わたしたち夫婦は 東北のとある街の小さな土地に 小さなおうち(タイニーハウス)を建てました 引っ越してこのおうちに住むまでは まだ少し時間がありますが 彼の地で暮らすことを念頭に 日々準備をしています
このブログでは その過程や 背景となった考え方や 出来事などを 綴っていきます
興味のある方は このページに遊びにきてくださいね
今回は「捨てたもんではない」(続き) です
里中満智子さん
日本経済新聞の私の履歴書 2022年5月はマンガ家の里中満智子さんでした
このブログこの稿では 私の履歴書という新聞の連載で 面白いと思った逸話や考えを ちぎってファイルしている というお話しです
里中満智子さんは 子どもの頃 家族が読むコミック誌に「なかよし」というのがあって 「あかね雲」というのだったか それが里中満智子さんの連載だったぐらいの記憶しかありませんが
「私の履歴書」の第25回で 『ライバルはあくまでも自分 性差乗り越えた漫画の世界』
という見出しの内容が面白かったので 取り上げてみました
ベビーブーマー
里中さんは 1948年1月の生まれで典型的なベビーブーマー世代だそうです
日本におけるベビーブーマー世代とは 団塊の世代ともいわれ 第2次世界大戦直後の1947年(昭和22年)から1949年(昭和24年)に生まれた世代をいうそうです 第一次ベビーブーム世代とも呼ばれるそうです
同世代のマンガ家も多くいたそうですが ライバルと感じたことはないとのことです
なぜなら 同じテーマでもそれぞれ世界観が違い ライバルにはなり得なく 各自「誰もまだ描いていない自分だけの表現」(ママ)を実現すべく必死だったそうです
だから ライバルは昨日までの自分 と述べられています
ライバルは自分とは 競技者やアスリートなどからもよく聞かれる言葉ですが 里中さんは 自分のアシスタントにと紹介された 一条ゆかりさんを その才能を見抜いて「すぐデビューして」と断ったそうです
男女の違い
里中さんの今回述べられている逸話で 面白いと思ったのは
漫画家同士の資料の貸し借りで 男性マンガ家に 服装や髪形に関する資料を貸したら「正面から見たものしかない 後ろ姿がわからない」といわれたそうです
これに対し里中さんは 正面の様子から 十分に背面も想像できるはずなのに と 男女の違いを述べられているところです
逆に 戦闘機を描くのにプラモデルを見ながら描いたとき 「エンジンの重力が感じられない」といわれて 武器やメカの「形」は描けても「重み」までは理解不能 と述べられています
マンガ家同士の やりとりのエピソードで 女性マンガ家と男性マンガ家で「形」に対する把握に違いがあったのかと 知らされました
その時代の少女まんが いや 里中満智子さんの作品 どこかで探して読んでみようかなと 思いました
宝探し
日経新聞の「私の履歴書」で時々見つけることのできる 自分が知らなかった業界の エピソード これが宝探しのようで 面白いのです
今回は以上です 次回は6月の「私の履歴書」住友林業最高顧問 矢野龍さん からです
ノボルでした
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