ついの住処-ノボルの視点 わたしたちが小さいおうち(タイニーハウス)に住むまで(第47回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

わたしたち夫婦は 東北のとある街に小さな土地を見つけ 小さなおうち(タイニーハウス)を建て 「ついの住処」の準備をしています

このブログでは その過程や 背景となった考え方や 出来事などを 綴っていきます

興味のある方は このページに遊びにきてくださいね

今回は 視点がずれると 面白い です

クマさんとウサギさん

あるどうぶつの森で クマさんとウサギさんが 倒れた木に仲良く腰掛けて お話をしていました 

クマさんがウサギさんにいいました

「オレたちってさ 全身毛むくじゃらなわけじゃない?」

「そうだね」とウサギさんが あいづちを打ちます

「でさ こまることってない」とクマさんが ききました

「オレはべつに ないけど」とウサギさんは こたえました

「オレはさ ウンコするとさ おしりの周りの毛に ついちゃってさ こまるんだ」

というなり ウサギさんを わしづかみすると ウサギさんのフワフワの毛で おしりをふいたとさ

このお話は 南伸坊さんの エッセイで紹介されていたものです 仲間と飲んでいて ひとりがこのお話を 披露して 笑い転げた という内容だったと思います

意外なこと

期待していたことと 大きくずれると 面白い ということが 書かれていた気がします

何が期待とのずれかというと

ひとつ 聞き手は みんなが仲良しの 森の動物たちを 想像しています しかし くまさんも ウサギさんも 自分達のことを「オレ」「オレたち」といっている ここで かわいい動物たちのイメージから あれっとなって 少しずれます

ふたつ クマさんが いきなり びろうなウンチの話を始める 導入部がなく いきなり本題に入り 聞き手は えっ なんの話 と とまどう

みっつ クマさんとウサギさんは 等身大で 童話のこども劇を演じている と思っていたら リアルな 身長比があったこと に 気づく

よっつ なかよしの 平和なお話だと思っていたら クマさんが ウサギさんを わしづかみにして 自分のおしりを ふいてしまう という 結末を受け入れていいかどうか 聞き手の脳みそが 混乱して 仕方がないから 笑ってしまう

この話は ほのぼのとした童話ではなく 最初からずれを意識して仕掛けられていた 笑い話だったということに 脳みその混乱がおさまったあと 聞き手は まんまとだまされたといって また 笑ってしまうのでした

漢方医学と西洋医学

これも 南伸坊さんの 著書からですが 江戸期から明治時代になって 日本も海外の列強と競争を 避けられなくなった時 医療制度を 医師の育成教育とともに一本化する必要がありました

そこで国は 従来から国内に存在した漢方医学と 西欧から入ってきた西洋医学とを 脚気(かっけ)の治療において どちらが優れているか臨床で 調べたそうです すると患者の治癒においては 漢方医学の方に軍配が上がったそうです

ところが 国が漢方医にどのような処方をおこなったかと 尋ねたら これは秘法であるから 口外できないと 拒否されたそうです 国が訊いているのに教えられぬとは なにごとか ということで 日本国の医療は 今後西洋医療を採用することとなったそうです

当然 西洋医療の方が 優っているからとの理由だと 思っていたら 科学的に再現性があるからということだったようです 面白いです

中国大陸から見た 日本列島

日本が極東という異名を持つとき 実感するためにヨーロッパ大陸を 中心に描いた地図を 見ればよくわかる と いわれました まさに 日本は東の極みに 位置します そのさきは太平洋の大海原が続くばかりです 

次に 地図を 南北逆さまにして 中国側から日本海を挟んで 日本列島を見てみます 今回のアイキャッチ画像が それです

ロシア 中国 北朝鮮 韓国が 太平洋を 望もうとしても 永久に日本列島が 目の前に横たわっています 日本に敵対する国だとしたら 日本列島はどのように見えるでしょうか

ただ 地図をひっくり返しただけなのに こんなにも見え方が異なってしまうとは なんとも面白いと 思います

最近 You Tube で ホリエモンや中田敦彦が 「地政学」をテーマに トークをしています ウクライナ情勢のことが 引き金になっているのでしょうが 日本から出ないで平和に暮らしていける 日本国民の多くも 近隣他国からの日本の見え方を 常に意識していなくては いけないですね

今回は以上です

ノボルでした

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