ノボルの視点 小さいおうち(タイニーハウス)で暮らす(第112回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

わたしたち夫婦は 東北のとある街の小さな土地に 小さなおうち(タイニーハウス)を建てました 引っ越してこのおうちに住むまでは まだ少し時間がありますが 彼の地で暮らすことを念頭に 日々準備をしています

このブログでは その過程や 背景となった考え方や 出来事などを 綴っていきます

興味のある方は このページに遊びにきてくださいね

今回は「捨てたもんではない」です

私の履歴書

わたしは 新聞は日経新聞をよく読むのですが 経済記事だけでなく特集やコラム 連載記事も楽しみます 気が向いたら コンビニや駅の売店で買うので 毎日欠かさず読むわけではないので 連載物は途切れてしまうのですが 世の中の動向を知るために買います

最後の面の文化面での連載「私の履歴書」が面白いです

経済人だけでなく 政治家 文化人 芸能人が 各月の1日から月末まで 1人が自分の生い立ちから現在までを 振り返ります 「私の履歴書」の題字もご本人が書かれています

実績がある方や 著名な方が 自分を振り返るのですから わたしのような市井を生きているものの参考になる 逸話や思想が 散りばめられていて 宝物探しのようです

その中で 最近3ヶ月で ちぎってファイルしていた 3人の方のお話です

経済人とマンガ家と

4月はコマツ特別顧問の野路邦夫さん 5月はマンガ家の里中満智子さんでした そして今月6月連載中の住友林業最高顧問の矢野龍さんです

2人の経済人(=企業人)と 1人のマンガ家(=文化人)です

それぞれ 面白いなと思った回のみ ちぎってエッセンスをもらうことにしています

コマツ特別顧問

まず4月の野路さんです 「私の履歴書」を読むまでは名前すら知りませんでした 大体企業の人はどんなに偉くても そんなもんですね 企業から離れたら普通のおじさん おばさんです

第22回 「異次元の節電 地下水や間伐材を活用 新ラインの購入電力9割削減」という見出しの本稿は 2011年3月の東日本大震災から半年後10月の決算会見で「購入電力の半減」を表明した という書き出しから始まります

へぇっ 半減って 読みたくなりますよね

プロジェクトチームを立ち上げて 工作機械1台ごとに電力計を取り付けるなど「電力の見える化」をテッテー的におこない そのことで待機電力の無駄に気付いたそうです この気づきは関連企業にも波及したそうです

次に手がけたのは新工場の組み立てラインの集約で 製品ごとに別ラインが慣習だったのを混流生産することにしたそうです 社内の若い設計技術者の成長も鑑みての方式変更だったと述べています

ゼロベースの立ち上げは若手からの活発なアイデアが発信され 節電手法でも大きな進展があったとのことです

栗津工場(石川県小松市)では 白山の伏流水を工場のピットの巡回させ 冷暖房に用い空調用の電力の大幅削減ができました

また地元加賀の森で放置されたままの間伐材を燃料にバイオマス発電に取り組み その排熱も利用できることから木材チップを燃料とするバイオマス蒸気ボイラーを導入 など

結果 旧ラインと比べて90%以上の 購入電力削減が実現したそうです 驚きです

2015年にはコマツ全体での電力半減 また現社長(小川啓之社長)のもとで2030年にCO2排出量半減という目標を掲げている ということです

まさにSDGsの先駆け 日本の企業も捨てたもんじゃない と思いました

コマツといえば

ちなみに 「コマツ」の名称は小松市が由来だそうですが 思い出したことがありました

それは 小松→コマツ という地名は 「小さい松」が由来の場合もあるのでしょうが 狛犬(こまいぬ)の狛や 馬の意味の駒 で 狛津や駒津が 由来の始まりだったところもあると 何かで読みました 

または「高麗津」と書いて「コマツ」と呼んで この場合は渡来人(朝鮮半島からの人々)の定住した津(みなと) というらしいです そういえば小松市は日本海側の都市で 韓国の真東になりますね 詳しい方 この辺りどうなのでしょうか

寄り道してしまいました 今回は以上です

次回 5月の里中さんと 6月の矢野さんのお話です

ノボルでした

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