ノボルの視点ブログ 東北の空から(第275回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

東北のとある街の小さな土地に 小さなおうち(タイニーハウス)を建てました 

DIYもひと通り終了し この街で職に就くこともできました 

ブログのタイトルを新たに「ノボルの視点 東北の空から」にしました いつも夜明けの空がキレイなので思いつきました

今回は 「始祖になる」です

今日の雑草

仕事帰り おー あれはハルジオンではないか〜? と昨日覚えたばかりの花の名を呟きながら 茎を抱くようについた葉を確認して 納得します

そして 今日見つけたのが 花はいかにもキク科の黄色い花 葉が特徴的です ギザギザで とんがった剣のような形状です

帰ってからさっそく葉の形に注目して写真を探してみました すると・・・

ノゲシ(ハルノノゲシとも)のようです 日当たりのよい道端では一年中咲いているそーです

二つの記事

ひとはなぜ彼の地を目指すのか? とゆー問いかけに ロマンか経済かとゆー従来の回答の他に 「始祖になる」とゆー思いを抱いて未知の世界に旅立ったのである とゆーもうひとつの解があるとゆーのです

BE -PAL (小学館)12月号のある記事での内容です それに加えて 「好奇心」が起爆剤になっていると思います

そして もうひとつ別の記事です

東京でIT関連の起業をして 生まれ育った地方に本社ごと移転したある社長の祖父のエピソードです

漁師の網元の跡継ぎだった祖父は 漁師が嫌で他の仕事につきたくて本を読んで勉強に励んでいたそーですが ひいばあちゃんは周りから漁師の子が勉強なんかしても外へ出て行ってしまうだけだと言われて 祖父の教科書を取り上げて川に投げ捨てたそーです

祖父は捨てられた教科書を泳いで拾って乾かした とゆーことを何度も繰り返したとゆーエピソードの後その祖父はとうとうパナマに移住したとゆー話です

さらに その後日本に帰国して 80歳を過ぎてからNHKのスペイン語講座を勉強して 再度パナマに 昔世話になったひとに礼をいいたいと3週間の旅に出たそーです

始祖になる

前項後者の社長の祖父の話は 件の社長がマスコミで取り上げられると さすが〇〇さんの孫や と言われるそーですが それが誇らしいと 述べています

「始祖となった」祖父の血を汲むものとしての誇りとゆーことを 言いたいのだと思います

またその記事の中で 司馬遼太郎の 戦前の日本人移民を描いた『木曜島の夜会』について触れていますが 移民の出身地として 三重 和歌山 徳島が多いそーです

わたしの出身地は それらの地方の一部にあるのですが だとすればわたしの体にも移民の始祖としての血が引き継がれているような気がします

前項前者の記事の締めくくりに

「移住とゆーものを考えた場合 慣れ親しんだ土地を離れ知らない土地に移住する その土地はもはや人類の空白ではなく たくさんの先住者がいる それでも将来が見えない不安の中で家族が協力して新しい生活を作りあげていく」

そのプロセスの中に濃厚な始祖体験がある

わたしは東北の小さな土地に移住して そのような暮らしの中に身をおいて いまを生きているんだなと 思いました

今回は以上です

ノボルでした

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