「60ハウスvs小さいおうち(タイニーハウス)」(その2)という話です
東北のとある街の小さな土地に 小さなおうち(タイニーハウス)を建てました 引っ越してこのおうちに住むまでは まだ少し時間があります ただ今 日々準備をしています
このブログでは その過程や 背景となった考え方や 出来事などを 綴っています
アラカンと60歳の暮らし方
「60歳で家を建てる」第1章の続きから アラ還(アラカン)とゆー言葉が出てきます アラウンド還暦=だいたい還暦あたり ほぼ還暦 とゆー意味らしいです
若かりし社会人になりたて時代に 先輩 上司から「新人類」と呼ばれた世代です
高校生の頃は『ポパイ』『ホットドッグ プレス』などを読み アメリカ西海岸の風俗に憧れました 鎌倉 湘南は ウェストコースとばりにサーファーが格好良く
車にサーフボードを乗せて街に繰り出す「丘サーファー(サーファーをしないのに格好だけの)」も出没し 赤いファミリア(マツダファミリア3ドアハッチバック 1500XG)がアイテムの象徴でもありました
そんな世代が あと10年もせず(2016年現在)シニアとか高齢者と呼ばれるのは 違和感を覚える 湯山氏はゆーのでした
同世代なので 湯山氏のゆーサブカルチャーの洗礼は 関西の地方都市で育ったわたしも程度の差こそあれ 同様の洗礼を受けています
また 親の世代の「ワーカーホリック」や「モーレツ社員」とゆー働き方はできず 家族中心の日常生活を重視して 趣味も家族に迷惑が掛かるほどの打ち込みかたもせず 子どもの教育費に小遣いが減っても それほど悲嘆せずに 日々の幸せを全うしてきました
そんな子どもも社会的 経済的に自立し 自分たち夫婦の時間はこれからです
さいわい 共通の趣味も多くあり 子どもがうちにいないからと 何を話したらよいか困ってしまうとゆーことも ありません
湯山氏も これからの時間は「長い夏休み」とゆー言葉で表現していますが まさにそうありたいと 思っています
身の丈にあった住まい
人生80年とも100年時代ともゆわれる 60歳が還暦とゆーのは ただの節目に過ぎない
子どもが巣立てば 大きな家はいらない リタイア以降は職場を考慮する必要はなく どこに住んだっていい 何をしてもよい
自分の意思次第だ と湯山氏は述べます
同感です 転職を繰り返しながら会社員を続けたわたしは 定年に近づくにつれ 収入も減って 賃貸住宅の家賃を払い続けたら 蓄えが10年でなくなるでしょう って考えに至りました
物価の安い地方に住んで 人の営みの歴史が根付いているような 息づかいが感じられるような そーゆー場所があったら 暮らしてみたい
それが たまたま東北のいち都市の一画でした
1000万円あったら建てる
退職したひとが最初に行うことのひとつが自宅のリフォームだった時代 退職金の一部をそれに当てた
1000万円で収めるつもりが 結局は2000万円かかってしまった 傷み方が想定外だったり 「欲」が出てアップグレードを分不相応に行ってしまうことが 理由だといいます
リフォームで1000万円かけても満足度はそれほどではない かといって建て替えだと2000万円以上が最低ラインとゆーのが 一般的なのだが
もし「1000万円〜1500万円で建て替えられるコンパクトな家」とゆー選択肢があれば「60歳で新築」の可能性が広がり シンプルな平屋だとそれが可能 とゆーことです
「人生の章立て」で家を用意するならば 「最終章」まで今のままで行くか 新たなる「第3章」で 羽ばたくためのベース基地として 身の丈にあった家を建ててみるか
と 湯山氏は問いかけます
わたしは空き家になった関西の実家をどーするか 将来住むとしても それまでに管理や維持にコストがかかります
タイミングをみて 売却しました
関東も都心から離れると 狭小な土地は売れにくいのか ネットで探しても結構探せばあることはあります 問題は その上に建つ家の設計や施工を誰にたのめばいいの? とゆーことでした
建物の大きさは 小さいおうち(タイニーハウス)で イメージしていました これがわたしたちの考える「身の丈」でした
500万円以下の土地を探し 1000万円の予算で 家を建てる 広さでいえば土地は上限25坪(80平米)ほど 建坪は6〜10坪(20〜33平米)
土地は探せばあると思っていました
そして実際ありましたよ いくつかは もし 関東県内でそーいった条件で うちを建てたいなら わたしは可能だと思いました
今回は以上です
シリーズ「60ハウスvs小さいおうち(タイニーハウス)」 次回は 『スモールカーとローコスト住宅』です
ノボルでした
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