ノボルの視点 小さいおうち(タイニーハウス)で暮らす(第103回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

わたしたち夫婦は 東北のとある街の小さな土地に 小さなおうち(タイニーハウス)を建てました 引っ越してこのおうちに住むまでは まだ少し時間がありますが 彼の地で暮らすことを念頭に 日々準備をしています

このブログでは その過程や 背景となった考え方や 出来事などを 綴っていきます

興味のある方は このページに遊びにきてくださいね

今回は「トップガン マーヴェリック」観ました (ネタバレ注意) です

トップガン世代は必見

感想から先にゆいますね

36年前に「トップガン」を観て熱狂された方々は 失望しません ぜひ観てください

また 「ミッション インポッシブル」シリーズで トム クルーズのファンの方 若い世代でも楽しめます

映画はエンターテイメントだ と思う方には 観てほしいと思います

復習をせずに

結局 36年前の「トップガン」の復習をせずに 「トップガン マーヴェリック」をみることになりました 前作「トップガン」の配信をNetflixでおこなっていなかったからです

ちなみに配信で観ることができるのはU-NEXTだそうです

トムクルーズが主演なのはゆーまでもないのですが 前作のライバルだったヴァル キルマー(アイスマン)が軍で出世し末期の癌で余命いくばくもない という役柄で登場したり 冒頭 エド ハリスが上官役で登場したり かっこいいんだけど老けたなあ

軍人相手のバーの経営者として ジェニファー コネリー(ペニー役)で トムのロマンスの相手ですが 前作でいたっけ? 初共演だそうです 「ペニー」は名前だけで登場していたらしいですが 後から知りました

教官

天才って 指導者になるのって 難しいねえ

長嶋茂雄さんだって どうやってあの球を打つのか と問われて 「びゅっときたら グッと振る」 てゆわれても で どーするんですか?

マーヴェリックのコードネームを持つ 海軍の伝説的天才パイロットが 「トップガン」の教官として アイスマンの後ろ盾で戻ってくる話です

凡人?の「トップガン」のミッション候補生には マーヴェリックがどーやって あんな凄技ができるのか 分かりません マーヴェリックだって 途中 自分はパイロットであって教官ではありません と言い出す始末です

自分がやった方が早い

マーヴェリックが教官として呼ばれたのは タイムリミットのある難関なミッションを達成する攻撃チームを 短期間で構築することでした

既存の訓練ルールを守っていては チームを仕上げることはできません 訓練中に規則を破って危険な行動を訓練生に課してしまいます

それができないと ミッション達成は不可能だからです

しかし 一時 教官の任を解かれてしまいます

ここで いつものトム クルーズの型破りな インポッシブルな行動を取ります 訓練生ができないなら 自ら現実の攻撃シミュレーションを 全員の目の前で完璧にこなしてしまうのです それも許可なしで

組織は個人から構成されるにもかかわらず 構成員単体ではどうにもできない それをマルクスは「疎外」と名づけた といいます(「自然の哲学」高野雅夫 著)

しかし 映画のトム クルーズ演じるキャラクターは 「トップガン」にしろ「ミッション インポッシブル」にしろ 個人プレーで「疎外」という問題を 乗り越えてしまいます

結局 「トップガン マーヴェリック」では トム演じるマーヴェリックはミッションを遂行するチームリーダーに任命されます

眼差し

この映画の字幕は 戸田奈津子さんです

マーヴェリックは この映画の中で ことあるごとに「どんな目つきをしているんだい?」と訊ねられます

いつも「普段と変わらないさ」と答えます

トム クルーズが演じるヒーローの眼差しは いつもやさしい

組織の一員として任務を全うしながらも 仲間や民間人に犠牲者が出ないように奮闘する

だから かっこいいんだと思います

この時代でよかった

Kawasaki GPz900 Ninja

冒頭で 前作でブームになったこのバイクで 疾走するオマージュが流れます そしてまた 現代のKawasaki(ニンジャ)をマーヴェリックが普段使いの足としてまたがります

車だとペニーの乗るポルシェ911が当時の姿のまま登場します カリフォルニアって感じですね〜

「かっこよかったね この時代でよかったね〜」

というのは いっしょにこの映画を観たツマの言葉でした

ちなみにこの映画の監督ジョセフ コシンスキーは「Tron:Legacy」(2010年)で初監督 「オブリビオン」(Oblivion 2013年 トム クルーズ主演のSF映画)などの作品がある 48歳です トムよりも10歳も若いのですね

また劇中の仮想敵国「ならずもの国家」は 一体どこのことでしょうね

極秘ミッションとはいえ 合衆国の空軍が 空母も出して「ならずもの国家」の各施設を 宣戦布告もなしに攻撃できる というのはやっぱりこの映画は ファンタジーでした

ノボルでした

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