ついの住処-ノボルの視点 わたしたちが小さいおうち(タイニーハウス)に住むまで(第97回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

わたしたち夫婦は 東北のとある街に小さな土地を見つけ 小さなおうち(タイニーハウス)を建て 「ついの住処」の準備をしています

このブログでは その過程や 背景となった考え方や 出来事などを 綴っていきます

興味のある方は このページに遊びにきてくださいね

今回は「水分補給 その他について」です

近く 東北に引っ越して 小さいおうち(タイニーハウス)に住むにあたって スケジュールが過密になって無理をしてしまいがちなことも出てくるかもしれません 

そうならないように啓示を受けたのが 先般の 尿管結石症状だったのでしょう

歯が浮く

「歯が浮く」といっても 慣用句の「歯が浮くような…」ではなく 歯茎が浮いたような感じのことです

ジョギングをしていて 脱水症状が現れてくると 歯茎が浮いたような感覚と手指がちくちくしてきます

だから 今日は脱水症状が起こりやすいなと思うときは 自販機で水を買って手に持って走ります のどがカラカラにならないうちに 少しずつ水分を摂りながら走ります

脱水状態

ところが 昨日のように その前の疲れが完全に回復してなかったり 空が曇っていて暑さを感じにくかったり 人とおしゃべりしながらゆっくりと走っている時などは いつもと違ったタイミングで すでに脱水状態に体がなってきているのに 気づきません

昨日の尿管結石になって運ばれた救急病院で 採血の血がなかなか注射針に入ってこなかったり 点滴の液が落ちていなかったりしたのは 脱水状態に体が陥ってしまっていて 血液がドロドロになっていたからだと お医者さんの指摘を受けました

うちで痛みに苦しんでいた時 何度か水や白湯を口にしましたが 吐き気が起きてしまい 体がすでに 水分を受け付け難くなっていたのです

マラソンの練習

ホノルルマラソンに参加を申し込んで 42.195kmを完走できる体づくりをしていた時でした

そのころのジョギングの場所は 川崎大師に隣接する1周1kmの大師公園か 多摩川の川崎側と東京側の河口付近の土手でした

距離を測らないで長時間走り続ける体力をつける時は 多摩川の土手を 今日は3時間走るとか 5時間ゆっくりとか 時間で決めて練習しました

しかし 42.195kmが大体どんなものかを知ろうとしたら 1周がどのくらいかわかっていた方がよいので 大師公園を45周走ると決めて 走ってみたことがありました

アミノ酸

アミノ酸代謝という体の仕組みがあることを知りました 

糖が必要になった時 アミノ酸の異化がおこなわれてエネルギーをつくる代謝システムのことで エネルギーを外部から補給せずに運動を続けた時に 体のタンパク質や脂肪を分解して アミノ酸からエネルギーを発生させるそうです

ところが この仕組みが作動を始めたのに 途中で外から糖などのエネルギーを摂取すると このエネルギーの方を直接利用できるために アミノ酸代謝をストップしてしまうそうです

わたしが マラソンの練習をしていた時は そんなことは知らず 大師公園を10周ほどした時 自販機でポカリスウェットを1本買って飲みながら走りました すると次は20周目にいかないうちに 体がだるく足も前へ出せなくなりました

そこで またポカリを飲みましたが 体が軽くなるのは初めの数周で すぐにまた重くなるのでした

結局30周ぐらい走るのを断念してしまい トライは失敗でした

メカニズムの解答

後で知った前述のアミノ酸代謝によると 

はじめにわたしはエネルギーの摂取をおこなわないで走り始めたので まず(1)体内にある糖をエネルギーに変えようとする (2)糖を使ったので タンパク質や体脂肪を分解して エネルギー源となるアミノ酸を得ようとする

ところが 水分補給のために摂取したポカリスウェットには糖分が含まれているので その糖を使った方が エネルギー源として 手っ取り早いのでアミノ酸代謝をストップして ポカリ由来の糖を利用して体を動かそうとしました

しかし 飲料に含まれた糖はしばらくしたら使い切ってしまい 燃料切れを起こしたエンジンはストップした状態で 体が動かなくなってしまったようです

これを知ったあと わたしは長距離をジョギングするときは 糖質を含む飲料の摂取を控えるようになりました

補足(クエン酸回路)

疲れた時には 酸っぱいものを摂るとよい と言われます 梅干しやレモンがそれです

クエン酸がその効力のもとといいます

クエン酸回路というのがあって 体のさまざまなえらるギー代謝の交差点のようなものらしいですが 梅干しやレモンを食べてクエン酸を体内に取り込むと クエン酸回路が活性化されるそうです

先般お話しした ウルトラマラソンを走ることができるか 小田原を目指して走った時は レモンを丸ごとかじりながら 水分補給をまめにして 走り続けました

この時は 通常のマラソンの距離の倍を目指したため また未知のトラブルで リタイアしました 

これは 体内のエネルギーだけに頼ったため ハンガーノックに近い現象に陥ってしまったんだと思います この場合は おにぎりなど早めに炭水化物を摂取すべきだったのでしょう

体と対話するのは楽しいですが 難しいですね

ノボルでした

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