ついの住処-ノボルの視点 わたしたちが小さいおうち(タイニーハウス)に住むまで(第45回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

わたしたち夫婦は 東北のとある街に小さな土地を見つけ 小さなおうち(タイニーハウス)を建て 「ついの住処」の準備をしています

このブログでは その過程や 背景となった考え方や 出来事などを 綴っていきます

興味のある方は このページに遊びにきてくださいね

今回は エッセンシャルワーカーとして です

遅読(ちどく)

わたしは 速読ならぬ 遅読です その理由の一つは 並行読みにあります

「人新生の『資本論』」「丁先生 漢方って 面白いです」「神社とは何か」「保育士試験 重要事項短文集 暗記BOOK」の4コンテンツを キンドルペーパーホワイトで 読んでいます

ですから 斎藤幸平 著「人新生の『資本論』」も 本ブログで時々 取り上げますが ようやく8割かた 読み終えましたが いまだに読了にいたりません

エッセンシャルワーカー

わたしは 現場仕事が好きで 管理職を避けてきました また オフィスワークのみというのも 好きではありませんでした

宅配便のドライバー スクールバスドライバー 教員 ロケバスドライバー 路線バス運転士 放課後等デイサービスの児童指導員などを経験しましたが いずれも 事務や管理部門より 現場が好きです

コロナ禍になって エッセンシャルワーカー という言葉を 耳にすることが多くなりました わたしが経験してきた 多くの現場仕事はエッセンシャルワーカーでした

エッセンシャルワーカーは 医師などを除き 概して体力的にキツく 拘束時間も長い割には 低賃金でした しかし 人の役に立っているという自負が やる気を支えていました

「人新生の『資本論』」によるエッセンシャルワーカーの見識

斎藤幸平 著「人新生の『資本論』」から 以下のような箇所がありました 書き出します

「現在 ケア労働者に代表されるエッセンシャル・ワーカーは 役に立つ やりがいのある労働をしているという理由で 低賃金 長時間労働を強いられている まさに やりがいの搾取だ そのうえ 余計な管理や規則の手間ばかりを増やすだけで 実際には役立たずの管理者たちに虐げられている」

やりがいの搾取とは まさに 「言い得て妙」です

また 実際に 時間に追われて 多忙をきわめるなか 事故を防止するためのゆとりが 「余計な管理や規則の手間」でどんどんと削られて リスクが増加してきているのを 管理者は知らないことが 多いです

飲食店など 管理部門の店舗への 評価は 「平均単価」✖️「客数」=「売上」と (「売上」―「経費」)➗「売上」=「利益率」でなされます

エッセンシャルワークは 同じ理屈で数字を求めても サービスの質の向上を維持することの限界が 低くなるばかりです

しかし これからの時代 従来のように どこに資本を投下しても 経済を減速させない限り 地球温暖化は止められないし 歪みは 資本家のいるところから遠いところで ますます大きくなる 

従って そうならないためにも 全ての労働は エッセンシャルワークにウエイトを置くべきで ブルシットジョブと言われる 本来なくても 人は生活できる分野の仕事は 無くすべきだ というのが 「人新生の『資本論』」で示された 最適解です

違和感

わたしは どの分野においても 専門家ではありません 素人目線で違和感を感じてきた事がらを 羅列します

東京都内で需要される電力を 都心で原発をつくって供給しない理由 都心のどこかで いつも工事が行われていて 交通渋滞が起こっている 無限ループのような焦燥感 土に祝日になると 都心から郊外へ向かう道路が渋滞し 目的地に到着できない理不尽 用途が同じなのに ブランド力があるというだけで価格が高い腕時計 省エネが目的のハイブリッドエンジンが搭載された サイズの大きなSUV 輸入される食物につく害虫の検疫がある一方で 流行るとなると無秩序に販売されるヘラクレスカブトムシ 池の水をさらって外来種を駆除する番組があるかと思えば バスフィッシングをアウトドアスポーツ呼ぶ趣味の世界 日本で売れる外国製アドベンチャーバイク タピオカ屋などブームを作っては消えていく渋谷 原宿の 小規模飲食店舗 ゲームが産業となって ついにE Sportがスポーツだと言われる始末 単なる反射を競う遊びだとなぜ言わないのでしょうか

都心 東京は飽和している 人はテクノロジーとAIに 身体能力と 考える機能を移譲し 人間が退化してく懸念を資本主義の甘い汁が包み込む 映画「マトリクス」の世界が現実になる前に 東京を脱出したいと思いました

本日は以上です

ノボルでした

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