ついの住処-ノボルの視点 わたしたちが小さいおうち(タイニーハウス)に住むまで 第16回

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

わたしたち夫婦は 東北のとある都市の片すみに 小さな土地を見つけ 小さなおうち(タイニーハウス)を建てます 

現在は 東京在住ですが そこを「ついの住処」として 穏やかに暮らしていく準備をしています

このブログでは その過程や 背景となった考え方や 出来事などを 綴っていきます

興味のある方は のぞいてみて くださいね

今回は 予定どおり 工事の進捗状況などに ついて お話しします

昨年末YTさんからはいった連絡のこと

予定の土地の地盤調査をしたところ 地盤が予想以上に ゆるいので杭を 20本ほど 打ち込んでの 「地盤改良」となります

当初の「地盤改良」の方法は 見積もり段階では 砕石を敷きつめて 上から圧をかけて固める といった簡単なもので 費用も 10万円でお釣りが来る程度でした

建物が 大きくないから それで大丈夫です ということでした

ところが 専門の業者が 基礎を築く範囲で5箇所 地中にドリルを突き刺していったら これはそのドリルが入っていく抵抗を表す言葉ですが 「スルスル」といった箇所が 何箇所かあって 「地盤がゆるい」と判断されたそうです

杭を打っていく「地盤改良」の見積もりは 60万円ほどだということでした

当初の見積額との差額で 50数万円 追加で費用がかかります

どのような性質の土地ですか と尋ねますと

むかし ここは川が流れた後で 地形的には「河岸段丘」にあたります 川の流れが土砂を運んできて堆積した地形ということでした

地盤改良の諸々のこと

調べてみると 関東ローム層が 広範囲に存在する関東平野では 住宅を建てるにあたっての 杭を打つ「地盤改良」は 普通のことのようでした 

また 今回の土地のように 一部がゆるいというものでなく 全体がゆるゆるの地盤に 家を建てることもあるそうで その場合の地盤改良は 深く広く水泳用プールのごとく 掘り下げた後 大きな発泡スチロールのようなものを埋めて その上に基礎を築く という 浮かべた船の上に 家を建てるような 手法もあるとのことでした

というわけで わたしたちの小さなおうちが建つ部分に 24本の4mほどの木の杭が 埋め込まれています

この工事は 地鎮祭のあと 基礎工事にはいる前におこなわれました

鎮めもの

地鎮祭の時に 神主さんから 「これは 土地が暴れないようにするために 家を建てる前に 土地の真ん中あたりに埋めてください」といってわたされたものがありました

何か金属の塊のようなものでしたが なんと呼ぶものか失念をしていました

地鎮祭のお話の回で このことに触れましたが この度 基礎工事にはいる前に YTさんから「基礎工事が始まる前に『鎮めもの』間違いなく 埋めました」と 写真の添付とともにラインをいただきました 鎮めもの というそうです

東北の冬だから

このあと 基礎を固めるために コンクリートを流し込んでいる写真や 最近は 地中の配管の写真を送ってくれていますが 東北の冬のこと積雪だけでなく 地面が凍結して スコップが刺さらなかったり 小型建機のショベルの掘削に難儀していたりする 動画も頂いたりし 北国ならではの 苦労もある様子でした

土中で凍った氷が膨張と収縮を繰り返し 基礎と地面の間に隙間ができたりするのを 防ぐために 考慮して 深く掘り下げる 設計もなされているということでした

小さなおうち(タイニーハウス)といえども その辺は抜かりなく 本格的に してくださっていて 頼もしく 安心して 報告を受けています

このあと 基礎の型を外したら 外の配管の工事にはいるとのことでした

春が いっそう待ち遠しく感じる 毎日です

今回は ここまで

次回は 断捨離について お話しします

ノボルでした

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