ノボルの視点ブログ 東北の空から(第302回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

東北のとある街の小さな土地に 小さなおうち(タイニーハウス)を建てました 

この街で職に就くこともできました ブログのタイトルを新たに「ノボルの視点 東北の空から」にしました いつも夜明けの空がキレイなので思いつきました

今回は「教育3題」です

ゲームについての興味

正月休みに息子が東京からやってきて 4泊していきました 東北のわが小さいおうち(タイニーハウス)に実際に来るのは初めてです

足を伸ばして入れる風呂は気持ちがいいのか 朝晩 2回ずつ入浴していました

その礼としての置き土産とゆーわけではないのでしょうが テレビモニターにつながっている任天堂のゲーム機に 2つほどゲームをダウンロードして 使い方の手ほどきをしてくれました

「空気読み」と「ウルトラ怪獣育成」の2種類です

息子は 子ども時代 「ポケモン」「デジモン」「遊戯王」などで遊んだ世代で ゲームなどにも触れて大人になりました

当時わが家では ゲーム機を買わないとゆー方針でしたが ともだちのうちなんかでゲームをやっていたようです

なぜ 今になって 息子が親にゲームをすすめるのか はっきりとした理由はわかりませんが わたしたち親世代としては 時代に乗り遅れないように 勧めてくれたものを素直に受け入れていく柔軟さが必要なのかと 思っています

文科省の教育

偏差値や学歴にかたよった文科省の学校教育が信用できませんでした

自分自身が その環境の中で 落ちこぼれスレスレの位置でもがいていたからなのか 子どもを授かって 教育システムや 教育制度のあり方に興味を持つようになりました

また 「常識」とゆー言葉を安易に発することにも 慎重になりました

今は まったく関係のない業態に身を置いていますが 新聞などで「教育」に関する話題があると つい考えてみたくなるのでした

以下最近の日本経済新聞の記事から3つ紹介していきたいと思います

発達障害児

2022年(令和4年)12月29日(木)「学習困難な子支援手探り 発達障害疑い1学級3人 教員研修や専門家連携急務」とゆー見出しの記事です

「放課後等デイサービス(放デイ)」で働いていました その時学級の約7%が疑いのある児童だと だからこの業界はまだまだ需要があるといわれました

今回の記事では12月13日公表の文部科学省の調査で 通常学級の小中学生の8.8%に発達障害の可能性があり 35人学級なら3人ほどの割合になると述べられていて わたしが以前聞いた数字より増えているのですが 事実であるとゆーことです

発達障害とは自閉症やアスペルガー症候群(現在は自閉症スペクトラム) 注意欠陥多動性障害(ADHD) 学習障害などの総称とされ脳の機能障害が原因とされる 

読み書きといった特定の分野が苦手だったり 気が散りやすいなど集団行動に馴染めなかったりする傾向がある と記事に解説がありました

で こーゆー記事や解説を読むと 自分なんかも児童や生徒の時は 「発達障害児」と言われてもおかしくなかったのではないかと 考えてしまうのでしたが・・・置いておいて

記事では 支援が行き届いていない現状を述べ 限られたマンパワーで多様なニーズに応じる難しさが課題といい 対応できる教員の不足や専門家との連携が間に合っていないと指摘しています

そーこーしているうちに子どもたちはどんどんと成長してしまうとゆーのに 遅々たる対応策がもどかしいです

ただし「インクルーシブ教育」とよばれる児童生徒が障害の有無に関わらず同じクラスで学び効果的に相互理解を深める手法が日本を含む世界の潮流であることは いいことだと思いました

イエナプラン

2023年1月1日(日)の日本経済新聞から1920年代にドイツで考案されオランダで発展した教育モデルのイエナプランについての記事です

現在の日本の教育システムは手順に沿って規則正しく作業できる人材の育成するための手法で 重工業を中心とした高度経済成長を支えてきました

しかし社会が多様化しイノベーションが常時求められる時代には 学校になじめず不登校になる子どもは急増し 全国の小中学校では2021年度で約24万人 過去最多となりました

このような課題を抱えながら 学歴重視 大学の「合格歴」を重視する風潮が国内ではいまだに残っています

同様に 学校での評価軸は筆記試験の結果であり たとえ得意な分野で輝いても試験の点数がよくなければ「できない子」とされる

このような日本型教育システムとは違って 自分らしさや社会との共生といったコンセプトで 異なる学年の子どもがグループとなり活動し 科目ごとの時間割はなく 学習 対話 遊び 行事の4つの要素で授業が構成されるのがイエナプランだそーです

このシステムを導入した アソビジ代表の中川 綾さん(45歳)は2019年 長野県に私立「大日向小学校」を設立したと記事は紹介します

既存の学校にも良さはあり その仕組みに合った子どもも多いとして「大切なのは(子どもが多様な学校で学ぶ)選択肢を増やすこと」と中川さんは述べています

同感です!

若者を投票に

防衛費を増やすことを国民に是非を問う 増税はありやなしや とゆーことで解散総選挙が行われるのかしら?

「投票しても何も変わらないから」とは 若者だけでなく選挙にいかないオトナがよく言い訳に使う言葉ですね〜

日本経済新聞 2023年(令和5年)1月1日(日)の記事で「投票は大事な人を思うこと 政治は自分事に 若者を啓発」との記事です

結論からいいます

このようなことはいいことなので 否定はしませんが 「有権者は選挙の投票に行く」 これは国民の常識として学校教育で 家庭教育で 「赤信号は止まれ」と同じよーに教えれば済むことなのじゃないかと いつも考えるのですが

そんなに難しいですか?

ちなみに記事では若者の投票率の低下を示す例として 2022年の参院選で10代の投票率は35.42% 20代は35.99%で 全世代の52.05%を大きく下回ると述べています

全体で2人にひとりしか投票にいっていない現状をむしろ政治家たちが嘆くべきじゃないでしょうか 自分達の主張が半数にしか届いてないのですよ

また 学校を出て日が浅い若者ほど 投票率が低い傾向にあるとすれば 学校関係者こそ教育に浸透すべき事柄として 真摯に捉えてほしいと思うのです

わたしらの世代や高齢者の言いなりになるような政治はいやだと 投票に参加することで世の中を変えたいと若者は行動すべきですよ

今回は年末年始 教育について考えてみました

ノボルでした

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