ついの住処-ノボルの視点 わたしたちが小さいおうち(タイニーハウス)に住むまで 第15回

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

わたしたち夫婦は 東北のとある都市の片すみに 小さな土地を見つけ 小さなおうち(タイニーハウス)を建てます 

現在は 東京在住ですが そこを「ついの住処」として 穏やかに暮らしていく準備をしています

このブログでは その過程や 背景となった考え方や 出来事などを 綴っていきます

興味のある方は のぞいてみて くださいね

わたしたちが「ついの住処」を建てる理由

「果たして サラリーマン生活を定年まで 続けたあと 生涯家賃を払い続けるだけの 経済力を保てるか」

これにつきます

日経新聞 2021年(令和3年)6月5日(土)の記事から

すこし前の記事になりますが スクラップ資料を読み返していて

「家を買う理由 ついのすみかを確保」という見出しの記事を見つけました 生涯賃貸派でいる現役時代に家賃2000万円を貯めておく必要がある という主旨でした

まず 賃貸暮らしのメリットが述べられ

気軽に住み替えられる・・・収入が減ったら家賃の低いところへ住み替えられる 家族が増えてもうひと部屋ほしくなったら住み替える 住民トラブルなども住み替えてリセットできる

一方 デメリットは 「永遠に家賃を払い続ける」・・・年金生活になった時 「家賃」は 公的年金額だけでは 負担が大きいコストである 「家賃手当」相当額は含まれていないから という旨が述べられています

65歳で引退し 90歳まで賃貸生活をすると 月6万円の家賃で 総額1800万円 更新料などを考慮して 2000万円程度必要となり 100歳まで生きれば 2500万円となる ということです

国は住宅ローン減税などで 「国民に持ち家を取得してリタイアしてもらう」よう政策をすすめている

「家を買う」理由のひとつは老後の「ついのすみか(ママ)」の確保にあり 独身でも既婚者でも 40代あるいはその前後で「家を買う」ということを考える必要がある

という論旨の コラムでした

たぶん「ついのすみか」というキーワードで この記事を とっておいたのだと思いますが

あらためて読み返すと わたしたちが「ついの住処」として 小さいおうち(タイニーハウス)を 建てようとしていることは 潮流に沿ったことだなと おもいました

おひなさまのこと

今日は 3月3日 「ひな祭り」ですね

ふたつのことを おもいだしました

ひとつは 処分した実家にあった 七段の「おひなさまセット」のことです

父母と わたし 妹 の四人が 実家で暮らしていた頃は 父が その頃になると 5箱ほどにしまわれた「おひなさまセット」を まず スチールの段々を組み立てるところから始めて ひな壇に赤い布をかぶせ ピンでとめ それぞれの人形や家具や道具を 並べました 何日間かは座敷の間に 飾られていたものでした

実家が「空き家」になった時 遺品を処分するのに依頼した業者さんと 実家の中のものを 確認していたら 「おひなさまセット」が 天袋(てんぶくろ:押入れの上部の収納)にしまわれているのを 見つけました 「廃棄処分」とのことで 買取り対象にはなりませんでした

もうひとつは インターナショナルスクールで 日本語の教員をしていたときのことです

2月の半ばを過ぎたら 校舎のホールに 日本語の教員たちと日本人スタッフで 七段のおひなさまを 飾りました

そして 授業では どの学年でも 「ひな祭りに おひなさまを 飾るわけ」という お話し(絵本)を 読み聞かせしました 日本語教科では 四季の行事など日本文化を伝えるのも 大切な役割とされていたからです

また 3月3日が終わったら 速やかに「婚期が遅れる」と 言い伝えを守って しまう作業をしたものでした

ちなみに ひな人形の由来は 「流しびな」で 奈良時代に 木でできた人形(ひとがた)で からだの悪い部分(患部など)をさすって 川に流した風習からだそうで

読み聞かせに使った 絵本のお話も その言い伝えの物語でした

本日のアイキャッチ画像は 自作の「おひなさま」のかべ飾りです

本日は ここまで

次回は 現在の わたしたちの小さいおうち(タイニーハウス)の進捗状況についてなどを お話しする予定です

ノボルでした

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