ついの住処-ノボルの視点 わたしたちが小さいおうち(タイニーハウス)に住むまで(第21回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

わたしたち夫婦は 東北のとある街に小さな土地を見つけ 小さなおうち(タイニーハウス)を建てます 「ついの住処」として 穏やかに暮らしていく準備をしています

このブログでは その過程や 背景となった考え方や 出来事などを 綴っていきます

興味のある方は このページに遊びにきてくださいね

断捨離についてお話ししています 「職業を断捨離する」(続き)です

バス運転士しか知らない危険なこと(続き)

自転車②

市街地を走る自転車にも ヒヤリとさせられることが たくさんありました

自転車は軽車両といいます 道路交通法での区分です 法律上では車両として扱われますから 歩行者とは違い どちらかといえば 自動車や自動二輪車(オートバイ)に近いルールが適用されるはずですが 実際は 自転車に乗る人は 得て勝手な行動を取ります

特に 市街地においては 顕著です 

その中で 最も危険だなと思うことは 自転車の右側走行です 交通量の多い幹線道路では 車道に設けられた自転車通行帯を 車の流れに逆らって 右側を逆走してくる自転車は ごく稀です しかし 道路はばのせまい市街地では 右側を走行してくる自転車は けっこういます

市街地の道路では バスは 自転車が車道の左側を走行くれていれば 自転車の後について 運行できます しかし 右側を走る自転車は 当然前からくるので 停止するしかありません しかし 自転車の方は そのまま路肩とバスの車体の間を すり抜けていきます

市街地を運行する路線バスが 前方の何かを 回避する時 乗用車や トラックのように 走行しながらハンドルを切ることは あまりありません 急ブレーキに気をつけながら まずは停止します 乗客が 車内で横揺れにより不快に感じたり 転倒したりするのを 避けるためです

また 他車や他者との接触は こちらが動いている限り 「交通事故」になるからです

路線バスの運転手は「危険を感じたら 避けるより 止まれ」を実践しています また 自転車との すれ違いがある場合 1.0m以上の間隔を空けること と指導されます ですから 右側を走行している自転車が 向こうが進路を左側に変更するか 歩道に逃げてくれない限り 路線バスは停止せざるを得なくなります

自転車は歩行者ではない

自転車乗りの 得て勝手なルールは 横断歩道上でも 見られます

言葉による 説明なので 想像していただかなくては いけないのですが 市街地の真っ直ぐな道を バスが走行しています その前を自転車が 同じ方向に進んでいます 

(*)アイキャッチ画像をご参照ください ヘタクソな絵ですみません

前方に 信号のある交差点がありました 横断歩道の表示もあります 道路は十字路ではなく 左がわ側道が本線とぶつかるT字の交差点です 

進行方向の信号は 赤です 当然バスは停止します ところが自転車は バスの前方を斜めに横切って 右側に移り そのまま止まるでもなく 側道を渡り切った辺りを見計らって 左に戻って走行し続けていきます

バスは 信号手前で 停止しようとしていましたから 当然徐行に近い速度となっています それでも 突然 左側にいた自転車が 目前を斜めに横切ると ヒヤリとさせられます

ちなみに この自転車は 真っ直ぐな市街地の道路を 走行中は 「自分は 車両だからクルマと同じ」しかし 前の信号が 赤だったら「自分は 交通弱者として 歩行者と同じ」だから横断歩道も 歩行者と同じに青信号の方を走行したのです

「ある時は車両 ある時は歩行者」こう解釈して 走行する自転車乗りが 多いと思います バス会社では 安全教育の中で「自転車を見たら 赤信号 危険と思って近づかない」と教えます それだけ 予測不可能な動きをするのが 自転車だという認識でした

電動キックボード スケートボード

最近路上に増えてきたものに 電動キックボードがあります 

渋谷界隈では 電動キックボードにナンバープレートや保安部品(ウインカー ライト ミラーなど)をつけて 自賠責保険に加入することで 行動走行が可能となって 数も増えてきました 

しかし ヘルメット未装着でも乗車できるなど 安全面では過渡期の乗り物だと思います 車輪が小径なので 段差の乗り越えは不得意で 転倒のリスクも高いと思います また ブレーキなどの停止性能は どうなっているのでしょうか

スケートボードは公道の使用は 禁止されていますが サブカルチャーの発信地の渋谷周辺では スケボー乗りは公道にも出てきます 曲がる 止まる ギャップを乗り越える など 乗り手の技量に 大変左右されるはずですが 公道にいるボーダーもピンキリです

目の前のスケボーくんが ギャップに気づかず 吹っ飛んだのを 目撃したこともあります

以上 2つは 自己責任で片付けるのは 公道上では リスクが高すぎると 思います

もう少し 「路線バス運行上の危険」について 続けたいのですが 今回はここまでにします

小さいおうち(タイニーハウス)とは話題が離れてきたようですが 考え方の背景として お話ししておきたいことですので 路線バス運転士として 知ったこと経験したことについて 次回も 続けたいと思います

ノボルでした

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