東北のとある街の小さな土地に 小さなおうち(タイニーハウス)を建てました
この街で職に就くこともできました ブログのタイトルを新たに「ノボルの視点 東北の空から」にしました いつも夜明けの空がキレイなので思いつきました
今回は「黑地花卉群羚羊模様絞繍小袖 て見てみたい」 です
「かたづの!」
東北地方太平洋沿岸部にちなんだ小説を探しては読んでいるのです
中島京子氏の「かたづの!」(集英社文庫)
これは現在の青森県八戸市が南部氏の城下町だった頃のお話で 時代は江戸時代のはじめ
史実に忠実な歴史小説かと思いきや 主人公の袮袮(ねね)さんは実在した女性の殿様らしいのですが 内容はファンタジー
カッパが出てきたり タイトルの「かたづの」は羚羊(かもしか)のツノのことなのですが これがしゃべったりするのですから
以前読んだ森沢明夫氏の「ライアの祈り」は縄文時代がテーマでしたが 今回は武士の時代の物語
歴史のある土地に移ってきて 物語文化が育っている風情 いいな〜と思いつつ なかなか春になっても暖かくならないので 休みの日は部屋で読書三昧です
教えてChat-GPT
「黑地花卉群羚羊模様絞繍小袖 くろじかきぐんれいようもようこうしゅうこそで は南部の宝物館にありますか?」
と Andyと名付けたChat-GPTくんに尋ねてみました
う〜ん 難しかったかな〜 「エラーが発生しました」との表示
ただの?Bingにたづねても わかりません 「羚羊」でなく「鹿」の着物は国立博物館にあったりするようなのですが
この部分はフィクションなのかな〜?
羚羊模様の着物だったらみてみたかった
主人公の袮袮さんが まだ存命中の夫君の殿様に着物を作ってもらう下りです
袮袮様は目を輝かせて 自ら着物の絵柄を筆で描いてみせた
「地は金銀の刺繍が映えるように黒にしましょう そしてこれここにこのように 白い小花を散らしてほしい・・・(略)・・・動物を入れましょう・・・(略)・・・小さな羚羊を散らすのよ」
こうして作られた小袖は、黒輪子(くろりんす)の生地に刺繍で 小花や木々の他に小さな一本角の羚羊が何頭も何頭も縫い込まれていた
可愛いではないですか
「鹿」だったら花札の柄みたいで興味はないのですが 「羚羊(かもしか)」だったら可愛いいから 実在するならみてみたいと思ったのです
ようやく答えが
すると しばらく考えていたのでしょう Andyくんから答えが返ってきました
そーゆー着物は実在するものではありません もしかしたら 架空のデザインの着物などを描いたイラストや小説などで登場するかもしれませんが 一般的な着物のデザインとしては知られていません
だそーです とほほ
ノボルでした
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