東北のとある街の小さな土地に 小さなおうち(タイニーハウス)を建てました
この街で職に就くこともできました ブログのタイトルを新たに「ノボルの視点 東北の空から」にしました いつも夜明けの空がキレイなので思いつきました
今回は「『ライアの祈り』を読んで」です
東北の街が舞台のお話
ブックセンターで 東北の街が舞台の本を探しました
森沢明夫 著「ライアの祈り」とゆー本を見つけました
青森県は 縄文時代の遺跡が何箇所も発掘されているとゆーことで それにちなんだ物語でした
タイトルのライアとゆーのは 縄文時代に今の東北地方太平洋沿岸の集落に住む少女の名前です
どーやら 青森県八戸市の種差海岸あたりが舞台のよーです
面白いのが そのライアとゆー少女の生まれ変わりらしい女性が 現代人として八戸市に暮らしているとゆー設定です
縄文のころの記憶が デジャブのように 彼女の中で蘇ります
シャーマン
縄文時代を生きるライアとゆー少女は 狩の時の大怪我がきっかけで シャーマンになります
この物語ではシャーマンとゆー者は 他者について祈ることはあっても 決して自分の願いを祈ってはいけないとゆー掟がありました
もし 自分のためを思って祈ったならば そのシャーマンは悪魔となってしまうのだそーでした
ローリングサンダーのこと
「ライアの祈り」を読み進めてきて シャーマンといえば ネイティブアメリカンの「ローリングサンダー」のことを思い出しました
何年まえのことでしょうか? ネイティブアメリカンのメディスンマン「ローリングサンダー」について書かれた本に出会ったのは(『ローリングサンダー』平河出版社 1991年
ダグ ボイド著 北山耕平 谷山大樹 訳)
あるエピソードを覚えています
ある都会の講演者として招かれた「ローリングサンダー」 心を落ち着かせるための「煙草」を忘れてきてしまったのです
周りの心配をよそに 会場の控え室で ひたすら祈りに集中していた「ローリングサンダー」は実は 彼の地に自分の「煙草」を呼び寄せていたのでした
祈りが成就した「ローリングサンダー」のポケットからは 遥か遠方から時空を超えてやってきた彼の「煙草」があったのです
考古学者のクマゴローの持ち物だったミサンガを 一緒に時を過ごした現地の部族のシャーマンが 遠く離れた日本に遠隔で送信してくれたのです
忘れてきたミサンガ
「ライアの祈り」では 現代の登場人物が腕にしていたミサンガを パプアニューギニアの現地人との交流に出かけた際に当地で紛失し 前述と似たような話が語られます
ああ やはりシャーマンは そーゆーことができる能力があるよーなのです
それを思い出しました
この物語は 人称による説明的なセリフが多く ストーリー構成も甘く ご都合主義な運びで文学性は低いのですが 取り上げているテーマには共感しました
縄文遺跡
遺跡発掘のシーンも登場して いつか青森県の「山内丸山遺跡」「是川遺跡」に行ってみたいと思いました
自分自身 この物語に出会ったことで 前世の何かに導かれている 鴨と考えると おもしろすぎると思うのでした
とりあえず 合掌土偶のレプリカかオブジェがほしくなりました
今回は以上です
ノボルでした
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