ノボルの視点ブログ 東北の空から(第325回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

東北のとある街の小さな土地に 小さなおうち(タイニーハウス)を建てました 

この街で職に就くこともできました ブログのタイトルを新たに「ノボルの視点 東北の空から」にしました いつも夜明けの空がキレイなので思いつきました

今回は「ふきのとう」です

あれなに?

たぶんあれは? も もしや?

昨年12月より自宅より16〜17km離れた工場に勤務となって クルマ通勤を始めました

だから春が来て 雪がすっかり解けたのに路傍の草をながめて歩くことが少なくなってしまいました

朝 工場の駐車場でクルマからおりてふり返ったときに それはあったのです

「ふきのとう?」

恥ずかしいことに 50年以上も生きてきて 「ふきのとう」とゆー言葉は知っていても実物は見たことがなかったのです

おばあさんにきく

「あの 窓の外のすみっこにポツポツとある 緑の草はなんですか」

工場の窓から見えるそれについて 70代のパートのおばあさんにききました

「ふきのとう のこと?」「見たことなかったもんで そーかな?とおもってきいてみました」

「へ〜 今まで見たことなかったの?」と大変めずらしがられ「でも たべるならもっと小さいときに地面をほってとらなきゃダメ 天ぷらにしたらうまいから」

光村図書「国語小2上」

2010年ごろ 東京のとあるインターナショナルスクールで 日本語の教員をしていたころをおもいだしました

主に外国の子女が通うインターナショナルスクールの新学年の始まりは9月です

教科書は日本の1条校と同じものを使用していました

光村図書版の「国語 小学2年生 上」のはじめの単元は「ふきのとう」とゆー読み物

春のおひさまが まだ雪の下でねむっている「ふきのとう」に「起きなさい」と話しかけるのです

でも 授業をしているのは残暑厳しい9月初旬です

なんとも 季節感のズレまくった内容で 説明に苦労しました

フキ

そーいえば 「散歩で見かける 草花 雑草図鑑」(創英社/三省堂書店)を引っ張り出して10ページ「フキ」を調べてみました

『フキ キク科 春のほろ苦い味としておなじみのフキノトウは フキの蕾 花は葉が出るより早く地面近くに咲く・・・茎が伸び上がり実をつける 葉はまるく 柄が長く この柄をフキとして食べる』

欄外にはこんなコメントも

『花びらもなくて地味な花ですが 春が来たことを告げるように 早春に真っ先に咲くうれしい花です』(たぶん解説の高橋 冬さんによる)

と ありましたから やはり東北の春を迎えるのに ふさわしい草花なのでした

この齢になって 勉強になりました ありがとうさんです

今回は以上です ノボルでした

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