シリーズ「60ハウスvs小さいおうち(タイニーハウス)」(その19)
湯山重行さんの「60歳で家を建てる」の第4章から 南側に浴室? です
わたしたちは東北のとある街の小さな土地に 小さなおうち(タイニーハウス)を建てました 引っ越してこのおうちに住むまでは まだ少し時間があります ただ今 日々準備をしています
建築家の湯山重明さんと同世代のわたしが考えたことに どこか共通した点があるのではと 氏の本をテキストに 小さいおうち(タイニーハウス)を検証しています
南側に浴室を設ける
そーいえば 実家のお風呂も 北側にあったなあ
しかし今はアパート暮らし うちのお風呂は 南に窓があります 間取り的には南東です
建築家の湯山氏は「60歳で家を建てる」(毎日新聞社出版 2016年)の第4章で そろそろ浴室を南側に造ってもよいのではないかと 提案されています
北側の浴室は 井戸水を汲み薪で風呂を沸かしていた名残だそうです
現在は FRPの完全防水で湿気や汚れが溜まりにくくできているうえ 高機能です
南側に浴室にすると 明るく暖かいのが最大の利点だといいます
また ハーフユニットにして南に窓を設けることで 夜空を眺めてお月様も見えるよ と述べられています
小さいおうち(タイニーハウス)では お風呂は北側に作りました 北側道路でガスを供給してくれるプロパンボンベが設置しやすいかな
湿気の抜けと 採光を考えて浴室に窓があるのは 条件の一つでした また今の住まいのバスタブは0.75坪タイプといって 浸かっても足を曲げなければいけませんが この度の新築では1坪タイプにしました 足を完全に伸ばして座ることができます
ゆったり楽しめるバスタイムが楽しみです
段ボール箱
ネット通販が増え 段ボールがうちに溜まりやすくなりました
畳んで資源ごみの日まで保管するのだけれど 大きさもまちまちで すごく邪魔である! と湯山氏はいいます 同感です
そこで適度な広さの納戸が玄関脇にあると 段ボール箱の一時保管場所として 便利だな 縦長の棚を作れば重宝するはず と湯山氏は提案します
なるほど ものをしまうための納戸ではなく 捨てるものを一時保管するための スペース これは段ボール箱に限らず その他の資源ごみなど1〜2週間分をしまっておければ 便利だし スッキリしますよね〜 あいにく そのような発想がなく建ててしまいました
外構はピンキリ
「外構(がいこう)」とは建物から外の構造物のことをゆーそーです わたしはこのたび家を建てるまで知らない言葉でした
外構は施工時間や手の加え方でコストがまるで違ってくるため 建物本体とは別会計になります とゆーことも 見積もりをもらうまで知りませんでした
家の外に必要なアイテムとして 門 フェンス 外灯 アプローチ インターホン ポスト 庭(菜園や植木など) カーポート 物置 などがあります
60ハウスのような平屋では 庭を広くとるとプライバシーとセキュリティが気になる
隣家との間をフェンスで仕切り 照明とテレビドアホン付きの門扉は最低限必要
玄関までのアプローチは 飛石を置くとして 安く済ませて50〜100万円 また「ハイウォール」に機能門塀を加えれば100〜300万円ぐらいが目安 とのことです(注 2016年関東現在)
東北の小さいおうち(タイニーハウス)の場合
「門」はありません 玄関までのアプローチに飛び石を置いて 簡単なフェンスと一体になった木製の門扉をDIYしようかな と考えています
「フェンス」は両隣の境界によくあるタイプの緑の針金のフェンスが土地購入時からありました それに沿って木製フェンスを内側にDIYします
「外灯」は自動点灯を付けました
「アプローチ」は整地して 前述の飛び石をいくつか置く予定です
「インターホンとポスト」は 玄関扉から少し離れて支柱をたて インターホンとポストを取り付けました
「庭(菜園や植木など)」は これから少しずつ手を入れていきます 楽しみです
「カーポート」は 建物の外観を損ねるために造る予定はありません どーせ70歳で免許返上の予定ですから
「物置」はものを増やしたくないので 造らないと思います
その他 土留めなどをDIYでおこなうつもりです
今回は以上です
ノボルでした
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