ついの住処-ノボルの視点 わたしたちが小さいおうち(タイニーハウス)に住むまで(第30回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

わたしたち夫婦は 東北のとある街に小さな土地を見つけ 小さなおうち(タイニーハウス)を建て 「ついの住処」の準備をしています

このブログでは その過程や 背景となった考え方や 出来事などを 綴っていきます

興味のある方は このページに遊びにきてくださいね

今回は 電チャリについて お話しします

電動アシスト自転車

近所の 主婦の方の乗られる自転車は 坂の多い街だからなのか ほぼ100%電動アシスト自転車です 公園やスタバ スイミングスクールなど 子供を乗せてやってくるお母さんたちも 電動アシスト自転車に乗ってやってきます

電動アシスト自転車にかぎらず 自転車ってすごい発明だなと 思います ひとが2本足で移動できる 最高の速度を 自転車をこぐだけで 難なく超えてしまえます 

クランク運動という足の動きを 回転運動に変えて チェーンとギアによる動力伝達装置で タイヤを回して 前進します 構造を工夫すれば荷物も運べます

欠点は 人力のみだと上り坂が しんどいことです 特に荷物や幼い子供を乗せたりすると普通の体力だと 苦行になります これを解消したのが電動アシスト自転車です

もうひとつの欠点は 全天候型に対応していないことです 駄菓子菓子 今回のお話に外れていくので これについては 他の機会にします

電チャリが危ない

調べてみました 道路交通法では 自転車の公道での最高制限速度は60km/h です

電動アシスト自転車(通称 電チャリ)は バッテリーが電源のモーターアシストが 24km/h まで働くそうです

多少体力がなくても 高齢でも 買い物の荷物や 子供がふたり乗せていても 自転車に乗ることができる人ならば 24km/h までは 機械のサポートによってスピードを出すことができます

自転車の欠点を カバーできる 大変かしこい発明だと思いますし 実用化が普及して技術的にも成熟しつつある段階とも思います

しかし こちらが歩道を歩いていて 電チャリに乗ったひとが 前から突進するかのスピードで 前方から走行してきてぶつかりそうになり こわいなあ 危ないなあ と思ったことが何度もあります

24km/h というスピードは 果たして 安全な速度なのでしょうか この速度から とっさにブレーキをかけて だれもが安全に停止することができるのでしょうか

走行区分

極端なはなし 自転車しか運転しない人ならば 一生 自動車運転免許を取得しなくても かまわないのです 電動アシスト自転車しかりです ただし 現在の日本では です

でも この場合 どこで「公道上の交通法規」を学ぶのでしょうか

自転車(電チャリふくむ)は 車道上は 特に「自転車は除く」などの表示がない限りは 自動車と同じ道路交通法が 適用されます

幹線道路など 自動車の往来が多くて 平均速度が高い車道は 危険ならば 歩道を走っても許されますが この場合は 歩行者が 自転車に対して「交通弱者」になりますから 常に 歩道上は「歩行者優先」になります

走行場所に応じ 社会性とモラルを理解して 自転車(電チャリふくむ)に乗る人も この便利な道具を 使用できているのが 理想だと思います

思いのほか重い

近くのスーパーに買い物に行って 駐輪場に自転車を停める時 となりの自転車を少し整理したりする時がありますね 

そんな時その自転車が 電動アシスト自転車だと 「お重っ!」て思います 

調べてみました ママチャリ系のもので27〜28kg これは普通の自転車より7〜8kg重いらしいいです 

どおりで 重たいはずです わたしは力がない方ではないと思っていましたが これは重いと思いました

重量物が走ってくる

自動車や自動二輪車の運転免許を取得するときに 実技の項目で 「急制動」があります

制限速度からブレーキをかけて 止まるだけですが 停止するとき停止線の手前で停めることができるか また 自動二輪だと 車体をふらつかせないで 転倒せずに停止できるか などの運転技能を確認されます

車両は重くなればなるほど 止まる技術が 必要になってきます 走るより止まる方が難しいです 製品そのものに装備されているブレーキは それなりにメーカーが安全に対する検査をおこなって保障していると思います

しかし 乗り手の技術は ピンキリです

電動アシスト自転車に乗って走行している乗り手が 技術的に未熟ならば 止まることを億劫に思うはずです 進路変更も重量があるほど遠心力が大きくなりますから 回避が面倒くさくなります 止まったらふらつくかもしれないし うまく止まらないと転倒するかもしれません

だから 技術が未熟な乗り手は 「直線番長」にならざるをえないのだと思います 止まるのが怖いから 歩道上をかっ飛んでくるわけです

機械が賢くなって

技術の進歩が 人間の本来ある能力を退化させる というのは ひとがお猿さんのような頃に初めて道具を手にした時から 二律背反のジレンマをかかえています

進歩に合わせて ひとが考えることを怠けると 退化していきます 

ひとは本来 好奇心が旺盛な生き物であると言われます これが本能だからだと この前「チコちゃん」が言っていました 

だから 本当は 考えることを怠けているわけではなく 忘れているだけなのかもしれませんが 考えることをやめたら 退化します 体も無意識に脳とつながって考えていたのに 楽をすると退化します

電動アシスト自転車は 発明自体も 実用化された技術も 素晴らしいものです しかし ひとの退化も促進していることも 忘れてはいけないと思います

電チャリを買わなかったわけ

自転車通勤で「国分寺崖線」といわれる急坂を走らなくてはいけなかったとき 新しい物好きのツマが 「電チャリを買えば」と言ってくれたことが ありました

しかし 同じような価格帯であればと ARAYA(アラヤ)のランドナーを購入しました

上記の 電動アシストつき自転車に対する 違和感と 電源となっているバッテリーの航続距離の長さが十分でないことが 人力を効率的に利用できるツーリング用自転車ランドナーを選んだ理由です

ランドナーは体力と時間さえ許せば 日本一周だって 世界一周にすら 使うことができる機械であることに ロマンを感じました

東北のタイニーハウスに引っ越したら これをどうしようか 悩んでいます

今回は以上です

ノボルでした

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