ノボルの視点 小さいおうち(タイニーハウス)で暮らす(第114回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

わたしたち夫婦は 東北のとある街の小さな土地に 小さなおうち(タイニーハウス)を建てました 引っ越してこのおうちに住むまでは まだ少し時間がありますが 彼の地で暮らすことを念頭に 日々準備をしています

このブログでは その過程や 背景となった考え方や 出来事などを 綴っていきます

興味のある方は このページに遊びにきてくださいね

今回は「捨てたもんではない」(続きの続き) です

「私の履歴書」の初日

日経新聞の「私の履歴書」は1人の方が 1ヶ月で現在から生い立ちを振り返り 経歴 業績を語られ 現在に至り未来のビジョンで締めくくられます

うまくその月の1日から月末まで よくまとめ編集されている物です 大小の月がありますが それぞれの長さは 1回分が多いか少ないかの違いだけなので 著名な方の生き様を 1ヶ月で知ることができるので 面白い連載だと常々思っています

初回は1日(ついたち)で決まっていますから 新しい月になると(月末で次回は〇〇さんと告知がありますが)今月は誰かな〜 と楽しみです

大体みなさんは 初回は現在のご自身の姿と これからの連載にあたっての抱負などが語られます

住友林業最高顧問

2022年6月は住友林業最高顧問の 矢野龍さんです

わたしが今月「私の履歴書」の初回を ちぎって持っていたのは 冒頭の「天命に従い 授かった一つの命を大切にして 『運』と『ご縁』に感謝して生きる」という言葉が 目に飛び込んできたからでした

矢野さんの友人と人生とはどういうものかという話になった時の 答えだそうです

わたしは 矢野さんより 四半世紀分ほど若いですが 日々感謝が大事だと思っています また自分の『運』や『縁』の不思議さを感じながら過ごしています

自然の道理を重んじる会社

さて 矢野さんの感謝は 住友林業という会社に縁があったことに向けられています

明治時代に愛媛県の別子銅山の林業部門が住友林業の始まりで 銅山開発で荒廃した山を元に戻すため 計画的な植林をおこなったことが この会社の礎となりました

100年以上も前からの取り組みに 先人の先見の明と 自然の道理を重んじるDNAを持つ会社で 働けたことを誇りに思う と矢野さんは述べられています

まさにここにもSDGsの魁が見られる 日本の企業が存在したことに 驚きました

利益だけが優先でない

グローバルな経済の潮流に 日本の経済が立ち遅れているような 昨今の論調ですが

前々回の クボタにしても この住友林業にしても 自然の道理に沿って会社の存在を考える リーダーシップや 先人の知見を知る限り

「20年も経済成長が見られない」とか「悪い円安」とか「GDPが中韓に抜かれた」という 他国と比較した指標ばかりの 日本経済の悲観的な評価に 怯えることはないじゃない? と思います

捨てたもんじゃない

また 5月の里中満智子さんのように マンガというサブカルチャーの分野を 国の文化にまで育てた担い手の方も 数多くいらっしゃいます

日本の文化も 日本の企業も まだまだ捨てたもんじゃないよ〜 と 思ったのでした

今回は以上です

ノボルでした

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