ノボルの視点 小さいおうち(タイニーハウス)で暮らす(第157回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

シリーズ「60ハウスvs小さいおうち(タイニーハウス)」(その13) 湯山重行さんの「60歳で家を建てる」の第3章が始まります と いきたいところでしたが 今回はお休みして 別の話題です

東北のとある街の小さな土地に 小さなおうち(タイニーハウス)を建てました 引っ越してこのおうちに住むまでは まだ少し時間があります ただ今 日々準備をしています

徒然考えることがあるものです

「ソー:ラブ&サンダー」を観てきました

二子玉川のライズショッピングセンターの109シネマズにて 「ソー:ラブ&サンダー」を観ました

今日は7月20日(水) 日本の学校は1学期が終わり いよいよ明日から8月いっぱいまで 夏休みです 平日の昼から混む前に観にいこうとゆーわけでした

主人公のマイティ ソーは北欧神話の雷神です クリス ヘムズワースが演じます 映画の世界観は マーベル作品の「アヴェンジャーズ エンドゲーム」以後の世界です

悪役ゴアを クリスチャン ベールが冒頭から演じるのですが 数日前にNetflixで「マネー ショート」を観ていなければ気づかなかったかもしれません 坊主頭で まるで「マッドマックス 怒りのデスロード」の登場人物のようなメイクでしたから

神々の世界が舞台のエンターテイメントですから なんでもありで 楽しい映画でした

ナタリー ポートマン綺麗でした ヒーローの体になるため 鍛えたそうです 腕が逞しくなっていました

た 高かー!

ショッピングモールのあるアパレルのショーウィンドウに 白いブラウスシャツ(=レディースの襟付きのシャツ)が飾られていました デザインもおしゃれな感じで柔らかそうな生地の着心地の良さそうなシャツでした

値段を見て びっくりです 5万円台の表示でした

なんであんなに高いのか ツマにたずねたら「ブランドだから」だそうでした

最近 わたしもできるだけものを減らして いいものだけを永く使いたいと 衣類もユニクロのようなファストファッションはやめるようにしています

でも ブランドだから良しとは判断しないようにしています 

つくった人がわかるような またその人がどんな考えで その素材を選んで材料として使用したのか 買うときに納得して購入しています

その場合は 多少高くても 買います

アルマーニとヤマモトヨウジ

カバンのポケットに持ち歩いていた記事を見つけました 2022年(令和4年)7月4日(月)の日本経済新聞“Opinion”の面です

「ファッション産業は持続可能か」「『スロー』な製販に転換を」「変わる社会 機敏さカギに」「環境やデジタル 改革迫る流れに」といった見出しで ジョルジオ アルマーニとヤマモト ヨウジ の著名両デザイナーが意見を寄せていました

アルマーニ

ファストファッションの台頭は業界に多くの影響を与えた 消費者になるべく多く商品を買わせようと過剰生産が慢性的になった結果 在庫の積み上がりやセールの前倒しを招く

今こそ「スローファッション」に移行すべきと提唱したい とアルマーニは言います

この2年 経営するジョルジオ アルマーニ(ミラノ)ではショーで発表する商品数を大幅に減らし ショーも紳士服と婦人服を統合して規模を縮小

2020年12月期の売上高は16億ユーロ(約2300億円)と前の期より25%減ったが 市場の現実に見合った結果だと受け止める

「スローファッション」の実現には業界全体の協力が不可欠だ 商品の改廃のリズムを実際の季節の移り変わりに合わせる 業界のイニシアチブがないと実現しないだろう

コロナ禍で非接触型サービスや仮想現実(VR)の視聴技術も急激に普及し デジタルネーティブ世代を意識した新業態店を東京神宮前に開店した しかしリアルの店舗やショーの役割が表現の基盤である

短期間の流行に左右されない 服本来が持つ普遍的な価値であり原点を 消費者は見つめるようになった

環境を汚染する産業の代表としてファッション業界は世界から批判されるようになったいま 社会への責任感を意識してビジネスに取り組む努力を怠ってはならない

とアルマーニは述べています

終焉の始まり

ファッション業界の仕組みはすでに限界に来ている うまく対応できなければ 業界は「終焉の始まり」を迎えることになる と 同記事でデザイナーの山本耀司氏の意見です

アルマーニの「過剰生産やセール前倒し 過密なショー日程などの慣習をリセットしよう」とゆー提言には賛成だが 巨大資本などが関わる業界の動きより 消費者側の選択の方が今後のカギになる と山本氏は述べます

ヨウジヤマモト(東京品川)は巨大資本やファストファッションと一線を画すビジネスを続けてきた 2021年8月期で純利益約7億円(前の期比45%増)だそうです

同社においてデジタル対応を急ぐのは ネット経由の売上高が24億円規模に達し順調に伸びているため だそうです

2009年に民事再生法の適用を申請して以来 最大規模の投資計画とゆーことです

先行きが困難に見えても 地道な服作りと大胆な挑戦を続ければ 生き残りへの活路が見えてくる と山本氏は締めくくっています

衣食住

わたしたち消費者は 生活で必需なものの背後にある業界やビジネスの世界に関心はありません 知らず知らずに経済に参加させられています

捨てられることを前提に生産すると 過剰が生まれます

人は服を着なければ 生活をすることができません 食べなければ 生きていけません 屋外では暮らせませんから 住むところが必要です

山本氏がゆーように わたしたち消費者が 意識を高く必需品の購入に目を向ける必要があると思いました

今回は たまたま衣料について考えましたが 「食」や「住」についても同様のことが言えるのではないかと思いました

今回は以上です

ノボルでした

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