ノボルの視点ブログ 東北の空から(第295回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

東北のとある街の小さな土地に 小さなおうち(タイニーハウス)を建てました 

この街で職に就くこともできました ブログのタイトルを新たに「ノボルの視点 東北の空から」にしました いつも夜明けの空がキレイなので思いつきました

今回は「グリーンエネルギーなど」です

EVはエコなの?

2022年12月16日(金)の日本経済新聞からエネルギー関係の記事を3つほど

見出しはそれぞれ ひとつ「街の電力供給 EVで調整 米ヌービー 10週で送電網に接続 提供者に報酬 空車活用」 ふたつ「アジアでグリーン水素 洋上風力首位が生産拠点検討 英BPは豪事業に出資」 みっつ「グリーンメタン燃料活用 国内初 福島 相馬でバスに」

ひとつ目の記事について アメリカのスタートアップ企業のヌービー(カリフォルニア州)が電力逼迫時や緊急時に 事業者や個人の所有するEVの電気を送電網に戻すビジネスをおこなうとゆーことです

EVの普及で 搭載する蓄電池にためられる電力が無視できない規模になってきた今だからできる事業なのですが 「温暖化ガスの削減に貢献し さらに地域の電力供給を安定化できる」と同社社長は述べているそーです

はたしてこの状態がエコロジーに貢献しているのか疑問に思います 

なぜなら 送電線の向こうにいる電力の利用者は電力逼迫時ですら 安定して電気を使うことができることに今後も何の疑問も感じないと思うからです 仕組みやシステムは利用者とってブラックボックスだからです

グリーン水素

ふたつ目の記事は アジア太平洋地域でグリーン水素の生産拠点を作ろうと 欧米の企業が計画をしているとゆー内容です

デンマークのオーステッドは洋上風力発電で世界最大手の企業です 作った電力で水素を製造して 韓国の製鉄会社ボスコと石炭の代わりに「水素製鉄」をおこなう想定だそーです

水素は石油の精製などにも使用されているけれど 今後はそのものが次世代エネルギーとしての転換で発電向けとして増える見通しだそーです

国際再生エネルギー機関(IRENA)によれば2050年時点で水素の製造コストが1kg当たり0.7ドルにまで下がるといいます

日本にとっても輸入した方が割安となってグリーン水素の普及が加速するでしょう と記事は述べています

電池の製造過程で二酸化炭素(CO2)が発生するといいます 

EVよりも水素を燃料として発電する燃料電池や 水素そのものを内燃機のエネルギーとして爆発させる水素自動車の方が環境負荷が少ないと トヨタ自動車などは開発に力を入れてきたよーです

グリーン水素のコストが安くなって 水素を使ってクルマを走らせる手法に追い風が吹くといいなと思います

グリーンメタン燃料車

3つ目の記事は日本国内のものです

2023年1月 国内初のグリーンメタン燃料車が福島県相馬市で走るそーです

開発したのはIHIで 市と連携してコミュニティーバスを運行します

工場などから排出された二酸化炭素でメタンをつくるのでCO2排出は実質ゼロにできるとのことです

一方トヨタ自動車は東北大学と連携協定を結び 仙台市の青葉山キャンパスでキックオフイベントをおこない燃料電池車などの水素関連技術の展示がなされました

東北大学は仙台市内のキャンパス間の移動手段としてトヨタの燃料電池バスの導入を検討していて 「実証実験の要素がある」と佐々木啓一郎副学長は述べています

また東北電力は30年度にCO2排出量を13年度比で半減する目標をかかげている 

23年末までにバイオマス燃料の「ブラックペレット」を石炭と混焼する実験や 24年度から水素 アンモニア 液化天然ガス(LNG)を混焼する実験をおこなうとしています

日本国内は電気代 ガス代など燃料費が今も値上がりをしています どうかCO2の削減を目指しつつも 低コストでの代替燃料の試みをぜひ実現してほしいと思いました

東北の街で冬を迎え この季節 暖房費はどのくらいになるのだろうかと 考えるのでした

以上 ノボルでした

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