ついの住処-ノボルの視点 わたしたちが小さいおうち(タイニーハウス)に住むまで(第50回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

わたしたち夫婦は 東北のとある街に小さな土地を見つけ 小さなおうち(タイニーハウス)を建て 「ついの住処」の準備をしています

このブログでは その過程や 背景となった考え方や 出来事などを 綴っていきます

興味のある方は このページに遊びにきてくださいね

今回は 言葉(ことば)についてです

2022年4月4日(月)日経新聞 春秋コラムより

彷徨く 狼狽える 戦慄く 躊躇う 蔓延る 周章てる 読めますか 変換したら 現れる表記だそうです

うろつく うろたえる わななく ためらう はびこる あわてる だそうです

上記の言葉は 徘徊(はいかい)は「はいかいする」 狼狽(ろうばい)は「ろうばいする」 戦慄(せんりつ)は「せんりつが走る」 蔓延(まんえん)は「蔓延する」 周章(しゅうしょう)は「しゅうしょうする」 という動詞で 通じます

わたしは 最後の 「周章」という言葉は 今まで知りませんでした 「あわてる」は 「慌」の字を使う方が 馴染みがあります

わたしは 文章を今のように ワードで入力し変換する時 漢字に変換された言葉を あえて ひらがなに もどす作業をして 書きすすめています 文章の見たかんじを やわらかくするためです

慣用句

新聞の記事で よく話題になるのが慣用句の誤用です 今回の春秋コラムでは 「店のPRで『手ぐすねを引いてお待ちします』と書かれると 行くのが少し怖い」ということが書かれていました

「手ぐすねを引く」とは 弓を引くひとが 弦が毛羽立たないように 薬煉(くすね)を塗って 手入れを施しておくことが 本来の意味だそうです 戦いの準備を 万全にして 敵の到来を待つときに 使うことば なので 上記の記事の例だと おかしいということでしょう 手ぐすね引いてお客様をまつ のは おかしな表現ということですね

わたしは 言葉の専門家ではないので 「目からウロコ」という言葉が ひとり歩きしているのが 少し気になります 「目からウロコが落ちる」というのが 長ったらしいけれど正しい慣用句の用い方 と 思います 

TVの番組中で 出演者の方が「目から鱗の・・・」と 形容詞的に用いるのを聴くと 違和感を感じます 

語源は 聖書らしいのですが まったく今までと違った考え方に出会って 新しい発想を得られた時などに 用いる慣用句です

言葉は 生きているので その時代時代で 多用されては 使われなくなって 死語なるのでしょうから こちらが慣れていけばよいだけなのですね

送り仮名

このブログの文章は PCのキーボードで 入力していますから 「文章を書く」というと抵抗があります だから 「お話しします」といった表現を もちいることが ままあります 

でも わたしがしゃべっているわけじゃないので 「お話しする」はおかしいですね

さて お話しする とは 「話をする」ことなのか 「話す」ことなのか で 「お話する」「お話しする」「お話をする」と 送り仮名が違ってきますよね

小中学生に 日本語の授業をしていたころ 漢字テストで 送り仮名を問う問題がありました また 作文の添削で 送り仮名にも チェックを入れました 

そんなに 厳密にしなくても よかったのではないかと 今は思います

句読点と段落

わたしは 勝手に 文章をPCで入力するとき 段落を設けず 句点(『。』のこと) 読点(『、』のこと)を 使いません 

もともと 日本語の文章には 句読点というものの使用は なかったそうです また 段落もなかったそうです 

明治になって 学校教育で 「国語」という教科ができて 全国一律の内容で 言葉「書き方」の用い方を 教えるようになって 原稿用紙のマスの使い方や 段落の設け方 句読点の用い方を うるさく言われるようになった とのことです

わたしは ブログをするようになって 段落のかわりに 行を開けたり 句読点のかわりにスペースを開けたり して 見て読みやすい文章を 作成することが できるのではないかと 考えました

PC入力で 作成される文章は 圧倒的に「横書き」が多いので これでいいかなと 思っています

今回は 言葉について お話ししました

ノボルでした

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