ついの住処-ノボルの視点 わたしたちが小さいおうち(タイニーハウス)に住むまで(第53回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

わたしたち夫婦は 東北のとある街に小さな土地を見つけ 小さなおうち(タイニーハウス)を建て 「ついの住処」の準備をしています

このブログでは その過程や 背景となった考え方や 出来事などを 綴っていきます

興味のある方は このページに遊びにきてくださいね

今回はバランス(balanced)について です

内閣府のYou Tube CM

アウトドア系の You Tube を自宅のTVの画面で観ていて 地方の のどかな風景の中で 人々が働いているCMが 流れました スキップしないで 観続けたら 移住の文字が入りました 「どこの自治体の 動画だろうか」と思ったら 最後に 内閣府 と出ました

国が 地方移住を おすすめする CMでした

東京一極集中が 人口面でも アンバランスになっていることを 国は危惧しているのでしょう

修復を優先して

昨年 和歌山県の紀ノ川にかかっていた 水道橋が 老朽化のために崩落したと 報道されました 修復するまで 近くにかかる 道路橋に水道管を迂回させて 道路は通行止めにする処置が とられました その後 どのように復旧したのでしょうか

日本は何を置いても修復を優先する国柄です たとえ財政難でも 借金を重ねて直します

しかしない袖を触れない時は 必ず来ると思います

先ほどあげた 和歌山県の例は ない袖を振りきれなくなってきている 予兆かもしれません それは 地方財政が 日本の人口減少により 税収が賄えていない あおりを真っ先にくらっていると 思うからです

東京の道路工事

都心部を クルマで走っていて 何らかの工事を目にしない時はありません 道路の修復だけでなく 水道 電気 ガス 建設 建築 鉄道の新設 など いつも何処かで工事をしています 

この中に インフラの老朽化を 修復する工事も 相当な割合であると思います いたちごっこで 終わることは無いのでしょう

でも 東京がすごいな と思うのは お金が あるのだな ということです

税金支払いのお知らせ

小さいおうち(タイニーハウス)を建てるために 東北のいち地方都市の市街地に 昨年(2021年)に土地を買ったので 「固定資産税」と「不動産取得税」の支払い通知が届きました 東京都23区内 10〜20分の1ほどの相場の土地の購入でも 税金がかかります

税金ですから 当然支払いますが 色々と考えてしまいました 一体わたしごときの支払う税金で 何かの足しになっているのでしょうか

わたしが この土地を購入したとき 売主さんは 地元の自営業の人だったのですが この土地のまわりは年寄りばっかりで 東京から 若い人がこしてくると言って みんな喜んでいる と 言ってくれました 

若いと言ったって 私たち夫婦はふたりとも 50代後半をゆうに過ぎています 少し早いリタイアをして ついの住処を もうけようとしている 世帯です

あと 10年も住めば やはり 年寄りばかりになる 地域です

バランスよく

何が 言いたいかというと 東京は 人が動くから お金が回ります しかし 一極集中のストレスも 膨大です 場合によっては 限界かもと思うところもあります

いっぽう 地方は 都市部といえども 人口減少 高齢化で お金が落ちません 若い人が移住してくれて お金を回してくれる仕組みを作る必要があります

東京と 地方との バランスの悪さを もっとならしていかなくては いけません でなければ 東京 地方の共倒れになる と 思います

内閣府は 地方を 桃源郷のように描くCMを流すのではなく もっと 地方移住の必要性を ダイレクトにうったえなくては ダメなんじゃないかな と 思います

地方に 社会資源がないわけではなく うまくアピールすれば 地方コミュニティが 持続可能な社会システムを 運営できるはずです

そういったことに 将来少しでも 関わっていくことができれば いいなと 考えています

今回は ここまで

ノボルでした

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