ノボルの視点 小さいおうち(タイニーハウス)で暮らす(第147回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

「60ハウスvs小さいおうち(タイニーハウス)」(その3) スモールカーは性能が低いのか という話です

東北のとある街の小さな土地に 小さなおうち(タイニーハウス)を建てました 引っ越してこのおうちに住むまでは まだ少し時間があります ただ今 日々準備をしています

このブログでは その過程や 背景となった考え方や 出来事などを 綴っています

スモールカーについて

湯山重行さんの「60歳で家を建てる」(毎日新聞出版 2016年)が提唱する「60ハウス」をテキストに「小さいおうち(タイニーハウス)」を検証しています

第1章の項「スモールカーとローコスト住宅の共通点」では まず湯山氏が30年前の往年の名車ローバー製ミニを所有した時 雨漏りを始め数々の故障に苦労したが 愛着もあった旨が語られます

スモールカーが好きになった湯山氏は 現在も2012年製フィアット500(2016年現在)を所有するに至り 現在の小型車(=スモールカー)の進化に驚いたとのことです

また日本の軽自動車の進化も然りであると述べられています

基本性能は大きな車に遜色なく 安全装備もエアバッグ アンチロックブレーキは標準で装備され 自動ブレーキなどがついている軽自動車もあるといいます

「小さい車=チープ」は過去のことです

この話を 湯山氏は1000万円のローコスト住宅が 住宅性能にどこか手抜きがあるのではないかと 心配するクライアントの説得材料に用いているそうです

いっぽう わたしもこの話は 大変よく理解できます 趣味が「クルマとオートバイ」で現在は封印してしまいましたが わが家の愛車も軽自動車のスズキアルト(8代目)です

湯山氏同様といったら 叱られるかもしれませんが 10数台のポンコツ車ばかりを乗り継いで 現在のアルト君が初めての新車購入(といってもリース車ですが)です

このクルマで東京―東北間を 何度も行き来をしているのは このブログに遊びにきてくださる皆さんも ご存じでしょうね

高速道路も充分に周りの交通の流れに乗って 何のトラブルもなく走ってくれています

昔の 大中古車(ダイコ車か)では そうはいきませんでした 高速道路の途中で急にスピードが出なくなり あわてて近くのICで降りて そのまま見知らぬ土地の修理工場に入院 といった車両もありました

アルト君(8台目)はそんな心配はなく 元気です

ローコスト住宅

とゆーわけで 1000万円で家を建てたからといって 性能面で劣るわけではない とゆーのが 湯山氏が 愛車フィアット500や 日本の軽自動車を引き合いに 説明しようとされています

耐震性 断熱性 シックハウス対策 24時間換気など 建築基準法で義務付けられ それを検査し 認可する 第3者機関や行政などに提出する 書類も 以前に比べ10倍以上に増えたといいます

また 引き渡し後10年間は「瑕疵担保責任」により 雨漏り傾きなどのトラブルは 建築会社が責任を持って直す義務があるそうです

ふーん そーなんだぁ! と消費者側は思うわけです

支払う側がローコストでも 作る側は求められるものが 消費者側だけでなく行政(お上)からも校正に厳しくなって 手間ひま考えたら 逆にコストアップですよね〜

おかげで 安心してください! とも言えるのですが

わたしたちの小さいおうち(タイニーハウス)を建ててくれた 設計事務所YTさんが 基礎工事に入る前に 地盤調査を行いました これは義務だそうです

そして 地盤調査の結果 軟弱な地盤を改良する工事をすることになりました 

これについては施主が任意で決断し 追加費用も施主負担でしたが 工事をしてもらうことになりました 工事を実施した会社が 杭打ちの地盤改良は30年の保証書を発行しています

小さなおうち(タイニーハウス)でさえ 単なる小屋やプレハブの物置とは比べものにならない 性能を持っているとゆーことです

実際 出来上がった おうちの内部でも 24時間換気や 天井ではシーリングファンがブンブン回っており 見えないところでも 屋根 壁 床に見合った断熱材が仕込まれ 換気による循環も計算がなされていると 説明を受けています

次回 シリーズ「60ハウスvs小さいおうち(タイニーハウス)」(その4)は『60ハウスはフラットハウス?』とゆーお話です

ノボルでした

コメント

タイトルとURLをコピーしました