今年の一月の中旬に地鎮祭をした 東北の一地方都市の 小さい土地
小さいおうち（タイニーハウス）を建てて わたしたち夫婦の 「ついの住処」にする
そのおうちの 基礎工事（ベタ基礎）がはじまったと 設計施工事務所のYTさんから 写真添付のラインが届きました
基礎の施工業者さんのスケジュールの都合で 開始が10日ほど 繰り下がりましたが 丁寧に 安全に工事を進めてもらえれば よいと思っています
このブログでは それまで どのようにして このおうち（タイニーハウス）を建てるに至ったかを 綴っていきます
タイニーハウスに興味のある方は ぜひ こちらのブログをお訪ね いただければ嬉しいです
では 次回からの 続きです
土地を見つけて建築家にたずねる
新宿から電車で50分ほど 村山貯水池（多摩湖）が近くにあり 「トトロの森」と名付けられた自然が周りに多数存在している 小さな土地を見つけました 建てようと考えているのは 建坪5坪の小さなおうち（タイニーハウス）です
実際に 建てることができるのか わたしはその土地の形を 50分の1のサイズで紙に描いて 工作模型2号を置いてみたりして あれこれ 考えていました
素人が 考えていても わからないことが たくさんあります
建築家Sさんに 尋ねてみました
このことについては （その５）でお話ししたとおりです
結論から言うと Sさんの話では
その土地にそのような建物は建てることはできない
問題は ふたつありました
ひとつは 考えている建物が小さすぎること
ふたつめ 提示した予算では建てられないこと
でした
Sさんは 作品「※※ホーム」でも有名な方でしたが もとは公共施設など 大型建築を多数設計されてきた方でもありました 大学などでも講座を持ったりされていました
専門家の視点から 正しいことを 伝えてくださっているのだと 思いました
しかし一方で
小さい土地に小さいおうちを建ててくれる建築士さんは みつかる と思いました
Sさんの事務所での話を ツマに伝えたら 少しがっかりした様子でしたが
東村山の物件の不動産会社の 予定はキャンセルし
すぐ ネットで色々と調べはじめました
義母の他界
6月 ツマの実家がある 東北の一地方都市で 介護を受けながら療養していた義母が他界しました
連絡を受け 新幹線と在来線 タクシーを乗り継いで 駆けつけました
通夜 葬儀 役所の手続きなどを すませるために 一週間 その地に滞在しました
ツマの兄弟 姉妹 親せきの皆さんにも お会いし あいさつも交わしました
わたしたち夫婦は お互いの実家が 関西と東北ではなれているのと 子供が経済的に自立するまで 経済的なゆとりがなかったことで 盆暮れなどの帰省を 長い間したことがありませんでした
ツマ方の 兄弟 姉妹などとは 時々 行き来はありましたが 親せき関係となると
前にいつ会ったのか 今回が初めてお会いする方なのか あいさつするまで わかりませんでしたし あいさつしてもわからない方も いました
しかし ７日間 ツマの郷（さと）の風景や 食べ物 土地の人がらなどに ふれ
ここでもいいかも
という気持ちが でてきました
お年寄りなどは なまりが強く 何をいってるか わかりませんでしたが
この土地を調べてみる
東京に戻ってからしばらくして
ツマの郷の方の土地を考えるのは どうでしょうかと訊ねたら
田舎すぎて イヤだといいました
田舎がいやで 東京に出てきたのだから 戻りたくない と言うのでした
しかし この街は ツマが生まれて育ったところです
両親は他界していないですが きょうだいの何人かは 住んでいますし
甥や姪もいます 従兄弟たちも います
高校時代の 友達もいるようです
東京に用事があるといっても 月に一回程度 行くことができれば十分だと思います
海の近くなので 魚介類は安くて量があって 美味しいです
飲食店にも そのような食材が 出回っています
豪雪地帯ではありませんが 雪は降ります 例外なく 水はおいしいです
また 土地の相場も 東京の郊外や 近郊の地方都市と比べて ８割程度です
ツマの実家は 町外れですが 街の中心部で 物件をネット検索してみました
いくつかの物件が ありました
一方 建築家さんの方は ツマの田舎の隣の県で 小さいおうち（タイニーハウス）を建てたという 施工事例をホームページにのせている事務所が 見つかっていました
ただ 東北の会社なので 東京で建築工事ができるのか 地元でしか仕事をしたことがないかもしれないし などと 勝手に思ったり していました
ちなみに この事務所を ネットで見つけたのは ツマでした それがYTさんの事務所でした
並行して わたしがネットで見つけた土地を その都度 ツマに見せては ふたりで色々 検討しました
すると市街地に ひとつ魅力的な物件が 見つかりました
東京近郊ではありません ツマの故郷の方です
今回は ここまでです
以下は次回です
ノボルでした
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