わたしたちが小さいおうち(タイニーハウス)に住むまで(その10)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

今年の一月の中旬に地鎮祭をした 東北の一地方都市の 小さい土地 

小さいおうち(タイニーハウス)を建てて わたしたち夫婦の 「ついの住処」にする

そのおうちの 基礎工事が始まりました

このブログでは どのようにして このおうち(タイニーハウス)を建てるに至ったかを 綴っていきます

タイニーハウスに興味のある方は ぜひ こちらのブログをお訪ねください

では 前回からの 続きです

市街地の魅力的な物件

東京近郊ではありません ツマの故郷の方です

最寄駅から 徒歩圏内 過去に城下町だった町割りが そのまま残る一角です

田舎はいやだといっていたツマも 興味を示しました

7月 他界した義母の 49日と100日供養を 一緒におこなう法事があるので その折に物件を訪ねる段取りを しました

取り扱う不動産会社に 問い合わせをして 見学の予約をしました

この会社は よく聞くハウスメーカーの地方支社の不動産部門でした 対応してくれた営業のAさんは 地元出身で家族はどうこうで 趣味は何々と メールの挨拶文に 顔写真と一緒にプロフィールが 書かれてありました

事前に 郵送で 物件の資料が 送られてきました

この土地に決めることのにしました

7月のある日

見学の予定の前日 自家用車でツマの実家のある町に入りました 法事があるので少し 日程にゆとりを設けました 有給休暇を申請して5日間の休暇を取りました

車に同乗したのは ツマと20代の息子でした 市内のホテルは 2日間利用で部屋をふたつ取りました

不動産会社のAさんに会う前に 家族3人で物件を見ておく段取りでした

ホテルにチェックインして 現地を見に行きました

市街地のバス通りから 一本入った住宅街でした 車の往来は少ないですが 前面道路は狭くありません

長手方向が奥行きとなる長方形の整形地でした 傾斜地ではありません 両隣の境界に高さ半間ほどの緑のフェンスが 設置してありました 

みじかい辺の片方が 間口で 奥の突き当たりが 擁壁になっていました

もらった資料では 6メートル✖️14.5メートルの約87平方メートル(26坪)です

小さなおうちが建つには 十分な広さと思いました 

将来 息子がここに住むわけでは ありませんが こんな時は いつも息子の意見や 気持ちも尋ねます

「いいんじゃない」と 息子がいいました

翌日 法事を終えてから 午後15時に 現地で不動産会社のAさんに会います

ホテルに戻って

決めるにあたって 何が決め手となっているか 整理してみました また 良いところばかりではないでしょうから 確認すべきところも 書き出しました

決めた理由

  • 水が美味しいこと・・・ツマによると この土地の水はきれいだから 東京のように水をボトルで買わなくてもよいとのこと
  • 城下町であること・・・大名の城下町ではないけれど 江戸期まで殿様がいたらしい
  • 港が近い・・・市が定期的にたち 食材が安く買えること
  • 役所や年金事務所が徒歩圏内にあること
  • 美術館が徒歩圏内にあること
  • 在来線の最寄駅が徒歩圏内にあること・・・新幹線への乗り換えも便利
  • 街の中心から離れていないこと・・・この街はコンパクトシティ構想を推進している
  • スタバやタリーズが 近くにある(徒歩圏内 マックもある)
  • 小さいが 映画館もある・・・本当はシネコンがあればもっとよいけど
  • 商店が近くにある・・・昔はもっとあったとか 百貨店もあったらしい
  • ツマの故郷だから・・・わたしに何かあっても 知り合いが多いから

あまり よいとはいえないところ

・冬が寒い・・・慣れるかも

・都市ガスが通っていない・・・プロパンを使用する

・地域は 高齢化が進んでいる・・・東京の一部地域も同じ

・仕事が少ない・・・デイケアサービスの求人が多い

・時給が安い・・・大人でも800円台 東京だと高校生でも働かない

・日当たりがよいとはいえないこと・・・あまり問題視していないですが

確認したいこと

・利便性が良い土地なのに 比較的長期にわたってネットに掲載されていたのはなぜ

・海からそれほど遠くない上 標高は8メートル 津波の対策はどの程度いるか

以上 翌日の見学にそなえて 考えを整理してみました

事前に建築士のYTさんの事務所を訪問

YTさんの事務所は 道中にあったため 一度現地に入ってから 戻るより 途中で訪ねた方が 時間を有効に使えると思いました

今回はここまでです

次回は 建築士のYTさんに初めてお会いしたこと 現地見学のことなどを お話しいたします

ノボルでした

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