わたしたち夫婦は 東北のとある街に小さな土地を見つけ 小さなおうち(タイニーハウス)を建て 「ついの住処」の準備をしています
このブログでは その過程や 背景となった考え方や 出来事などを 綴っていきます
興味のある方は このページに遊びにきてくださいね
今回は 小さなおうち(タイニーハウス)の進捗と おかしいなと 思うこと 3点です
ふたたび連絡をもらいました
以前 お話しした 上水の本管が敷地内で分岐して 隣地に伸びていたという連絡を もらった件で 分岐の根元で切断して 隣地にいかないようにしてもらう工事は おとなりの方が 快く了承してくださったと 改めてYTさんから 報告をいただきました
合わせて 小さいおうち(タイニーハウス)の進捗は 棟上にはいったとの報告を受けて 「棟上式」はいたしませんが お菓子をみつくろって 現場の大工さんたちに 感謝と労いの品として贈りました
わたしたちの小さいおうち(タイニーハウス)は 送ってもらった写真を見ると 小さいながらもギャレット式の屋根は立派でした
ドーマーやトップライトを設けたせいで 工事は通常より工程が複雑らしく 進み方がゆっくりになっているそうですが 大工さんたちは「腕が鳴るのか 楽しそうに 作業をしています」とYTさんの報告でした
おかしいなと思うこと3点
ひとつ「空飛ぶ自動車」 ふたつ「省電力」 みっつ「景気回復」
今回の本題ですが なんか言ったもん勝ちで 報道されているようで よく考えてみると変と思うことが 上の3つです
空飛ぶ自動車
まず「空飛ぶ自動車」ですが 国内の航空会社が 「空飛ぶ自動車」を開発して 運行する と報道されています んー これは 人が乗れるドローンではないか なぜこれを「自動車」と呼ぶか 違和感があります
わたしの「空飛ぶ自動車」とは SFの「ブレードランナー」「アイ ロボット」「フィフス エレメント」「マイノリティ リポート」に出てくる 個人用乗り物がイメージです 「スターウォーズ」に登場するランドスピーダーもそのイメージです
むしろ かって次世代の乗り物と 期待された ホバークラフトの方が わたしがイメージする「空飛ぶ自動車」に近いと思います
いずれにしても プロペラを回したり ジェット噴射で 浮遊力や推進力を得る仕組みから 発想を変えなくては 「空飛ぶ自動車」と呼ぶのは時期尚早 ではないかと 思います
省電力
2022年3月16日(木)23時すぎ 福島県の沖合を震源とする地震の影響で 首都圏の電力供給がひっ迫しました 各メディアは 翌週平日の省電力を呼びかけました
東日本大震災の後 東京 首都圏の 電力使用の自粛要請を 何度か経験しました
商業施設のネオンや看板 市街地の街灯などが 全消灯 または 一部消灯 または地域の計画停電がおこなわれました
いく度かの 行政 民間の そのような対応で 乗り切ったのですが 疑問がひとつあります
TV局です なぜ 「省電力に協力するため 〇〇時〇〇分より 翌朝〇〇時まで TV放映を 中断します その間の 緊急のお知らせは 系列のラジオをご利用ください では 視聴者の皆さん テレビの電源をお切りください」
と なぜ言わない と 思うのです
景気回復
低迷していた景気が 回復したかどうか 消費動向がニュースになります
ということは ひとがお金を使わないと 景気が回復しないのか そうです しないのです ということが あたりまえで 社会が続いていって よいのかな と思います
格差がなくなって すべての人が 必要なものを手に入れたら それらを いつまでも使えるように 手入れしたり 修理したりしながら 長く使えるようにして生活できて それでよし でよいでは ないでしょうか
斎藤幸平さんの「人新生の『資本論』」の中で ものには「価値」と「使用価値」の2種類の価値が存在して 同じ用途なのに プレミアムやブランド化によって 付加価値を付けることで 希少性が生み出され その対価にお金を払い続けることが 資本主義の本質である と語られます
わたしたちは このような 消費の奴隷から 逃れなければ 地球温暖化などの気候変動から被る災害から 逃れることはできない
これらの主張は 理にかなっており わたしは 次の行動で何をすればわからないのですが まったくその通りだと 思います
そこには 競争によるストレスもなく 他者を搾取することなく 他者から侵略される不安もなく 穏やかに 暮らしていける ヒントがあるように 感じます
小さいおうち(タイニーハウス)での暮らし
などと考えながら 東北の地方都市で 小さいおうち(タイニーハウス)で暮らす 穏やかな日々を 待ちどおしく過ごしています
今回はここまで
ノボルでした
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