ついの住処-ノボルの視点 わたしたちが小さいおうち(タイニーハウス)に住むまで(第34回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

わたしたち夫婦は 東北のとある街に小さな土地を見つけ 小さなおうち(タイニーハウス)を建て 「ついの住処」の準備をしています

このブログでは その過程や 背景となった考え方や 出来事などを 綴っていきます

興味のある方は このページに遊びにきてくださいね

今回は 小さいおうち(タイニーハウス)の現状報告です

連絡がありました

2022年3月16日(木)23時過ぎ わが家で就寝中に かなり長い揺れの 地震を感じて 夫婦ふたりして 目が覚めました 福島県沖を震源とする M7.4の 地震でした

小さなおうち(タイニーハウス)を建てている 東北のいち地方都市は 震度4が観測されていました

翌朝ラインで 建築家のYTさんから こちらの安否を気づかってくださる内容とともに 建築現場の方は 以上なしとの 連絡をいただき ほっとしました

前の週より 建て方が 始まっているとのことでしたので ちゃんと基礎が固まった うえでの工事開始でしょうが 直後の地震で 万一でも と 考えないわけでも無く 向こうから 大丈夫な旨を 先に知らせてくださったこと 感謝しました

ギャレット屋根

その後 すぐに 何枚かの写真が送られてきました そのうちのひとつに ギャレット(屋根裏部屋)といわれる 屋根の骨組みの写真がありました

以前に 屋根のの形を 切妻屋根の変わり種 というような表現をしてしまいましたが 後で 図面を見返していたら 端のほうに「ギャレット屋根」と記載があり 調べてみるとギャレットとは「屋根裏」のこととわかりました 

小さいおうち(タイニーハウス)ではありますが 天井を高くしてほしいとの 要望に応えてくださって リビングから吹き抜けて 2階の空間も 天井を設けず ひとつなぎで 空間を広く見せる工夫の 設計をしていただき 2階空間は 屋根裏部屋そのものです

YTさんは 今までも 何棟かタイニーハウスを 手がけてきたようですが 今回のギャレット屋根のタイニーハウスは 初めてとのことで 設計はしたものの 実物がどのようになるか 実際に見るのが 楽しみだとの メッセージをいただいています

なぜなら 小さくてもよいからと 依頼する施主は 通常は各所に関して 控えめな依頼をすると思われ わたしたちのように 小さくても天井を高く とか 風呂は必ず窓があって大きい方がくつろげるから よいとか ウッドデッキを広くして 庇で全て覆うように など こだわる箇所はこれほど 多くはないのが 普通でしょう

天井が高いこと

初めにYTさんに提示した わたしの工作模型は 屋根はシンプルな三角屋根で 2Fはなく 1.4mのロフトがあったのは 前にお話ししました それでもリビングから 天井までは3.5mありました

そして ギャレット屋根のいまは 天井まで4mを超えています

面積のせまい空間を 開放的な空間にするためには 開口部を大きくするか 天井を高くするか どちらかだと 思います

わたしたちの場合は 天井を高くしました 現在のアパートの空間が まさに 床面積が小さくて 天井高が3.7mある ロフト付きのワンルームで 全くせまい感じがしないのです 

このアパートに住んでいなかったたら 今回の小さいおうち(タイニーハウス)を建てるにいたって 天井を高くしようという発想は 生まれなかったと思います

軽自動車など規格が決められた クルマのデザインには 車高を高くして 室内を広くさせる手法が 常とうのようですが のべ床面積に価値をおく 住宅設計では リビングの天井を高くすると 床面積がとれないので 小さい住宅では あまりおこなわれないのかもしれませんね

今回は以上です

ノボルでした

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