ノボルの視点 小さいおうち(タイニーハウス)で暮らす(第234回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

わたしたちは 東北のとある街の小さな土地に 小さなおうち(タイニーハウス)を建てました このブログは その過程や 背景となった考え方 出来事を綴ってきました

いよいよ 東北の小さいおうち(タイニーハウス)が我が家になりました

続 幽霊の正体見たり です

幽霊?

昨日 寝床に入ってから シャッターを閉じたサッシの向こうから こつ こつ こつ と音が聞こえてきました

またか?

またか とゆーのは 先般お話ししたとおりです 外の柱にぶら下げたホーキが風で揺れて壁をたたくのです

低気圧が通過したあとで 少し風が残っているみたいです

うるさいからホーキを柱から外した方がいいかどーか シャッターを上げて表に出るのも面倒くさいので こつ こつ こつ と音を聞きながら 横になったままでいました

すると 思い出したことがありました

故障?

ロケバスの会社で 配車デスクの仕事をしていた時のことです 電話が鳴ったので受話器を取ると 「車両の下の方から走行中に異音がする 経験からすると駆動系の故障らしいから だましだまし戻るから修理の手配をしておいて欲しい」

電話の主は 元暴走族上がりとゆー触れ込みの 少しうるさがたのロケバス運転手Sさんからでした

車両は 屋根の上にでかいルーフキャリアを乗せた マイクロバスです

マイクロバスが車庫に戻ってきました とりあえず車両を見に行きました 洗車場に入れて Sさんはクルマを洗っていました 車の取り扱いは丁寧なひとでした

洗車場にクルマを置いたままエンジンをかけてもらいました 電話で言っていたような異音はどこからも聞こえてきませんでした

とりあえず修理に

「な 止まっているときは 音は聞こえない しかし走ってる時は 音だけでなく少し振動もしてるみたい ブォーンブォーン とか グォーングォーン とか速度によって少し違う 音は下から聞こえてくる どうも後ろ側の駆動部あたりのガタだと思う」

と Sさんはゆーのでした

もしそれが本当なら 壊れてしまう前に対応した方が良いと思いました その車両はトヨタの車両でしたので いつも面倒を見てもらっているディーラーの営業マンに納引き修理の依頼をしました

原因がわかりません

2日後 マイクロバスの修理を依頼したディーラーから連絡があり「とりあえず 駆動系の箇所はリフトで上げて 全て締め直して デフオイルの交換とグリスアップをひと通りおこないましたが 異常をいわれる原因は見つかりませんでした」 とのこと

原因がわからないのが少し気味悪かったのですが とりあえずディーラーの整備工場でやるべきことはやってもらったので 件の運転手に車両を引き渡してもよさそうだと判断して Sさんに連絡し 現場の仕事を同車両で続けてもらうことにしました

Sさんには 原因はわからなかったが ディーラーにてひととおり処置をした旨を伝え 納得してもらい車両を引き渡しました

翌日 「また 異音が出ている なおっていないから もう一度車庫に戻ったら 見てもらって欲しい ちょうど明日は撮影休みなので 明後日までに治してくれ」

幽霊?の正体は

さて もう一度車庫に戻ってきたマイクロバス

こちらもSさんのゆーことを鵜呑みにしてすぐにディーラーに駆動系の故障と伝えて 修理を依頼してしまった落ち度があります

時間や業務にゆとりがあったら 初めは自分でハンドルを握って走行してみるべきでした

そして今度は 事務所の同僚を乗せて 一般道 高速道 の両方を運転してみました すると一般道では音は鳴りませんでしたが 高速道路に入って速度を上げるとある音が聞こえてきました

同僚に尋ねると 確かに音はこの辺から聞こえる と 後部の床あたりを指さします

音は確かに後方からしているように思われました ハンドルを握りながら運転席側の窓を開けてみました ん? はは〜ん!

SAに入って車外に出 後部の梯子をのぼりルーフキャリアを確認しました

今度は 同僚に運転を頼みすぐに本線に戻って走行しました 音は聞こえてきました

次のPAで わたしは何も積んでいないルーフキャリアにピンと貼ってある 2本の荷縛り用のロープ(ラッシングベルトとよんでいました)を外し 車内にしまいました

そして 再度同僚の運転で 高速道路にもどりました もう音は聞こえませんでした

2本のナイロン製のベルトが 前後で共振して音が出ていたのです 下から聞こえたのはおそらく箱のよーなマイクロバスのボディが共鳴していたのでしょう

とゆー体験があったことを 寝床でホーキが揺れて壁をうつ音を聞きながら 思い出したのでした こつ こつ こつ

今回は以上です

ノボルでした

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