シリーズ「60ハウスvs小さいおうち(タイニーハウス)」(その25) 湯山重行さんの「60歳で家を建てる」の後半になります 第5章「建築家が教える家づくりに役立つコラム」からです 項目数が多いので 数回にわたりお話ししています
わたしたちは東北のとある街の小さな土地に 小さなおうち(タイニーハウス)を建てました 2022年も8月に入りました 今月はいよいよ引っ越しです ただ今絶賛準備中!です
今回は 都会の土地をストレスなく 他 です
都会の土地をストレスフリーにする方法
「環境の良い場所」は考え方によってさまざまです
パーフェクトな土地はまずなくて 一長一短があります そこを工夫して欠点を補い長所を伸ばすような建物を設計するのが 建築士の腕の見せ所です と湯山氏はいいます
人口密集地である都会では 窮屈さが特有のストレスになるそーです
良好な距離感を保って暮らせる工夫のひとつとして 門扉(ゲート)の設置を挙げています 玄関ドアの外側にもう一枚 心理的な玄関の役割をする門扉を設けてインターホンを取り付ける とよいのだそーです
密集地の住宅地に庭を作るのが無理ならば 隣地や道路の境にネットフェンスが入った生垣や 建物と一体になったハイウォールを作ると プライベート空間を確保できる といいます
また予算が許せば 地下室も検討しては と湯山氏は述べています
⇦ 東北の小さいおうち(タイニーハウス)を建てた土地は たった25坪の小さな土地です 都会ではありませんが街のはずれの住宅街です 両隣に隣家があります
ネットフェンスが境界線上にありますが 基礎からDIYで見栄えの良いウッドフェンスを設置しようと考えています また玄関までのアプローチにはささやかな門扉を作る予定でいます
境界もオシャレに可愛くしておきたいなぁと思うからで 都会のような窮屈さの解消が目的ではないのですが
整理も過ぎたるは•••
「断捨離」を通り越して「ミニマリスト」とゆー言葉があります モノに振り回されずに心の豊かさを追求し無駄と思えるものを極限まで排除して生活している
「それは決して節約のためでなく身の回りのものをできるかぎり減らすことで 仕事や趣味に集中でき 生活の質が高められる」と著名なミニマリストは言っているそーです
普通の人ではなし得ないストイックな人のみが到達できる まさに行者の世界のようだ と湯山氏は言っています
最低限の備えは要る 例えば道具類は使いたい時にさっと取り出せる位置においておきたい 「多少雑で生活感があるけど 小ぎれいだね」とゆーぐらいがいい と湯山氏
⇦ まさに今 「ミニマリスト」を目指してもがいている最中ですが やはり何かあった時のための道具類や文具類 子どもが小さいときにくれたもの 種々の書類(自分で確定申告をしたときの後から何か役所から聞かれていいように)など 処分しきれない
また パソコンで仕事をする物書きなどにミニマリストが多いよーですが 文書を書くときの資料になるかもと やはり手に入りにくい(と勝手に思っている)情報など 身の回りに気がつくと散らかります
これもバランスの問題だなぁと 実感しています
使いこなせる部屋こそがお洒落
住宅展示場やホテルは小ぎれいに見えるのは 生活必需品を置いていないからだそーです
湯山氏の知人で 神経質なほどに自宅をきれいに保ちたがる方の夕食に呼ばれ 全く楽しめなかったエピソードが 語られます
散らかっていてもそれが味に見える部屋ならお洒落だと思われると 湯山氏はいいます 部屋を使いこなしている感じがするからだそーです
IKEAの店舗で 「よくある間取り」をコーディネートした「ルームセット」や「ホームセット」と呼ばれる疑似部屋があります
散らかりがちな雑誌や新聞を収納しているラックや 冷蔵庫と壁の隙間にぴったりと収まる収納棚が置かれて 実際の生活シーンを美しくする工夫が散りばめられています
必要となる道具が適所に置かれ そのひとつひとつが機能美に溢れていれば 自然と全体が調和していく といいます
⇦ 湯山氏は「家や部屋を使い切る」とか「部屋を使いこなす」といった言葉をよく使われます
まるで 新品で買った服が気に入ってき続けることで ある程度時間が経って そのひとのからだに馴染んでくるように 家や部屋も住む人にこなれてきたと思える時がやってくるような感じなのでしょうか
今回は以上です
ノボルでした
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