わたしたち夫婦は 東北のとある街の小さな土地に 小さなおうち(タイニーハウス)を建てました 引っ越してこのおうちに住むまでは まだ少し時間がありますが 彼の地で暮らすことを念頭に 日々準備をしています
このブログでは その過程や 背景となった考え方や 出来事などを 綴っていきます
興味のある方は このページに遊びにきてくださいね
今回は「ターゴー 村(そん)へ帰れや〜」 です
谷岡ヤスジ
ひとの記憶の引き出しっていったいどーゆーしくみになっているのか いきなり思い出したのが マンガ家谷岡ヤスジの「ターゴー 村(そん)へ帰れや〜」とゆー言葉でした
コンパクトシティとか SDGsとか 東北とか 最近そのようなテーマを考えているからなのかどーだか わからないのですが ふっと頭によみがえってきたのです
で ターゴーとゆーのは 谷岡ヤスジの世界 村(そん)で クワで畑を耕している麦わら帽子をかぶった若者? のキャラだったと思うのですが
この村(そん)の描き方が なんともシンプルで しかし牧歌的なふんいきを ゆるい一本の弧でがひかれた地平線と そのあたりに描かれた山と 近景の木が一本 川が一本 または道が一本で 表現されています
こう述べながら そーいえば 園山俊二の「ギャートルズ」の世界にも似ていなくもないか とまた記憶の引き出しが ひとつ開いたりするのも不思議です
物語(ストーリー)を書く授業
息子が マンガばかりを読んでいたとき 確かにマンガは面白いのはわかりますが 活字で説明できる1ページを漫画にするには 何ページにもわたるコマで表現しなければいけないメディアだから 活字の本を読んで学習効率を上げた方がよい
なんて 注意したことがありました
しかし その逆の発想もあるものです
物語(ストーリー)を書くという テーマでショートショートをテキストに使っていました
「起承転結」「オチ」「行間」などをキーワードに サキの「窓」やカフカの「橋」 星新一のショートショートをコミックにしたものを使って
どの部分が「起」「承」「転」「結」になっているか 物語の構成を分析したり 「オチ」がどういう効果を読み手に与えたか
場面の転換がなぜおこなわれたか 活字になってない「行間」での変化を話し合ったり 不条理な表現で作家が言いたいことは何か と正解のない意見を生徒に述べさしたりしました
その一環で 谷岡ヤスジの村(そん)が舞台の短いマンガを 教材に使ってみました
マンガの内容を物語にする
それは 一編のオチのあるマンガを 原稿用紙一枚の オチのあるショートショート(超短編)にする という課題でした
お話はこーです
ウマのアオとウシのタロが 畑をクワで耕しているタゴを見て 「何か悩みがあるらしい」と話し合っています タロはタゴとの付き合いが長いから みただけで悩んでることがわかるとゆーのです
タロはタゴに 悩みを解消する方法を教えようとします 丘のてっぺんから ゴロゴロ転がったら悩みなんかどこかへいくと こーゆーわけです
はじめは悩んでなんかおらん と テーコーしていたタゴも 半ば強引なタロに負けて斜面をゴロゴロ転がりました するとなんだか吹っ切れたようです
タロはアオに「もうタゴはなやんじょらん」とはなします
しばらくして やってきたのは タロとアオを処分することに決めたタゴと売買の交渉が成立した業者でした
とゆーオチです
これを 物語風に原稿用紙一枚の 文章にするのです
中学一年生ぐらいの生徒たちにおこなった授業でした
「村(そん)へ帰れや〜」からいろいろと思い出してしまいました
今回は以上です
ノボルでした
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