ついの住処-ノボルの視点 わたしたちが小さいおうち(タイニーハウス)に住むまで(第32回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

わたしたち夫婦は 東北のとある街に小さな土地を見つけ 小さなおうち(タイニーハウス)を建て 「ついの住処」の準備をしています

このブログでは その過程や 背景となった考え方や 出来事などを 綴っていきます

興味のある方は このページに遊びにきてくださいね

今回は 本能について お話しします

本能

ウィキペディアによると 本能とは 動物が生まれつき持っていると想定されている ある行動へと駆り立てる性質のこと コトバンクでは 生活体に内在し 行動を引き起こす生得的なメカニズムあるいは衝動のこと 三省堂辞書では 動物が先天的にもっている能力・性質

公園を ゆっくりとジョギングしていて ランナーにどんどんと抜かれていきます 自分で意識してゆっくりと走っているのに 時々 焦りに似た衝動を抑えていることに 気づきます

自分よりあとからやってきたものに 先に行かれてしまう このことが視野に入ると 本能が「許さない」と叫んでいるのでしょうか 

なにが 許せないのか 考えてみました

それは 獲物を 他人に先にとられてしまっては 今日はお腹をいっぱいにできなくて 空腹のまま 寝床につかなければいけない いにしえの記憶

今日の食糧をとることができなくて 手ぶらで 我が家へ帰り ツマに今日一日 なにをやっていたんだとののしられ 腹が減ったとなく子の顔を 思い浮かべる やるせない気持ち

そんな不安が 自分は納得して 抑えて走っているのに 実は本能的には 早く走りたがっているのではないか

この公園の ジョギングコースを 周回して走っている 全てのひとが 同じような衝動を コントロールしているのでは ないのか と思ってしまうのでした

理性

ひとが 衝動を抑えられなくて とってしまった行動が 悪い結果を招いてしまった時や 罪を犯してしまった時

「それは ヒトの本能だから 仕方がない」といいわけ する場面が あります

違います と 何かの本で 読んだことがあります

ヒトの脳と お猿さんの脳の 大きさは ほとんど変わらないのですが (体重比かもしれません) 唯一違っているのは 大脳の外側に 薄い皮のようにできた新皮質という部分 ヒトにはあって お猿さんにはないそうです

ひとは 新皮質で 本能的な衝動を抑え 今 本能を解き放ってよいかどうかを コントロールしている ということでした

これを理性 といい ヒトにしか存在しない 能力だそうです

闘争本能

わたしは 子供のときから ひとと競うのが苦手でした 順位を競ったり 勝敗を決められたり するのが嫌でした といって おっとり侍で マイペースというわけでは ないのですが 仲間同士で トランプをしたり カルタをしたり 将棋をしたりする ゲーム性のあるものは 避けていました 学生になっても麻雀をすることがなかったため 今でもルールは 知りません

闘争本能が 希薄なのかもしれません 社会人になっても 営業成績を競う インセンティブがあっても 飲食店の店長をしても キャンペーン中に他店と売上を競うことがあっても 気持ちが鼓舞することがありませんでした 

穏やかに生きたい

他人と争ったりしないで 穏やかに暮らしたいと 思っています 今建てている「ついの住処」の 小さいおうち(タイニーハウス)では 目立たず穏やかなゆったりした時間を過ごすための 空間したい ツマと仲良く 楽しく 暮らしていきたいと 考えています

ゆっくりゆっくりの ジョギングをしているのは その時に 気短にセカセカとした 高齢者にならないための 訓練をしているのです

今回は以上です

ノボルでした

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