シリーズ「60ハウスvs小さいおうち(タイニーハウス)」(その22) 湯山重行さんの「60歳で家を建てる」の後半になります 第5章「建築家が教える家づくりに役立つコラム」から です
わたしたちは東北のとある街の小さな土地に 小さなおうち(タイニーハウス)を建てました 2022年も8月に入りました 今月はいよいよ引っ越しです ただ今絶賛準備中!です
山形 新潟に大雨特別警報
このブログ第167回で日本経済新聞から「新築戸建て プロはここを見る」ランキング第3位『災害リスク』について 述べさせていただきました
一応 新築(小さいおうち)を建てるにあたり 土地購入時などでもハザードマップによる災害リスクの説明を受けています
しかし それでも自己で備えをしておかなければいけないと感じている旨を 述べましした
2022年8月3日(水)から4日(木)未明にかけて 山形 新潟に大雨特別警報が出されました 日付が変わって報道でも 水害の映像が流れています
地名が挙がった 山形県長井市は 水のきれいな移住の候補地としてネットで調べたこともある 最上川流域の内陸部にある街でした 「生ごみを生産から消費 堆肥まで」を地域ぐるみで取り組んでいる循環型社会を目指す街です このブログでも取り上げました
今回の最上川の氾濫の報道を知って驚いています
さて 「60ハウスvsタイニーハウス」 湯山重行氏「60歳で家を建てる」をテキストに
湯山氏が提唱する「60ハウス」から「小さいおうち(タイニーハウス)」を検証してきました 今回から第5章「建築家が教える家づくりに役立つコラム」を読んでいきます
第5章の項目
まずは項目をすべて羅列します
「抜け殻になった家」の減築 / 手の届くところに全部ある家 / 日ごとつらくなる階段の上り下り / 次の家には今の家の良いところを持ってゆく
/ 思い出も少しだけ持ってゆく / 60歳で建てるなら 信頼できる建築士と / 間取りは正方形の集まりでできている / エアコンあっての高機密 高断熱 / 天井が少し高いだけでリッチな気分
/ 田舎の土地に建てるなら / 都会の土地をストレスフリーにする方法 / 整理も過ぎたるは…… / 使いこなせる部屋こそがお洒落 / セルロースファイバーの話
/ 家具に出会う / 戸建てかマンションか問題 / やっぱり一戸建て
以上全18のコラムで 第5章は構成されています
ではひとつずつ読んでいきましょう 矢印(⇦)を使ってコメントも入れていきます
「抜け殻になった家」の減築
「減築」とは 使わない部屋が増えてしまった家を コンパクトに作り替えることをいい 「減築」とゆー言葉を広めたパイオニアのひとりが 湯山重行さん本人だそーです
2004年『大改造!! 劇的ビフォーアフター』(朝日放送)に 湯山氏が出演しそのときおそらく初めて「減築」とゆー言葉を使ったらしいです
家族構成の変化に合わせて増築を重ね小さな部屋が増え 居間は火も当たらず 2階は上がるのが億劫になった 当時77歳のFさんが依頼人
増築部分を取り壊し コンパクトな間取りにし 台所と居間を一体にして移動を楽にした
日が差し込むようになり 心地いい小さな家になったそーです
2階は孫が泊まる客間ににして 階段も高齢者が昇り降りしやすいように改造したとのこと これを機にFさん自身が元気になったといいます 楽しくて心地よい家は 住む人を元気にする力がある と湯山氏は述べます
⇦ 小さいおうち(タイニーハウス)は 老後も見越して減築の必要のない家です 居間から直接庭に出るためのウッドデッキも 下屋を長くして気候の良い日は 部屋の一部と感じられるように使いたいと思い 小さいけれど閉塞感が生まれないように考えました
手の届くところに全部ある家
この項にある 手の届くところにあると便利なものとは「トイレ」のひとことに尽きます
現在のトイレは換気が24時間なされ 水洗洋式ははゆーまでもなく 洗浄便座 抗菌仕様が標準で さらにメーカーは掃除のしやすさにも力を入れています
食事をするリビングの隅に置いってあってもクリーンです
⇦ 小さいおうち(タイニーハウス)では 間仕切りがなく開放空間に全てが配置されています 寝室のみが2階ですが 半径3メートル以内に全てがあります
次回は 日ごとつらくなる階段の上り下り などです
ノボルでした
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