ノボルの視点 小さいおうち(タイニーハウス)で暮らす(第180回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

シリーズ「60ハウスvs小さいおうち(タイニーハウス)」(その30) 湯山重行さんの「60歳で家を建てる」の後半になります 第6章「実際に建てるには」です

わたしたちは東北のとある街の小さな土地に 小さなおうち(タイニーハウス)を建てました 2022年も8月に入りました 今月はいよいよ引っ越しです ただ今絶賛準備中!です

そして今回は 建築家と上手に付き合うには 他 です

建築家とは(建築家湯山氏の矜持)

建築家の湯山重行さんは「建築家とは 例えて言うならフルオーダースーツを作るテーラーである」と言います

「クライアントの要望を聞いて 機能的で美しく 丈夫で住み心地のよい家を建てるのが建築家だ」

だから「『住めればいいからとにかく安く済ませたい』という問い合わせや依頼は丁重にお断りすることにしている」そーです

コストを安くする提案も建築家の技術のひとつだが 居住性 周辺環境 ライフスタイル 将来性までを計算し トータルな提案をしているので クライアントは耳を傾けて欲しい

ともに創意工夫しあえる 建築家とクライアントの出会いがあったとき それは喜びに変わるとゆーことです

⇦ 東北の小さいおうち(タイニーハウス)を建築中 幾度かY Tさんからラインや電話で質問が来ました 細かい仕様についての確認の場合もあれば 当初の設計とは現状が合わなくなった時 当方の意見を聞きたい などについてでした

そのやり取りの中で こちらのイメージを うまく伝えることが大切だと思いました 「あーなるほど そーゆー発想は こちらにはありませんでした わかりました やってみましょう」とY Tさんにいわれたこともありました

計画から建つまでの流れ《建築家に依頼する場合》

湯山氏の事務所の場合 電話やメールで問い合わせを受けてから 以下のように進めるといいます 最後の引き渡しまで平均して約1年間の流れです 11のプロセスがあるそーです まず項目だけ挙げたいと思います

1 お見合い 2 設計委託契約 3 調査 4 基本設計 5 実施設計 6 建築確認申請 7 工事見積もり依頼 8 見積書のチェック 9 工事請負契約 10 現場での監理業務 11 工事完成 引き渡し

とゆー過程が踏まれるそーです では細かくみていきましょう

1 お見合い

日時を決めて事務所で会います できるだけ家族そろっての方が好ましく 世間話 趣味の話なども交えて じっくりと要望 今の家の問題点などをヒアリングします

パソコンで作成した要望書 雑誌のスクラップなどがあれば より具体的に話ができます

建築家の方は 話を聞きながら簡単なスケッチでクライアントの家のイメージを引き出し 予算に照らして 実現可能かの話をします

相談者は 希望する予算で家が建つか否かの判断をしてもらうことと この建築家と1年間コミュニケーションできるかの 2点がここでのポイントだそーです

⇦ Y Tさんの事務所に約束の日時を指定して 初めて訪問した時は わたしたち夫婦と社会人の息子を連れていきました 

持参したのは 「箇条書きのメモ」「工作模型」「方眼紙のノートに書いた間取り図」「(同じく)現在の住まいの間取り図」と自宅近くの商店街で買ったお菓子でした

まだ就学前のY Tさんのお子さんが わたしが風呂敷から出した家の工作に興味を示して 触れようとしては しかられる中で 最初の話し合いがおこなわれました

わたしたちは まだ紙の上のものでしかない小さなおうち(タイニーハウス)の話を聞いてくださる方に出会えたことを 大変感動して満足しました

候補にある土地の話もし もし購入が決まったら Y Tさん自身も現地をみる段取りをするから などの話もこの時にしたと思います

次回続き 2 設計委託契約 以下について です

ノボルでした

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