ついの住処-ノボルの視点 わたしたちが小さいおうち(タイニーハウス)に住むまで(第73回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

わたしたち夫婦は 東北のとある街に小さな土地を見つけ 小さなおうち(タイニーハウス)を建て 「ついの住処」の準備をしています

このブログでは その過程や 背景となった考え方や 出来事などを 綴っていきます

興味のある方は このページに遊びにきてくださいね

今回は「コミュニティ交通」です

地方こそコミュニティ交通を

お金持ちの 行政ならば 多少採算が合わなくても 小規模な交通インフラを いくらでも走らせることが できます

しかし 地方都市こそ コミュニティ交通が 必要なのに 経済的な理由から 本当に利便性のある 交通インフラを 敷くことができません

わたしが考える利便性のある コミュニティ交通とは (1)環状ルートであること (2)本数があること (3)料金が均一であること (4)バリアフリーであること (5)ゆっくり走っても他の交通の障害にならないこと (6)営業と運行管理は地元の民間バス会社がおこなって行政が採算を助成すること などです

ひとつめの 環状ルートは コンパクトシティ構想のもとでデザインされた地方都市の 官庁街と商業街をループ状に結びます 庁舎前の広場にバスロータリーを作り 快適な待合室 カフェ 売店など が併設され バスを待つ間 快適に過ごせるようにします

ふたつめ コミュニティ交通が 魅力あり持続的であるためには はじめは経営的に採算が合わなくても 最低でも 1時間に2本は欲しいと思います

みっつめ 料金は1回100円でも200円300円でもかまいませんが 均一にして 料金の支払いが わかりやすいほうが 利用されやすいと考えます

よっつめ いうまでもありません 子ども 高齢者 障がい者 妊婦さん など交通弱者の方こそ コミュニティ交通を いつも生活の足に利用して欲しいです

いつつめ 専用レーンを走ります でも鉄道や トラムのようにレールの敷設がいらない バスなので インフラのコストは少なくてすむと 思います 最高時速は20km/h ほどが良いと思います

むっつめ 東京のバスですら 行政の助成なくして 存続は難しいです まして地方のコミュニティバスならなおのこと 街を活性化するための コストと覚悟して 富の分配をおこなって欲しいです

コンパクトシティのデザイン

以下 シロートのわたしが考えた コンパクトシティです

できるだけ 従来の街の景観を 壊さず 雰囲気はそのままで 街のリノベーションがおこなわれる良いと思います 開発のための開発はしません

郊外に住む市民は 街の中心エリアには 外郭に設けられた 公営の駐車場に自家用車をとめて中心街での 用を済ますようにします 駐車場の利用チケットの提示があれば コミュニティバスは無料で 乗車できるようにします

8時から20時まで 車は居住者か 運送目的の 車両以外は 通行禁止とします

バスは 小型のEV車両です 水素燃料電池車かもしれません

環状線の内外には 公共利用の施設が 税制の優遇を受けて 存在できるようにします 

学校法人(小中高 大学) それ以外の教育施設 体育館 スポーツ施設 図書館 博物館 美術館 映画館 銀行 総合病院 薬局 スーパー カフェ 飲食店 書店 ホテル コミュニティスペース コンサートホール 緑の公園 など

コミュニティバスを利用すれば 生活の全ての用事を済ませられるように 街がデザインされています

コンパクトシティの完成以後 環状内の土地の売買は 原則禁止 行政または コミュニティの管理地域になります

外郭地域は 秩序のある 土地利用計画に 基づいて 居住区を設けます 従来の法制度と変わりません ただし 環状線内へのアクセスを容易にし どの方面からでもコミュニティバスの バス停には 徒歩で利用できるように 整備します

環状線内が便利なので 外郭地域で 商売を営むには 特色あるアイデアで お客を誘導しなければ 成り立ちません 従来の文字通りの競争をしたい法人は 外郭地域で事務所や店舗を設けます 

また最近 俗に言う「ブルシットジョブ」の法人は 外郭地域でしか 営業許可は出ません

以上 夢物語でした

小さいおうち(タイニーハウス)のある街

「コミュニティー交通」について 知っていることや 新たに調べたりして まとめようと始めた 今回の稿 コンパクトシティとは何か と おもいが移ってしまいました

ああそうだ わたしたちの小さいおうち(タイニーハウス)ができる街は 前回完成前に散策して なんとなく ここに ループ状のコースを走る コミュニティ交通があったら 便利だな と思ったのが 発端でした

地方は 一家に車2台以上 保有するといわれます 持続可能な未来を考えたとき 高齢者が いつまでも車の運転をしなければ 日常の用をなさない という現状はやめた方がいいのでは 

だから地方の交通インフラは 都会以上に 住むひと中心であって欲しいと思いました

今回は以上です

ノボルでした

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