ノボルの視点 小さいおうち(タイニーハウス)で暮らす(第160回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

シリーズ「60ハウスvs小さいおうち(タイニーハウス)」(その15) 

湯山重行さんの「60歳で家を建てる」の第3章から 「60ハウス間取りの特徴」についての項を読んでいきます

わたしたちは東北のとある街の小さな土地に 小さなおうち(タイニーハウス)を建てました 引っ越してこのおうちに住むまでは まだ少し時間があります ただ今 日々準備をしています

建築家の湯山重明さんと同世代のわたしが考えたことに どこか共通した点があるのではと 氏の本をテキストに 小さいおうち(タイニーハウス)を検証しています

間取りについて

「間取り」とゆー言葉に 関心が動かないのは なぜだろか と考えると

わたしたち家族は ずっと賃貸住宅暮らしで 間取りよりも 立地と家賃で物件を探して 特別変な間取りに出会ったこともなかったので 既製服を着るような感じで 住居の間取りに自分たちが合わせてきたからなのでしょう

海外も含めると いままで7ヶ所の物件に 賃貸暮らしをしてきましたが これといって住みづらさを感じた間取りには 出会いませんでした かといって どれも同じ間取りはなく 転居の都度新鮮な気持ちになれたものでした

「60ハウス」の間取りの特徴

湯山重明さんが提唱する「60(ロクマル)ハウス」には ならではの特徴があると述べられています わたしのコメントも加えて 「60歳で家を建てる」第3章 60ハウス間取りの特徴の項を読んでいきます

《田の字プラン》 ・・・動線を最短距離にするために間取りを「田の字」にした 正方形に近い間取りは回転や反転をさせることができます ⇦小さいおうち(タイニーハウス)の間取りは 当初から個室を設けず 水回りとキッチン並びに ロフトがどの位置に来るかが課題でした

小さな部屋をまとめてユニット化》 ・・・玄関 トイレ 洗面 脱衣室 浴室を ワンユニットにして配管工事費を抑える またどの方角からでも玄関が造れる ⇦小さいおうち(タイニーハウス)は初め キットをひな型に依頼しましたが 玄関の位置をキットとは反対側につける設計に直してもらいました

《中2階のロフト収納》 ・・・水回りスペースの天井は低くし その上に6帖ほどのロフトを設け(高さ1.4m)収納スペースとする 上り下りは移動式ハシゴ ⇦小さいおうち(タイニーハウス)のロフト(実際は2階)は収納ではなく寝室に だからハシゴではなく階段を造りました

《ふたつのプライベートルーム》 ・・・毎日顔を合わせるからこそ プライベートルーム(個室)は必要 ⇦小さいおうち(タイニーハウス)はワンルーム 全体を解放感いっぱいにするためあえて個室は設けませんでした

《壊せる壁》 ・・・最初から壊せる壁を設置し 間取りを変えたくなったときでも簡単に対応できるようにする ⇦壁が必要になったら 後からパーテーションなどで仕切る 多分そーならないと思いますが

60ハウスの間取りの特徴と 小さいおうち(タイニーハウス)の観点からコメントしてみました

ミニバンと軽トールワゴン

60ハウスが 乗用車タイプのミニバンだとしたら 小さいおうち(タイニーハウス)は4人乗りの軽トールワゴンのような違いがあります

ミニバンはシートアレンジが様々にできますが 軽自動車は 占有面積がもともと少ない上 広さを演出するためには背を高くするしかありません また乗車中も 車内のひととひとの距離は密になります でもこれで十分とゆー意見もありますね

今回は以上です

ノボルでした

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