ついの住処-ノボルの視点 わたしたちが小さいおうち(タイニーハウス)に住むまで(第49回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

わたしたち夫婦は 東北のとある街に小さな土地を見つけ 小さなおうち(タイニーハウス)を建て 「ついの住処」の準備をしています

このブログでは その過程や 背景となった考え方や 出来事などを 綴っていきます

興味のある方は このページに遊びにきてくださいね

今回は 西オーストラリア州パースにいた頃(続き) です

スーパーの店員

パース市の 郊外型スーパーマーケット COLES だったと思いますが 平日は 19時かなんかで 閉店で 土日祝日は 17時閉店だったような気がしますが 思い違いかもしれませんが 本題はそこではないので ご勘弁ください

閉店時間間際になると 買い物客がいようがいまいが レジ担当の店員は 後片付けを始めます そこにお掃除の 係もやってきて 立ち話などをします まだレジでお客の列があるのに 平気です

わたしたちが 閉店間際の買い物を済ませて 最寄りのバス停に行くと さっきレジを打っていた店員が すでに わたしたちの前で バスを待っていて びっくりしました

日曜日に休むデパート

セントラルステーションの周辺の ショッピングモールにある デパートは 日曜日はお休みでした

他の店も お休みになるところが多いので 街の中心なのに 人はまばらです みんな郊外のマーケットや 公園に 出かけるので 日曜日は 郊外の方が人が多かったです

それでいいのかもしれません

失敗しても追加料金を請求

床屋にいって バリカンを使った 散髪をしてもらっていました 

すると バリカンのアタッチメント(刈る長さを調節するための 先端につけるパーツ)が突然外れて バリカンのいちばん短くかってしまえる状態で そのまま わたしの頭を ガーっと バリカンが走ってしまいました

床屋の店員は 何事もなかったかのように その部分と そのほかの部分を ハサミで切りそろえながら わたしの頭を仕上げたつもりのようでした

わたしはおそるおそる バリカンが走ったところと それにつながる部分に 指を当てました 明かに短いバリカンがあたったところと そのほかの箇所では 感触が違いました

わたしは 短くするのなら いっそ 一番短く全体を刈ってくれ と頼みました そして 中坊の時以来の 坊主頭が出来上がりました 

驚いたのは その後です

料金を払う段階になって 倍の料金を支払えと 床屋は要求したのです 一度仕上げてやったのに 追加の依頼をしたから 二度手間かけた というのです

さすがに それはないだろうと 料金は払うが 倍は払わない あなたがミスをしたのだから まず謝るのが 筋だろう なんて もめていると

何があったんだと 店のオーナーらしいのが やってきて 事情を話すと ようやく 九段の店員に謝らせて 料金は 通常ぶんでかまわない ということに なったのでした

銀行の窓口にて

現地で口座をもつ必要がありました ビザの延長で 口座に預金が必要だったか 日本からの振込に必要だったか 忘れましたが 銀行に手続きに行った時のことです 銀行が閉まる15時には まだ1時間はあったかと思います 

これこれこういう理由で 口座を開きたいので 手続きを お願いします と事前に調べていた言葉を 伝えたところ 「明日にしてくれないか」と言われました

銀行が 手続きを面倒くさがって まだ時間に余裕があるのに 業務を断ってくるなんて 驚きでした もちろん 当方はオーストラリアからすれば 外国人で 意思疎通に時間がかかったかもしれないのですが

電気修理

パース市の郊外で借りていたアパートで 2階に上がる階段の電灯がつかなくなったことがありました 見ると球切れではなく 劣化で 線が器具から外れてしまったようでした 接続されていたところが むき出しになっていました 漏電したらこわいです 小さな子どももいます

アパートを仲介してくれた 不動産屋に電話しました 折り返し電話があって これこれの日時(平日の何時に)に電気屋が行きます とのことでした

指定された日時に 待てど暮らせど来ません その日の夕方 再度こちらから電話しました 「ソーリー 今日は 用事ができて行けない」と言います だったらいつ来れるのかと聞くと「あしただったら いけるかもしれない」とのこと

翌日 「ハッロー!」と 脚立をかかえてやってきた ごきげんなオジサン お ここか と 階段を上ったところで ガチャガチャやって 修理が終わりました サインをするでもなく「終わったよ〜 じゃ」みたいに 帰っていきました 前日約束を反故にしたことには いっさい触れずに

パース市で働く人々は こんな感じでした 「郷にいれば郷に従え」 日本の生活とくらべると とまどいますが このゆるさに そのうち慣れてきました

今回はここまでです

ノボルでした

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