ノボルの視点 小さいおうち(タイニーハウス)で暮らす(第171回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

シリーズ「60ハウスvs小さいおうち(タイニーハウス)」(その23) 湯山重行さんの「60歳で家を建てる」の後半になります 第5章「建築家が教える家づくりに役立つコラム」からです 項目数が多いので 数回にわたりお話ししています

わたしたちは東北のとある街の小さな土地に 小さなおうち(タイニーハウス)を建てました 2022年も8月に入りました 今月はいよいよ引っ越しです ただ今絶賛準備中!です

日毎につらくなる階段の上り下り

今のわたしたちのことではありません 湯山重行さんのお義母さんのことです

建物の階段は「建築基準法」に則って設計されているそーです

人間の平均的な歩幅は550〜650mmで 1段を1歩で上がれるように設計するとゆーことです

湯山氏のお義母さんは70代で階段の上り下りがきつくて 2階に上がらなくなって階段は野菜や缶詰のストックヤードになってしまったとゆー話です

使わない部屋は早々と痛み始めます

「特定空き家」となって負の資産とならないように「減築」するなりリフォームして対策しておくことを勧められています

⇦ 小さいおうち(タイニーハウス)は建坪を少なくするためにだけ 2階を設けたわけではありませんが 階段を上って寝室にしました 今は何も問題を感じていませんが これだけいわれると ゆく道?かな〜 と対策もちゃんと考えないといけない気になりますね

また 関西の実家は平屋でしたが そこでの父の最晩年(享年89歳)を振り返ると 寝起きする介護用ベッドを台所のある居間に移し 数メートル(3〜4m?)離れたトイレに歩くのが やっとでした

その間にあるお風呂にも 介護の方に入れてもらっていた状態でした

次の家には今の家の良いところを持っていく

湯山氏の親戚が関東から関西に引っ越すとき 気に入っていた関東の住まいと全く同じ間取りで関西に家を建てたそーです

無理なく新しい家に移行できるよう 長年連れ添ったマイホームの良いところを次の暮らしにも持っていったらよいと 提案されます

そのためには今の家の良いところを書き出すこと すると案外「こーでなくっちゃ」の場所があるはず! といいます

⇦ 実際わたしたちも 小さいおうち(タイニーハウス)を建築士のYTさんに依頼するときも 現在の賃貸の間取りの 気に入っているところを 箇条書きに多く含めました 他人まかせにしたくなかったからです

思い出も少しだけ持っていく

湯山氏の知人のKさんは 建築模型士です 100分の1の小さな家の模型を製作しています

主な取引先はハウスメーカーで 営業マンが販促用に住宅模型を使うのだそーです

そんな建築模型に埋もれて 屋根はトタンで外壁は木の羽目板 木製の窓とゆー昭和40年代の高度経済成長期に建てられたような家の模型があったといいます

クライアントは家を取り壊すにあたって 何も残らなくなっては忍びないと「思い出の家」を模型にして残したいと 依頼されたとゆーお話しです

最近はこーゆー依頼が増えてきているそーです

また 古い家の一部を新しい家に組み入れることもできます

無垢の一枚板で作った玄関ドアや 床の間にあった床柱 梁(はり)など思い入れがあるパーツを 新しい家に取り付けるのはいかが? とゆーことです

⇦ なるほど そーゆー発想が元からあったらよかったのになぁ とこの項を読んで思いました 実家は築50年超の木造平屋でしたから そのつもりなら 立派な床柱や梁の木材などもあったはずでした 

東京と関西では離れすぎていたのと 工事の依頼は飼い主さんの手配でした また そのころはまだ 実家を処分した後 どーしていくかとゆー 具体的な考えがありませんでした 

もし実家の歴史を感じられる何かが手にはいっていたとしたら その一部をもって 東北の小さいおうち(タイニーハウス)のどこかにはめ込んだり 貼り付けたりしていたかもしれませんね〜

今回は以上です

次回は第5章のコラムから 60歳で建てるなら 信頼できる建築士と とゆーお話でスタートします

ノボルでした

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