご飯を省略し 昼も食べずに 14時をすぎてから 合間を見てポケットから コンビニ等で買った グミやラムネやナッツ類を出して そっと食べてしのぎます

基本的に 仕事のある日は その日の夜 1食の生活です 初めの頃は 最後の食事から12〜13時間をすぎたあたりの 空腹感が 強かったですが 1年以上この習慣を 続けて慣れました

体調も すこぶる良好です

バス運転士をやめてよかったこと

運転中の 「認知」「判断」にかかる時間が 遅くなったことを自覚して 事故のリスクを回避するために 「路線バス運転士」の仕事をやめたことは 前回お話ししました

加えて 睡眠の質が低下してきたことも 不安要素となりました 

バス会社の乗務員の 勤務時間帯は 会社にもよりますが 朝5時半過ぎから 夜0時過ぎまでです この時間帯の中で 1時間の乗務時間(勤務時間ではありません)が 8時間を超えないように 路線バスの運行スケジュールに合わせて 少しずつ時間をずらしながら シフトが組まれています

したがって 早朝の出勤の場合は 起床時間は4時前で帰宅は18時過ぎ 遅い出勤だと帰宅は夜12時をすぎです 睡眠リズムの調整が 加齢とともに困難になりました

出勤時間が 遅いからと 8時まで寝ていられるわけではなく ツマは朝6時すぎにうちを出ますから どうしてもそれぐらいに 目が覚めます

シフトによっては 勤務中に眠くなる日が出てきました

バス運転士をやめて 10時始業 19時半終業の仕事に転職し 日々の就寝時間と起床時間が一定になりました その日によって 睡眠時間が 長かったり 短かったりすることが 無くなりました 

睡眠時間は ほぼ毎日6時間は 取れます 休みの日は 少し寝坊してみて8時間以上眠ることもありますが 前日の就寝時刻が 一定なので リズムが狂うことはありません

睡眠の質は これから未来に向けて 体の免疫力の維持などに 長期的に影響を及ぼすと 思います 睡眠周期が 一定になったことで 睡眠の質は向上しました 

今回は ここまでです

ノボルでした

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